JCBカードの利用で貯まるOkiDokiポイント。OkiDokiポイントの使い方は、商品との交換や買い物での使用、他のポイントへの移行などさまざま。
そのなかでももっともお得な使い道のひとつが「JCBプレモカードへのチャージ」だ。
nanacoポイントへの移行や、JCBギフトカードとの交換、スターバックスカードへのチャージなども交換レートが高めで人気の使い方だ。
本記事では、OkiDokiポイントの使い方の基本とお得な使い方、OkiDokiポイントをお得に貯める方法も紹介する。
目次
おすすめの使い方
OkiDokiポイントにはさまざまな使い方があり、そのなかでもお得になるのが以下へのチャージ・交換だ。
- JCBプレモカード
- ビックポイント/ビックネットポイント
- ジョーシンポイント
- ベルメゾンポイント
- セシールスマイルポイント
これらの使い方では、1ポイント=5円相当となる。とくにJCBプレモカードへのチャージは、使える店舗も多いのでおすすめ。
OkiDokiポイントは使い方によって1ポイントあたりの価値が変動するため、OkiDokiポイントが貯まるクレジットカードの還元率は、実はポイントの使い方に応じて変動していることになる。
たとえば、JCBカード Wは、1,000円の利用につき2ポイントが貯まる。JCBカード WはJCBカードのなかでもポイントが貯まりやすいカードで、通常のJCBカードの2倍のポイントが貯まる。
このカードで貯めたOkiDokiポイントをJCBプレモカードにチャージすると、1,000円につき10円相当のポイントが付与されたことになるため、この場合の還元率は1%。一方で、1ポイント=5円未満になる使い方をすると、還元率は1%を下回ることになる。
交換レート一覧
OkiDokiポイントの使い方のうち、他ポイントへの移行やチャージ、ギフト券やオンラインギフトとの交換などを、交換レートの良い順に並べると、下表のようになる。
使い方 | OkiDokiポイント→移行・交換先 (移行・交換単位) | 1ポイントの価値 |
---|---|---|
JCBプレモカード | 1ポイント→5ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 5円相当 |
ビックポイント/ビックネットポイント | 1ポイント→5ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 5円相当 |
ジョーシンポイント | 1ポイント→5ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 5円相当 |
ベルメゾン・ポイント | 1ポイント→5ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 5円相当 |
セシールスマイルポイント | 1ポイント→5ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 5円相当 |
nanacoポイント | 1ポイント→4.5ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 4.5円相当 |
JCBギフト券 | 1,100ポイント→5,000円分 | 約4.5円相当*1 |
スターバックスカード チャージ | 1ポイント→4円分 (200ポイント以上10ポイント単位) | 4円 |
WAONポイント | 1ポイント→4ポイント (200ポイント以上10ポイント単位) | 4円 |
dポイント | 1ポイント→4ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 4円 |
Pontaポイント | 1ポイント→4ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 4円 |
タカネブ フリーポイント | 1ポイント→4ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 4円 |
Amazonでの利用充当 | 1ポイント→3.5円分 (1ポイント以上1ポイント単位) | 3.5円 |
楽天ポイント | 1ポイント→3ポイント (200ポイント以上1ポイント単位) | 3円 |
JALマイル | 1ポイント→3マイル (500ポイント以上1ポイント単位) | 3円〜6円*2 |
ANAマイル | ||
スカイマイル | ||
JCBカードの支払い充当 | 1ポイント→3円 (1ポイント以上1ポイント単位) | 3円 |
楽天Edy | 1ポイント→3円分 (200ポイント以上1ポイント単位) | 3円 |
*1:交換先の金額が大きくなるほど1ポイントあたりの価値が高くなる仕組み。最大:200,100ポイント→1,000,000円分で1ポイント=約5円相当となる。
*2:ANAマイル、JALマイルはマイルの利用方法応じて、1マイル=1円相当〜2円相当に該当する。ただし、Okidokiポイントをマイルに変換する場合、交換レートはやや低いので、当サイトではあまりおすすめしない。
JCBプレモカードにチャージ
OkiDokiポイントの使い道で最もお得な方法のひとつが、JCBプレモカードにチャージをする方法だ。
JCBプレモカードは、JCBが発行するチャージ可能なギフトカード。
Amazon、ファミリーマート、ローソンを始め、百貨店・家電量販店・レジャー施設など全国30万店以上で利用できる。
200ポイント以上1ポイント単位でチャージ可能で、OkiDokiポイント1ポイント=プレモバリュー5円分に移行できる。
1回のチャージ上限は5,800ポイント(29,000円分)だ。
JCBプレモカードの利用可能店には、主に下表の通り。
多くの人にとって利用頻度の高い店舗が多く、利便性が高い。
ネットショップ | Amazon |
---|---|
コンビニエンスストア | ローソン |
ファミリーマート | |
百貨店 | マルイ |
伊勢丹 | |
高島屋 | |
電気屋 | ビックカメラ |
ヤマダ電機 | |
アミューズメント | ラウンド1 |
飲食店 | マクドナルド |
ガスト | |
バーミヤン | |
ケンタッキー・フライド・チキン | |
ロイヤルホスト | |
書店 | ブックファースト |
有隣堂 | |
丸善・ジュンク堂・丸善&ジュンク堂 | |
ブックオフ | |
アパレル | ユニクロ |
西松屋 | |
CD・DVDレンタル、販売 | TSUTAYA |
ゲオ |
ポイントの使い方一覧
OkiDokiポイントは通常、カードのショッピング利用1,000円(税込)につき1ポイントが貯まる。ポイントの使い方としては次のような方法がある。
商品に交換
- 商品カタログ(OkiDokiポイントプログラム デジタルカタログ)から交換商品を選ぶ
- キャンペーンなど期間限定アイテムの中から選ぶ(時期によって内容は異なる)
JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーであり、東京ディズニーリゾート関連のキャンペーンもよく開催される。
また、OkiDokiポイントを東京ディズニーリゾートのパークチケットやホテル宿泊利用券に交換することも可能。
パークチケットの場合、2,200ポイントで1枚、4,400ポイントで2枚、6,600ポイントで3枚と交換可能(2023年12月時点)。
有効期限は届いてから約9カ月で、東京ディズニーリゾート・アプリで事前に入園日・入園パーク(東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシー)を予約する形だ。
パークチケット料金は7,900~10,900円(時期・曜日による変動あり)なので、パークチケットへの交換の場合、1ポイント=約3.6~約5円相当という計算になる。
有効期限内であればパークチケット料金に変更が生じた場合でも差額を払わずに利用できるため、利用タイミングによってはさらに交換レートが高めになる可能性もある。
買い物に利用
- JCBカードの支払いに使う
- Amazonの買い物の際に使う
- 「OkiDokiポイント即時交換サービス」で商品券と交換
- オンラインギフトと交換
- JCBプレモカードにチャージ
- JCBトラベルの旅行代金に充当
- 提携ポイントへ移行
- マイル、クーポンと交換
その他
- 寄付をする(日本ユニセフ協会、WWFジャパン、日本赤十字社、国境なき医師団など)
ポイント移行・交換の手続き
OkiDOkiポイントの使い方によって、手続きが異なる。
商品と交換する場合は、会員専用WEBサービス「MyJCB」にログインし、希望する商品を選択するだけで良い。
それ以外の使い方については、次のような手続きを行う。
Amazon
Amazon.co.jpのページから、パートナーポイントプログラムに申し込む。
決済時、「お支払い方法を選択」画面で、ポイントで支払う金額を入力する。
商品券、電子マネー
対象店舗に設置されている「Oki Dokiポイント即時交換サービス機」で交換する。
JCBプレモカードチャージ
「MyJCB」のサイトまたは電話、郵送のいずれかで申し込みが可能。
ポイント移行(楽天ポイント、WAONポイント、マイルなど)
基本的には、「MyJCB」のサイトまたは電話から申し込みを行う。一部、郵送で申し込みが可能なものもある。
JCBカード利用時のポイント充当
「MyJCB」のサイト、電話、郵送いずれかの方法で申し込みを行う。
毎月15日までの受付完了分が、翌月支払い分のカードご利用代金明細に反映される。
ポイントをお得に貯める方法
OkiDokiポイントをなるべく多く貯めることで、使い方の幅が広がる。
通常、カードのショッピング利用1,000円につき1ポイントが貯まるOkiDokiポイントだが、次の方法でポイントアップが可能。
OkiDokiランドを経由
JCBが運営するポイントサイト「OkiDokiランド」を経由して買い物をすると、通常の2倍~20倍のOkiDokiポイントを獲得できる。
OkiDokiランドで経由で以下のネットショップを利用した場合、ショップごとに決められた倍率でポイントアップが適用される。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!JAPANショッピング
- イトーヨーカドーネットスーパー
- セブンネットショッピング
- ロハコ
- ショップジャパン
- 高島屋オンラインストア
- ロフトネットストア
- エクスペディア
- ビックカメラ.com
- 成城石井.com
キャンペーンを利用
JCBカードでは、ポイントがお得に貯まるキャンペーンが随時実施されている。
期間中にカードを利用すると、普段よりもお得にポイントが貯まったり、より多くのポイントがキャッシュバックされたりするのだ。
例えば2018年9月18日~11月15日の期間には、MyJCBからOkiDokiポイントを「キャッシュバック」に申し込むと、1ポイントあたり3円のところ、4円のキャッシュバックとなるキャンペーンが実施されている。
ポイント還元率の高いカード
以下のJCBカードは、通常のJCBカードよりも多くのポイントを貯めることができる。
JCB CARD W
年会費無料で、ポイント還元率が常に2倍以上になる。
WEB入会限定で、39歳以下を対象としたカードとなっている。
若い人、初めてJCBカードを発行する人は、ぜひ活用したいカードだ。
JCB CARD W
年会費無料で還元率2倍のお得なJCBカード
サービス、還元率、保険、サポートなどクレジットカードの機能をバランスよく備えている人気のカードである。女性にはJCB CARD W plus Lもおすすめ。
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜5.5% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
国際ブランド |
JCBオリジナルシリーズ
JCBオリジナルシリーズの対象カードの場合、「JCBオリジナルパートナー」店舗でポイントアップや割引などのサービスを受けられる。
JCBオリジナルパートナーの主な対象店舗は以下の通り。
- Amazon
- ビックカメラ
- セブンイレブン
- スターバックス
- 高島屋
- 昭和シェル石油
JCBカード
年会費 | 初年度無料 2年目以降:1,375円(税込) 2年目以降も条件により無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%以上 |
旅行保険 | 国内・海外:最高3,000万円(利用付帯) |
JCBスターメンバーズを利用
JCBカードでは、年間の利用金額に応じてポイントアップなどの特典を受けられる「JCBスターメンバーズ」というメンバーシップサービスがある。
登録は不要で、年間50万円以上利用していれば、自動的に特典が受けられるようになる。
年間の利用額によりメンバーランクが異なり、10%~70%のボーナスポイントが付与される。
利用カードによってもポイントアップの倍率は異なり、基本的にJCBオリジナルシリーズやハイステータスのカードの方が倍率は高い。
ただし、JCB CARD W、JCB CARD Rなど、一部対象外のカードもあるため注意が必要だ。
ポイント利用時の注意点
OkiDOkiポイントを使う場合、次の点に注意しよう。
有効期限内に利用する
OkiDokiポイントには有効期限があり、期限内に利用しなかったポイントは失効する。カードの種類により、以下のように有効期限が異なる。
カードの種類 | 有効期限 |
---|---|
一般カード | 獲得月より2年間 |
ゴールドカード | 獲得月より3年間 |
CBゴールドザ・プレミアプラチナ | 獲得月より5年間 |
JCB ザ・クラス |
交換受付の終了
ポイントとの交換・移行の対象となっている商品やサービスが、受付終了となることもある。
たとえば以下の商品は、現在交換受付を終了している。
- 東京ディズニーリゾート 2パーク年間パスポート(1名分)
- 東京ディズニーランド年間パスポート(1名分)
- 東京ディズニーシー年間パスポート(1名分)
また、期間限定商品は、受付期間に注意しよう。
OkiDokiポイントを上手に使おう
OkiDokiポイントの使い方のなかでお得かつ使い勝手が良いのが、1ポイント=5円相当で使える「JCBプレモカードへのチャージ」。その他、1ポイント=5円相当となるポイント移行先がいくつかある。
OkiDokiポイントは、通常、カードの利用1,000円(税込)につき1ポイント付与と、特別還元率が高いわけではない。
しかし、キャンペーンやポイントサイトの活用、還元率の高いカードやメンバーズサービスの利用など、ポイントアップの機会は多い。
OkiDokiポイントと提携しているサービスは多く、ポイント還元率にそこまでこだわらないのであれば、他社ポイントやマイルへの移行、商品やギフト券との交換など使い道は広い。
また、JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーであり、チケットとの交換などのディズニー関連の使い道もある。
ポイントの有効期限や、商品の交換受付の終了などには気を付ける必要があるが、それ以外は活用しやすいポイントと言えるだろう。
今回紹介した内容を参考に、OkiDokiポイントを上手に活用してほしい。