三井住友VISAカード※は23日、VJAグループ共通のポイントサービス「Vポイント(旧:ワールドプレゼント)」の交換先として、「App Store & iTunesギフトカード」を新たに追加したと発表した。
交換レートは1ポイントにつき5円分で、最低200ポイント(1000円分)から100ポイント単位での交換となる。上限は10000ポイント。
交換方法は、三井住友VISAカードやVJAグループのWebサービス「Vpass」から申し込む形だ。
Vポイントは、他にも「楽天スーパーポイント」「Tポイント」「ANAプロパーマイル」など、さまざまなポイントに変換できる。
変換レートは多少落ちるものの、1ポイント3円でキャッシュバックもできるなど、ポイントとしての利便性は高い。
今回の「App Store & iTunesギフトカード」は、アプリやゲーム、音楽・漫画などの支払いに利用できるオンラインギフトカードだ。
特に、ソーシャルゲームの課金やiTunesでの音楽購入など、日頃から利用しているユーザーも多いだろう。
とはいえ、そもそもポイント移行ができるポイントプログラムであれば、上記のポイントに移行すれば間接的にiTunesカードをポイントで買えてしまう。
たとえば、Vポイントは「Gポイント」に即時移行できるため、Vポイントを一旦Gポイントに移行して、GポイントをiTunesコードに変換すれば問題ない。
今回交換できるようになったのは、ギフトカードではなくギフトコードであるため、即時交換ができる点と、間接的に交換する手間がなくなったというふたつの点がメリットと言える。
App Store & iTunes ギフトカードへ交換できるその他のカード(ポイント)は?
今回、Vポイントを「App Store & iTunesギフトカード」に交換できるようになったが、Vポイントの基本還元率は0.5%だ。
「もう少し高い還元率で交換したい」という方もいると思われるので、他に「App Store & iTunesギフトカード」を交換できる主なポイントプログラムをまとめた。
iTunesカードに交換できるクレジットカードを探している方は、ぜひ参考にしてほしい。
- オリコポイント:Orico Card THE POINT(1.0%〜2.0%)
- ANAマイレージクラブ
- エポスポイント:エポスカード(0.5%〜)
- 永久不滅ポイント
- Gポイント
- 楽天スーパーポイント:楽天カード(1.0%)※全額ポイント支払いは付加
- Oki Dokiポイント(JCB):JCB CARD W(1.0%)※プリペイドカードの郵送のみ
ちなみに、この中で「App Store & iTunes ギフトカード」に交換できるのは、「オリコポイント」「ANAマイレージクラブ」「エポスポイント」だけだ。その他は「iTunesカード」となる。
とはいえ、個人利用する分には、どちらもコードを入力してしまえば全く同じものなので気にしなくても問題ない。
注意すべきはギフト用途で交換する人で、他人に贈る場合は「ギフトカード」が適しているので、交換、あるいは申し込むなどする前に確認しておこう。
蛇足になってしまうが、クレジットカードの善し悪しを判断するときは、今回のように還元率だけで無く「ポイントの交換先」が豊富であるかどうか、という点をチェックすることを心がけておきたい。
「楽天市場」や「Amazon」など、自分がよく使う通販サイトやサービスの支払いに充てんできるのであれば、良いポイントプログラムだといえる。
<追記:2020年2月3日>
最終更新日:2022/03/23