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台湾で使用できるクレジットカードとおすすめカードまとめ!使用上の注意点や便利な交通系ICカードも紹介

台湾

台湾は、日本人から非常に人気の観光地のひとつだ。観光地では日本語が通じる場所もあるほどだ。

台湾の首都である台北は、成田や仙台からは4時間、名古屋からは3時間、那覇からは1時間30分ほどで到着する。

三連休などのちょっとした休暇に旅行できるほど、日本から気軽に行ける場所だ。

台湾で買い物や支払いをする場合、クレジットカードと現金の両方を持っておくと安心だ。また、近年はスマホ決済の利用も進んでいる。

本記事では、台湾のキャッシュレス決済およびクレジットカード事情を中心に解説していく。また、台湾渡航時に持っておきたいクレジットカードも紹介する。

台湾のキャッシュレス事情

台湾は政府としてキャッシュレス化を進めており、2025年までにキャッシュレス決済の利用率を90%にすることを目標としている。

台湾では、以前は小規模の店舗などで現金でなければ支払いができない場所も多かったが、コロナ禍においてスマートフォンを利用したタッチ決済やQRコード決済の利用が普及した。

ただし、そういったスマホ決済を利用できても、クレジットカードは利用できないという場所は多いので注意が必要だ。

日本から旅行で台湾を訪れる場合は、クレジットカードと現金を併用する前提で準備をしておくと良いだろう。また、旅行者でも使えて公共交通機関などで便利な交通系ICカードもあるので、後述する。

台湾のクレジットカード事情

クレジットカードを使える店・場所

台湾の観光地にあるホテルや飲食店、大型のスーパーやドラッグストアなどでは、クレジットカードを利用できる場所が多い。

国際ブランドは、世界的に加盟店の多いVisaまたはMastercardを持っておくと安心だろう。また、観光地ではJCBの加盟店も比較的多く、なかには優待サービスを受けられる店もある。

クレジットカードが使える店では、多くが店頭やレジ付近に対応している国際ブランドのロゴを掲示しているので確認しよう。

交通機関は、「台湾鉄道」での切符購入、台北メトロ(MRT)発券機でのタッチ決済、桃園空港メトロ(MRT)改札でのタッチ決済などにVisa/Mastercard/JCBのクレジットカードを利用できる。

一方で、バスや他の鉄道ではクレジットカードを利用できない場合もある。鉄道は、利用する会社や路線ごとに確認が必要だろう。

タクシーは、個人タクシーではクレジットカードを使えないことが多いが、「台湾大車隊」などの大手タクシー会社ではクレジットカードに対応している。

その場合、タクシーの外装などに対応しているキャッシュレス決済方法が掲示されていることが多いので確認しよう。

ホテル利用時のデポジットの注意点

台湾に限らないが、海外のホテルを利用する場合、デポジットという形で補償金が必要となることがある。

デポジットはクレジットカード提示で対応可能だ。クレジットカードを使わない場合、宿泊料金の倍以上の金額を支払う必要があるので注意しよう。

また、万が一クレジットカードが読み取れなかったり、限度額が足りなかったりした場合は宿泊がキャンセルとなる可能性もある。

JCBプラザ ラウンジ・台北

JCBでは、海外旅行で日本人に人気の国やエリアを中心として、現地に「JCB PLAZA(JCBプラザ)」というJCBカード会員向けのサービス窓口を設置している。

JCBプラザでは、JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせを、JCBプラザ・スタッフに日本語で対応してもらうことができる。台湾では、台北に「JCBプラザ ラウンジ・台北」が設置されている。

JCBプラザ ラウンジでは、JCBプラザの共通サービスである観光案内やレストランの予約、緊急時などの日本語でのサポートに加え、ドリンクやマッサージ機などが設置され、自由にくつろげる空間となっている。

JCBプラザを利用する際にはJCBカードが必要となる。対象となるカードを持っている場合、台湾旅行時に持っておくと良いだろう。

クレジットカードを使えない店・場所

台湾では、個人店ではクレジットカードを使えないことが多い。観光で人気の夜市や屋台、足つぼなどのマッサージ店でも、クレジットカードを使えないことが多い。

また、中小規模のスーパー、コンビニ、個人タクシー、バスや電車などの公共交通機関でもクレジットカードを使えないことがあるので注意しよう。

なお、コンビニはセブン-イレブンであればクレジットカードに対応している。

台湾を訪れる際は、クレジットカードだけでなく現金もきちんと用意しておいたほうが良いといえる。

台湾で便利な交通系ICカード

台湾で交通機関を利用する際に便利なのが、交通系ICカードの「悠遊卡(ヨーヨーカー)」だ。英語で「EasyCard」とも表記される。

コンビニやメトロ(MTR)各駅の発券機で購入可能で、同じくコンビニや各駅の発券機で現金によるチャージができる。

各地のメトロ(MRT)、台湾鉄道、バス、一部タクシーなど幅広い交通機関で利用できるため、台湾で移動が多い場合にとても便利だ。

さらに、日本におけるSuicaのように、交通機関以外でも対応する店舗での買い物にも利用できる。

なお、「悠遊卡」の他に、「一卡通(イーカート)」という交通系ICカードもある。英語では「iPASS」と表記され、こちらも同様に交通機関から対応店舗での買い物まで幅広く利用できる。

「悠遊卡」「一卡通」も英語の公式サイトがあるので、台湾を訪れる際は一度詳細を調べてみると良いのではないだろうか。

台湾でLINE Payが使える?

実は、台湾では「LINE Pay」が広く利用されている。

日本のLINE Payユーザーが台湾でも同様に決済できるかどうか公式な情報はないのだが、実際に利用した人の話などを見ると、支払い方法がクレジットカード紐づけであれば利用できるようだ。

ただし、コンビニではLINE Pay対応であっても、日本のクレジットカードが利用できないためLINE Payも利用できないなどの制限もあるようだ。

現金が必要な場合はキャッシングも活用しよう

台湾ではクレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用できるものの、現金が必要な場面も少なくない。

手持ちの現金が不足した場合、クレジットカードの海外キャッシング機能を使用することで現地の通貨を手に入れることができる。

キャッシングは、為替レートの変換率がある程度決まっているものの、独自の手数料を加算されることが多い空港などでの両替に比べ、手軽に現金引き出しが可能だ。

台湾でキャッシングを行う場合、「Plus」または「Cirrus」のマークのあるATMを利用しよう。

「Plus」のマークがあればVisa系のクレジットカード「Cirrus」のマークがあれば「Mastercard」「JCB」系のクレジットカードが使用できる。

キャッシングの操作手順は日本で行う場合と大きな違いはないが、デフォルトの言語が台湾語となっているため、必要に応じて英語など他の言語を選択しよう。

キャッシングのおすすめカード

セディナカード Jiyu!da!

セディナJiyuda

好きなときに、好きなだけ、自由に払う

年会費無料で審査基準がが他とは異なる誰でも持ちやすいカード

年会費無料
還元率0.5%
ポイントの種類わくわくポイント
koushiki-200-40

キャッシング用のカードとしておすすめするのが、セディナカードjiyu!da

セディナは三井住友ファイナンシャルグループの大手クレジット事業会社だ。

セディナカードjiyu!daは、Mastercard/Visa/JCBの中から好きな国際ブランドを選択できる。

キャッシングの際のATM利用手数料は無料。年利18%で金利は発生するので、日本に戻ったらすみやかにまとめて一括返済すると良いだろう。

リボ払いに注意

注意点として、セディナカードjiyu!daはリボ払い専用のカードとなっている。

ショッピングに利用した場合、一括返済を行わない限り、一定の金額と金利が毎月引き落とされていく形になる。一括の繰り上げ返済も可能なので、計画的に利用しよう。

ただし、繰上げ返済ではカード利用明細が残らないので、利用明細が必要な場合はスクリーンショットを撮るなどの対応をしよう。

また、セディナカードjiyu!daは、台湾では一括返済を行うことができない。

セディナカードjiyu!daは通常、PayEasy(ペイジー)サービスを利用でき、海外でも滞在先からネットを通して返済ができる。

しかし、台湾政府として制限を掛けているのかは不明だが、台湾ではPayEasyサービスのページを表示できない。

短期滞在であれば帰国後にすぐ一括返済を行えば問題ないものの、長期滞在となるとそれができず、カード利用分をすべてリボ払いで支払うことになる。

海外旅行傷害保険は付帯していない

海外に持っていくクレジットカードの条件として、海外旅行傷害保険の付帯があげられることも多い。

しかし、セディナカードjiyu!daには海外旅行傷害保険が付帯していないので、注意しよう。

セディナカードjiyu!daだけでなく、海外旅行傷害保険を利用できる別のカードも併用することをおすすめする。

なお、セディナカードjiyu!daに付帯している海外で役立つ特典としては、日本語で話せる海外デスクサービスがある。このサービスでは、現地でのチケットの手配や緊急事態への対応まで行うことが可能だ。

その他、カードの盗難に関して60日前までの補償があり、専用のデスクが設けられている。万が一カードが盗難にあった場合はすみやかに連絡しよう。

台湾旅行におすすめのクレジットカード

海外旅行に持っていくクレジットカードの基準として、訪問先の国や地域に加盟店が多い国際ブランドであることと、海外旅行傷害保険の付帯があげられる。

海外旅行傷害保険は、カードごとに適用条件や補償内容が異なるので、申込前や利用前に必ず確認しておこう。

年会費無料で海外旅行保険が付いてくる「エポスカード」

エポスカード

エポスカード

年会費無料で特典対象店舗が豊富!即日発行にも対応

マルイをはじめとした優待店舗が豊富でお得なカード。

年会費無料
還元率0.5%
旅行保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
電子マネー楽天Edy、モバイルSuica
※チャージによるポイント付与のみ
国際ブランドVISA
エポスカードの公式サイトを見る
エポスカードの詳細を見る

エポスカードは、年会費が無料で、最高3,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)している。

また、エポスカードカウンター(丸井)を利用すれば、約20分で審査と発行が終わるため、急な旅行や出張の多いビジネスマンにもおすすめのクレジットカードだ。

カードブランドがVisaのため、台湾以外の海外でも利用できる。

学生でも作成できるカードのため「海外旅行に行きたいけど、正社員じゃないから信用がない」と考える人にもおすすめ。

楽天スーパーポイントが貯まる「楽天カード」

楽天カード

楽天カード

楽天SPUで最大14倍還元。ポイントアップキャンペーンの多さも魅力

おすすめポイント
  • 年会費無料、いつでも1%還元の高還元率
  • 楽天市場なら常時3%還元
  • ポイントアップキャンペーンを常時開催
  • 楽天ペイなら1.5%還元

楽天経済圏の必須アイテム、カード所持だけで楽天グループの決済に+2倍される。海外保険も付帯。

年会費無料
還元率1.0%
旅行保険海外:最高2,000万円(利用付帯)
電子マネー楽天Edy
国際ブランドVISA、MasterCard、JCBアメックス
楽天カードの公式サイトを見る
楽天カードの詳細を見る

楽天カードは、年会費無料のクレジットカード。

100円の支払いにつき1ポイントの楽天スーパーポイント(還元率:1%)がもらえるため、還元率の高いカードである。

対応ブランドも、AmericanExpress・Mastercard・Visa・JCBから選べるため、シンガポールで使いたい人は、VisaとMastercardをおすすめ。

海外旅行保険については、20万円(持ち物に対する補償)~2,000万円(死亡した場合)と幅広い。

家族カード(無料)を所有している人にも保険が適用されるのだ。

また、海外旅行で貯めた楽天スーパーポイントは、ANAのマイルにも交換できる。

楽天市場やモバイルなどを利用すれば、飛行機代をお得にできるクレジットカードだ。

信頼のブランド「三井住友カード(NL)」

三井住友カード(NL)

三井住友カードといえば、CMでも知られているクレジットカード。

日本最初のVisaカードとして有名な「三井住友カード」も、海外旅行では欠かせない。

三井住友カード(NL)では、旅行安心プラン(海外旅行傷害保険)として、海外旅行傷害保険が最大2000万円付帯している。

傷害死亡・後遺障害2,000万円
傷害・疾病治療費用50万円
賠償責任2,000万円
携行品損害
(免責3,000円)
15万円
救援者費用100万円

保険の適用は、事前に旅費などを当該カードで決済することが必要になる。

特に、3か月以上のアメリカ長期留学者におすすめなのが、三井住友カード(NL)の海外旅行傷害保険(利用付帯)の裏技だ。

三井住友カードの海外旅行傷害保険(利用付帯)の適用開始日は、「海外で交通費を支払った時点」から適用される。保険適用の条件としても、以下が紹介されている。

日本出国後に航空機、電車、船舶、タクシー、バスといった乗客として搭乗する公共交通乗用具(※1)の利用代金を特定クレジットカードで決済した場合。
引用:旅行安心プラン(海外旅行傷害保険)

他のカードで90日間の海外旅行傷害保険を利用し、それが切れるタイミングで三井住友カード(NL)を使用し、現地交通費を支払えばさらに90日間の保険適用を受けられる

合計で180日程度の有効期間があるので、半年程度の留学ならば十分に対応可能だ。
さらに三井住友カード(NL)のNLはナンバーレスの略。カード券面にカード番号が印字されていないので、番号を盗みみられることがなく安心できる。 最新のVisaタッチ決済にも対応しており、海外でも安全かつスピーディーに支払いできるのが魅力だ。


三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

Vポイントが貯まる!ナンバーレス、タッチ決済対応の三井住友カード

対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元

*最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
*商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
*iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
*一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
*ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

年会費永年無料
還元率0.5~7%
旅行傷害保険海外:2000万円(利用付帯)
koushiki-200-40
shousai-95-40

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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