目次
即日発行できるクレジットカード会社
「即日発行」に対応しているクレジットカード会社は意外に多い。例えば、以下の系列のクレジットカードは即日発行に対応している。
- 株式会社クレディセゾン
- 株式会社エポスカード
- 株式会社アコム
- 株式会社ビューカード
- JFRカード株式会社
セゾンカード、ビューカードも複数種類のカードが即日発行*に対応している。
*来店でのお受け取り(最短即日発行)の場合は、ICチップ機能の無いカードのお渡しとなる。
即日発行できるおすすめクレジットカード
エポスカード
ネットで申込みを行うと、最短30分で審査結果がメールで通知される。その後、マルイデパート店舗の窓口でカードを即日受け取ることができる。
利用金額に応じて、マルイデパートで利用できる「エポスポイント」が貯まる。
年会費無料で、最高3,000万円補償の海外旅行傷害保険が利用付帯で適用される。(詳細は後述する)
エポスカード
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.5% |
旅行保険 | 海外:最高3,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy、モバイルSuica ※チャージによるポイント付与のみ |
国際ブランド |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費実質無料(年間1度も利用がない場合は1,000円)。
審査が甘いことでも知られており学生向けクレジットカードとしても紹介されていることがある。
セゾンの「永久不滅ポイント」を貯めることができる。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費無料で即日発行に対応!セゾンの永久不滅ポイントが貯まる!
年会費無料なので永久不滅ポイントをじっくりと貯めることが出来る。ららぽーとやパルコ、アミュプラザなどのショッピングセンターで即日発行可能。
年会費 | 初年度無料 2年目以降:1,100円(税込) 年1回の利用で翌年無料 |
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還元率 | 0.5%〜1.0% |
電子マネー | iD、QUICPay、Apple Pay |
主婦や学生におすすめのカード
マルイのデパートが近くにある方であればエポスカードは人気が高い。年会費無料で国内10,000店舗以上で優待を受けることができる。
また、マルイ店舗での受け取りで即日発行にも対応しているので、学生でとりあえず急ぎということであれば、エポスカードを選択すると良いだろう。
海外旅行におすすめの即日発行できるカード
「急に海外旅行することになった」または「出発直前に、海外旅行にはクレジットカードを持って行った方がよいことに気づいた」。
このような状況のときにおすすめのカードのポイントとしては、やはり「海外旅行に便利な機能がついていること」である。
海外旅行にはなくてはならない「海外旅行傷害保険」が自動付帯しているかどうかはまず押さえておきたいポイントだろう。
エポスカード
「エポスカード」には海外旅行傷害保険が付帯しているが、利用付帯となっている。保険の適用には、旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金)をカードで支払うことが必要。
補償内容は、傷害治療費用200万円、疾病治療費用270万円、賠償責任3,000万円、携行品損害20万円といったもの。一週間程度の一般的な観光地のパッケージツアーの保険として考えれば問題ない内容となっている。
海外旅行保険の補償金額は、死亡保障以外は合算できるため他のクレジットカードに付帯している別の海外旅行保険の補償金額の補充をする目的でも利用できそうである。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンカードの1種である「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」には海外旅行保険が自動付帯している。
補償金額は傷害・疾病治療費用300万円、賠償責任3,000万円、携行品損害30万円といった内容。
「海外旅行」目的の際に知っておきたい他のこと
ご紹介した「セゾンカード」のブランドはアメックス「エポスカード」のブランドはVISAである。
海外旅行にはこの違いが支払金額に影響してくること、ご存知だろうか?
カードブランドが異なると海外でのショッピング代金を支払う際に適用される「日本円換算レート」が変わってくるのである。
実際のところは通貨によってまた日によってもレートは異なるものではあるのだが
一般的によい(安い)順は
「マスター > VISA > アメックス」である言われている。
主にショッピングを楽しむ予定で海外旅行する方は、このこともカードを選ぶための判断材料となること覚えておくとよいだろう。
またいずれのカードも海外旅行先の加盟店で優待を受けられることがある。
一定金額以上利用すると割引になったり、ちょっとしたプレゼントがもらえたりレストランで飲み物やデザートが無料になったりするサービスである。
このような情報も忘れずにチェックしてクレジットカードでお得に海外旅行を楽しんでいただきたい。
即日発行の流れ
クレジットカードを即日で受けるには、以下のパターンがある。
- 店舗で申し込み、仮カードを受け取るパターン。
- 店舗で申し込み、本カードを受け取るパターン。
- インターネットで申し込み、店舗・自動受付機で受け取るパターン。
仮カードの場合、本カードが発行されるまでは限度額が限られたり、発行された店舗以外で使えないなどの制約がある。本カードは後日郵送などになることが多い。
即日発行で、すぐに受け取りに行けない場合には郵送してもらうことも可能で、この場合、発行手続きは申込み当日に行われるが、カードが手元に届くまでには最低でも2、3日かかることになる。
店頭とネットどっちが早い?
結論を先に言うと、ネット申し込みの方が早い上に確実な方法と言える。
店頭申し込みで即日発行しているパターンは、デパートやショッピングモールで多く見かけられるが、当日申し込むことでその場で割引が受けられるようにするタイプのものだ。
どちらかといえば、その場のお得さや良く使う店舗で割引や優待を受けるのが大きな目的となるだろう。その場での発行に対応していない一部のクレジットカードでは仮カードが発行されるケースもあるが、全体としては少ないといえる。
様々な事情で「クレジットカードを今すぐ作りたい」という目的で即日発行カードを選ぶ方には、ネットで申し込みをする方法のほうが一般的である。
各カード会社の申込みサイトから必要事項を入力して申込みをすると、30分~1時間程度で審査結果の通知が届く。
インターネットの場合は、入力情報から自動的に審査が完了するもの多い。
通知は電話であったりメールであったり、カード会社によって異なる。審査に通ったことが分かったら、カード発行窓口へ出向いてカードを受け取る。
ネット申し込みの場合は、審査結果も自宅にいながら分かるため、「確実に受け取れる」と分かってから受け取りに行けばよい。
必要な書類
必要な書類はカード会社によって異なるが、多くの場合、以下のとおりである。
- 身分証明書(健康保険証や運転免許証など)
- 本人名義の銀行口座、またはゆうちょ口座の通帳やキャッシュカード
- 銀行印
(カードの利用代金を毎月口座から自動引き落としする手続きのために必要になるが、
口座振替申込書は、記入して後日郵送することになる場合も多い) - ネットで申込みした場合は、受付番号
エポスカードなど、店頭で申し込む場合には、身分証明書とキャッシュカードだけでOK。
即日発行の注意点
即日発行に対応している窓口が近くの地域にあるのか
都市部に住んでいる方なら問題にはならないが、地方に住んでいる方の場合はそもそも「今日カードを発行してくれて、受け取れる窓口が近くにあるのか」が重要になってくる。
セゾンカードはパルコや三井アウトレット、ららぽーとなどにカウンターがあり、全国を幅広くカバーしているので、当日に比較的受け取りやすい。
エポスは全国のマルイのデパートのほか、以下のような施設にカウンターを設置している。
- 渋谷モディ
- 町田モディ
- 戸塚モディ
- 柏モディ
- 千歳アウトレットモール・レラ
- MONA新浦安
- ユニモちはら台
- モレラ岐阜
- アスピア明石
- ハウステンボス
- させぼ五番街
- アミュプラザおおいた
- ボンベルタ橘
申込み時間に注意
「即日発行可能」と謳われていても、当日受け取れるための申し込み時間の期限もあるので注意しよう。
このことを考慮すると、できるだけ早い時間、例えば午前中には申込み手続きを終えられるようにしておきたい。
具体的に何時までに申し込みが必要と公開しているカード会社は少ない。各カウンターが何時まで即日発行に対応しているかに依存しているようだ。
エポスカードなどは、申し込み時刻の期限などはなく、営業時間内に間に合えばOKというスタンスをとっている。30分程度発行が可能なので、営業時間を考えると16~20時位まで対応していると考えられる。
ちなみに、デパートやショッピングモールが営業していれば、クレジットカード会社のカウンターは土日祝日も空いていることが多い。
電話に出られる状態にしておく
申込内容の確認や審査結果の通知などで、電話がかかってくる可能性がある。
すぐに電話に出られない状態の日には、申し込みはしないほうがよいかもしれない。
また、電話が鳴ったのに、「知らない番号からの電話だから」と出ないでいると、カード会社からの審査結果を聞けないことになってしまうかもしれない。
同様に、連絡はメールで届く場合もあるため、メールの着信もこまめに確認できる状態であることが望ましい。
即日発行、審査に通るケース、審査とおらないケース
即日発行してもらうためには、審査がスムーズに進むことが最も重要である。
これまでのクレジットカード利用で「支払いが遅れたことが一度もないこと」「未払いになっている利用代金がないこと」「安定した収入の職業についていること」。
これらを満たしていれば、即日発行の審査にはほぼ確実に通るだろう。
審査に時間がかかったり審査に落ちてしまったりする可能性があるのは「これまでに何度か支払いが遅れたことがある」や「利用中のクレジットカードに支払いが済んでいない利用分が多くあること」などが挙げられる。
クレジットカード会社は、他社のクレジットカード利用履歴であっても、支払い遅延などの情報をみることが出来る。
クレジットカードの支払遅延がなくても、携帯電話の支払いが遅れたことがある場合は支払遅延とみなされ、審査に通らないこともある。
また、クレジットカード利用分だけでなく、各種のローンを組んでいる場合も審査時にはチェックされることは覚えておこう。
支払い能力があるかどうかは、もちろん審査の重要項目である。
勤続年数が多い会社員なら問題にならないが、同じ会社員でも派遣社員の場合は、勤続年数が長くても審査に通りづらくなるため要注意である。
個人事業主の方も審査に通りづらいため収入を証明できる書類を用意するとよい。
過去のクレジットカードの利用履歴に若干不安な点がある方でも派遣社員やパートの方でも現在の支払い能力を証明することができさえすれば、審査には通ると言われている。
もうひとつ、審査に通りやすくなるポイントを紹介しておこう。
消費者金融系以外のカードの場合だが、カードを申し込む理由が急な海外旅行などでショッピングの支払いにさえ使えればよいという場合「キャッシング機能」が特になくてもよいという場合は、キャッシング枠は「ゼロ」で申し込むことをおすすめしたい。
特に審査が厳しいのは、キャッシングに関する点だからである。キャッシング機能を希望しないのなら、収入を証明する書類を用意する必要もない。
上記以外の即日発行に対応しているクレジットカード
・セゾンカードインターナショナル
・セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
・ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードと、駅ビル提携のビューカード(ルミネカード、weビュー・スイカカード)は、店頭で申込みをして、その後30分程度審査結果を待つと「仮カード」を即日発行してもらえることになっている。(その後、本カードの審査がされて、本カード発行までには2週間かかる)
即日発行ではないが審査が甘いカード
即日発行には対応していないものの、独自の審査基準を設けており、圧倒的な審査の通りやすさを誇るのがライフカード<年会費あり>だ。
本カードの公式サイトでは審査基準について触れており、以下のような方でもチャレンジができると明記されている。
- 過去に延滞がある方
- 初めてクレジットカードを作る方
- 審査に不安のある方
- 他社で審査に通らなかった方
また、審査においての特徴だけでなく、上手に使えば還元率3%を越えることも可能なカード。
年会費 | 5,000円 |
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還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |
まとめ
意外に種類が多いことが分かった「即日発行」対応カード。
ご紹介したようにカード会社によって審査方法は異なることを知れば、審査に通りやすくなるポイントも見えてくるだろう。
この記事が参考になりご自身の希望に合ったお得に使えるカードを必要になったときにすぐ入手できる人が増えてくれれば幸いである。