アメックスビジネスゴールドの審査、恐るるなかれ!設立後すぐに作成された事例も

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フリーランスや個人事業主として独立すると、あるダイレクトメッセージが届く。アメックスビジネスゴールドカードのインビテーションである。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド(通称アメックスビジネスゴールド)とは、ビジネスに活用できるサービスが充実した優秀な法人カードだ。

特に審査が厳しく発行難易度が高いとされる法人カードが多い中で、設立間もない企業やフリーランスでも発行できると評判になっている。

しかし「あのアメックス」が本当に審査に通りやすいのかと疑問に思う人も多いはずだ。

本記事では、アメックスビジネスゴールドの審査基準から申し込みに必要な物、審査に落ちやすいケースと対処法を解説する。

最後まで読むことでアメックスビジネスゴールドの審査概要が分かるはずなので参考にして欲しい。

設立間もない企業やフリーランスにもおすすめ

アメックスビジネスゴールドは高級なイメージと裏腹に、クレジットカードマニアの間では「法人カードなのに審査に通りやすい」と評判のクレジットカードである。

WEBを始めとして、郵送による案内状など、設立間もないフリーランスや法人向けに大規模なプロモーションを展開している。

これはアメックスビジネスゴールドの主なターゲットとしてこれらのユーザーを想定していることも伺える。
(本当に年収が高い必要があるならば、設立直後の方へのプロモーションは展開せずに、大企業の幹部などを狙うだろう。)

審査基準

ビジネスに活用しやすく発行難易度が低いアメックスビジネスゴールドだが、本当に審査に通りやすいのか疑問に思う人もいるはずだ。

ここでは他のアメックスカードと比較しながら、アメックスビジネスゴールドの審査基準を解説する。

設立0ヵ月企業でも発行可能は本当

他のクレジットカードと同様に、アメックスビジネスゴールドの明確な審査基準は公表されていない。

しかし「設立0ヵ月で発行できた」「売上・利益0円でも作れた」という評判から、実際に設立間もない企業やフリーランスでも発行できる点は本当だ。

実際にアメックスビジネスゴールドは、設立直後の法人や個人事業主に、積極的なマーケティング展開を行っている。

これは独立した直後からメインカードとして使って欲しいというアメックス側の意図を感じる。

一般的に2期分の営業実態が必要とされている法人カードの中で、「決算書の提出不要」「固定電話も必要ない(携帯電話番号やIP電話番号でOK)」など発行難易度も低い。

以前は25歳以上にならないと申し込めなかったアメックスビジネスゴールドだが、現在は20歳以上なら申し込めるようになっている。

これは発行元であるアメックス側のユーザー確保を狙った意図が推測でき、結果的に発行難易度が低くなったと予想できる。

とはいえ、審査をしていないわけではない。法人、個人事業主としてもカードを発行する場合でも、結局は申込者個人の信用情報をチェックしている。

設立0ヶ月でも、個人のクレジットヒストリが問題なければ、審査には通過するというカラクリだ。

アメックスビジネスゴールドカードのサービスは一級

企業の経営者や個人事業主とってうれしいサービスが存在する。

  • 会計ソフトとのデータ連携
  • 福利厚生として利用できる「クラブオフ」
  • 充実した空港サービス

例えばクラウド会計ソフト「freee」とアメックスビジネスゴールドを連携させれば、経費管理や経営分析が手軽になる。

従業員を抱える企業の場合、「クラブオフ」を利用してレジャー施設の優待価格利用など、福利厚生を充実させることも可能。

ビジネスにも活用できて発行もしやすい法人カードなので、アメックスビジネスゴールドは「これからメインとして使うクレジットカードにが欲しい」という人におすすめできる1枚だ。

アメックスグリーンとの比較

アメックスの基本カードとなるアメリカン・エキスプレス・カード(通称アメックスグリーン)と比較しても、アメックスビジネスゴールドの審査基準はあまり差はない。

中には「アメックスグリーンの方が発行難易度が高い」という意見もある位だ。

アメックス側からすれば年、年会費収入があまり見込めないアメックスグリーンよりも、年会費収入を確保しやすいアメックスビジネスゴールドの方を発行したいという思惑がある可能性はある。

しかしアメックスによって審査基準が正式に発表されているわけではないので、あくまでも人によってはアメックスグリーンの方が発行難易度が高いと捉えて欲しい。

申し込みに必要な物

ここではアメックスビジネスゴールドに申し込むために必要なものについて解説する。

フリーランスなどの個人事業主や企業の経営者によって準備するものが違うので、それぞれ自分に当てはめて参考にして欲しい。

個人の場合

フリーランスや個人事業主など、個人でアメックスビジネスゴールドを発行する場合には、下記の公的証明書類の中から1つ選んで提出する必要がある。

【公的証明書類】

  • 運転免許証
  • 住民基本台帳カード(写真付き)
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 各種健康保険証
  • 住民票の写し(発行日より6ヵ月以内)
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード

郵送によってアメックスに書類を送付することもできるが、オンラインアップロードを利用すればスマホ1台で提出が可能なのでおすすめだ。

例)スマホで運転免許証を撮影→アップロード

必要書類も個人向けクレジットカードに申し込むときのものと変わらず、フリーランスや個人事業主だから用意するべきものは特にないので気軽に申し込んで欲しい。

法人の場合

企業の経営者など法人としてアメックスビジネスゴールドを発行する場合、公的証明書類の他に下記のいずれかが必要になる。

  • 商業登記簿謄本
  • 登記事項証明書

「登記」とは一種の権利証明の役割を担っており、上記の2つは「私は会社を所有している」ことを法的に示すための書類。

つまりカード会社側が、申込者が本当に企業を経営しているかをチェックするたに必要なものだ。

入手方法はオンラインまたは発行元である法務局を訪問する2種類があるが、オンラインは時間がかかるので直接法務局まで取りに行くことをおすすめする。

※法人としてアメックスビジネスゴールドに申し込む場合、個人の住民票の写しを公的証明書類として利用することはできないので要注意。

電話番号

アメックスビジネスゴールドは固定電話がなくても申し込める法人カードだが、固定電話ではない法人の連絡先を用意する必要がある。

公式に公表されている情報ではないが、携帯電話の番号でいいという情報もある。

個人の携帯電話と分ける場合には、インターネット回線と同時にIP電話を設置するのも手だろう。

審査落ちするケース

設立間もない企業でも審査に通りやすいと評判のアメックスビジネスゴールドだが、中にはカード会社の審査基準をクリアできない場合がある。

ここでは特に審査落ちしやすい3つのケースを紹介するので参考にして欲しい。

信用情報に問題がある

アメックスビジネスゴールドに審査落ちする原因の中で、信用情報に問題があるケースは多いだろう。

信用情報とはカードの利用履歴や支払い状況など、個人のカード・ローンに関する情報をまとめたもので、個人信用情報機関に記録されている。

カード会社や銀行など、お金を貸す側はこの信用情報を照会することができ、カード料金の延滞や未払いなどをチェックできるのだ。

もちろん信用情報に問題がある人にはアメックスもクレジットカードを発行したくないので、申し込みをしても審査落ちする可能性が高くなる。

アメックスビジネスゴールドの申し込み書が郵送されてきたにも関わらず、いざ申し込んだところ、審査に落とされたという不運な人もいる。

他のクレジットカードにも同時に多数申し込んでいる

一般的にクレジットカードを申し込む際、同時期に他のカードに多数申し込むことはおすすめしない。

1枚、2枚、同時に申し込んで、審査に落ちることはないとは思われるが、申し込むクレジットカードの種類は厳選したいところだ。

アメックスなどのカード会社がクレジットカードを発行する際は、「申込者に返済能力があるか」を重要視するので、カード会社が立て替えたお金が返ってくるかが一つの審査基準になっている。

複数のクレジットカードに申し込んでいるということは、返済先が分散したり、現金がなくお金に困っていたりする可能性が高い。

つまり「アメックスビジネスゴールド以外のクレジットカードにも申し込んでいる=返済能力が低い」とアメックスに判断され、審査落ちするリスクが発生する。

基本的にカードの申し込み情報は、個人信用情報機関に6ヵ月間記録されるので、複数枚のクレジットカードが欲しい人は時間をおいて申し込むのがおすすめだ。

年収が低い

法人として一定額の年収を確保できている人は問題ないが、あまりにも低い年収だと「返済能力がない」とアメックスに判断される可能性がある。

しかし重要視される審査基準は信用情報+会社の存在有無なので、それほどシビアに年収を問われることはないだろう。

こちらも公式に発表されている数字ではないが、200万円程度の年収がある人はアメックスビジネスゴールドに申し込んでも大丈夫という情報もある。

審査落ちしないために

ここではアメックスビジネスゴールドに審査落ちしないための対処法を解説する。

信用情報を磨く

アメックスビジネスゴールドを確実に発行する一番の近道は信用情報を磨くことだ。

具体的にはアメックスビジネスゴールドに申し込む前に、アメックス関連のクレジットカードを利用して実績を積む方法が挙げられる。

またアメックスカードを持っていないという人は、他社カードでも信用情報を磨くことはできるので、「カード利用→支払日にきっちり返済」というサイクルを回すことを意識しよう。

また、他のクレジットカードの返済が現在も滞っている場合や、携帯電話の支払いが滞っている場合などは一発でアウトになってしまうので、まずはすぐに完済することを意識しよう。

固定電話を引く

アメックスビジネスゴールドは携帯電話があれば申込できる法人カードだが、固定電話があるに越したことはない。

法人に固定電話があるということは、企業オフィスを構えていることをアメックスに証明できる。

つまり企業としての信用をアピールできるので、審査の際に信用度を上げることができるのだ。

申込項目をしっかりし埋める

重要度は他に比べれば下がるかもしれないが、カード申込の際はできるだけ申込項目を埋めることをおすすめする。

カード会社は「返済能力の有無=信頼できるかどうか」でカード発行の可否を決定する。

申込項目を漏れなく埋めることで、アメックス側に信頼できる人物という印象を与えることができ、アメックスビジネスゴールドを発行できる可能性を上げることができるのだ。

個人でも法人でも信用情報が重要

アメックスビジネスゴールドは設立間もない企業やフリーランスでも発行できる法人カードで、下記の必要書類とIP電話を用意すれば発行できる。

【必要書類】

  • 公的証明書類(個人・法人)
  • 商業登記簿謄本または登記事項証明書(法人)

しかし年収が低すぎたり同時期に複数のカードに申し込んだりしていると、審査落ちする可能性があるので要注意。

また信用情報に問題があるかどうかは非常に重要で、カード料金の延滞や未払いが続いている場合は審査落ちする可能性が非常に高い。

個人・法人関係なく、健全にクレジットカードを利用することがアメックスビジネスゴールドの発行には不可欠なのは覚えておこう。

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執筆・編集:ニュース編集部

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