2020年9月18日、国際ブランド大手のアメリカン・エキスプレスが、米国の主要2空港でのセンチュリオン・ラウンジ拡張を発表した。
ニューヨークのラガーディア空港、ラスベガスのマッカラン国際空港が対象となっており、2021年に完成予定。
ラウンジ面積の大幅な拡張を始め、さまざまな設備の導入が予定されている。
また新型コロナウイルスの影響を考慮し、「センチュリオン・ラウンジ・コミットメント」と呼ばれるサポート体制で衛生的な環境づくりも実施。
カード会員が旅行を楽しめるように、さまざまな角度からサービス内容がアップグレードされる。
センチュリオン・ラウンジの拡張計画
ニューヨークのラガーディア空港(LGA空港)
LGA空港では、センチュリオン・ラウンジが2倍に拡張される。
すでにオープンしているターミナルBの保安検査後ゾーンに設置され、ファミリールームやプライベート電話ルーム、追加のワークスペースを整備予定。
従来のラウンジよりも広いスペースが確保されており、ニューヨーク市のスカイラインを楽しむことができる。
ラスベガスのマッカラン国際空港(LAS空港)
LAS空港では、従来の約9000平方フィートに及ぶセンチュリオン・ラウンジの面積がさらに1万3400平方フィート以上に拡大される。
追加の多目的エリア、新設計のワークスペース、プライベート電話ルームなど、ユーザーにとって嬉しいサービスが満載だ。
その他年内オープン予定のセンチュリオン・ラウンジ
LGA空港、LAS空港以外にも、アメリカン・エキスプレスは新たなセンチュリオン・ラウンジをオープンする予定だ。
ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港、ロンドンのヒースロー空港、デンバー国際空港が対象となっており、さらなる快適な空の旅の実現が期待できる。
センチュリオン・ラウンジとは
センチュリオン・ラウンジとは、アメリカン・エキスプレスが提供するラウンジ・プログラムのこと。
世界130ヶ国の500空港、1,200ヶ所以上でラウンジを利用可能な「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」に含まれている。
基本的にはアメックスが展開する一部クレジットカード保有者のみが利用でき、誰でも入室できるわけではない。
利用できる対象カードや会員
センチュリオン・ラウンジを利用できる対象カードや会員は下記の通り。
- プラチナ・カード会員
- センチュリオン会員
- デルタ・スカイマイル・リザーブ・カード会員
上記条件を満たしていれば、センチュリオン・ラウンジを無料で利用可能だ。
またプラチナ・カード会員なら同伴者2名まで、センチュリオン会員なら近親者や2名までの同行者とラウンジに入室できる。
またプラチナ・カード会員、センチュリオン会員、デルタ・スカイマイル・リザーブ・カード会員に関わらず、1人あたり50ドルでラウンジの入室することも可能だ。
※デルタ・スカイマイル・リザーブ・カード会員は1つのラウンジにつき同伴者2名まで
衛生・安全環境も整備「センチュリオン・ラウンジ・コミットメント」
「センチュリオン・ラウンジ・コミットメント」とは、新型コロナウイルスへの対策を考慮したサポート体制のこと。
ソーシャルディスタンスに適合した座席数の調整、清掃回数の増加、フェイスカバーの着用など、カード会員は新たな衛生対策を体験できる。
またアメリカン・エキスプレス・アプリをダウンロードしておけば、コンタクトレスのモバイルチェックイン機能を利用可能だ。