
アメックスプラチナってどんなカード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(通称アメックスプラチナカード)はアメリカンエキスプレスの中でも、申込み可能な最上位のクレジットカード。以前はアメックスゴールドからのインビテーション(招待)でのみ持つことができるカードであったが、現在は直接申し込み可能なクレジットカードとなっている。
所有感がいい
アメックスプラチナカードは、カードがメタル製となっており、持ったときに重厚感のある作りとなっている。レジで出した時などに金属ならではの音がかなり目立つ。
店員さんから反応があることはあまりないが、自己満足感と所有感という意味では大きな存在といえる。
ステータス性とその価値
アメックス自体がステータスカードとしての歴史を作ってきた一面がある。以前はアメリカで身分証として通用したとも言われている。
アメックス・プラチナカードがはじめて登場したのは1993年。「プラチナ・カード」(※プラチナとカードの間に・がある)はアメックスが商標登録をしており、ゴールドカードと同じく他社に先駆けて打ち出したビジネス戦略だ。
他社のプラチナカード発行の戦略もアメックスがベースとなっているのではないだろうか?
年会費、基本サービス
年会費は165,000円(税込)と、クレジットカードの年会費としては、かなり高額な部類にはいる。
ただし後述するように年会費に十分見合うサービスや保険が利用できるだろう。
使い方によっては十分に元が取れるカードである。
家族カードとセカンドカードが無料
家族会員は4枚まで無料で発行される。(家族カードはプラスチックカード)
なお本会員については、プラスチック製のセカンドカードが無料で発行される。
金属製のカードを傷つけたくない場合や、利用にあたって差し支えがある場合はプラスチックカードを使い分けることもできる。
利用上限額
利用上限額は一律で利用可能枠を設定していない。カードの利用状況や支払い実績に応じて変わる。
仮に利用上限額を超えて利用したいと思うケースがあるならば、事前にデポジットという形で利用金額相当をアメックスに支払うことで、一時的に利用上限額を増やすという裏技も可能。
タッチ決済
アメックス・プラチナカードでは、アメックスのタッチ決済に対応している。また、Apple PayやGoogle Payへの登録も可能。
決済端末にカードやスマホをかざすだけで支払いが完了するタッチ決済は、支払いがよりスピーディーになることに加え、衛生面の安心感もある決済方法だ。
一流には一流のサービスを
アメックス・プラチナカードは一流カードといって過言ではない。もしあなたが一流の人間であると思うなら(または一流でありたいと願うなら)、アメックス・プラチナカードはその期待に答えてくれるカードである。
コンシェルジュ
上位カードには必ずついているコンシェルジュデスクも利用可能。24時間365日対応で、ホテルやコンサートのチケットの手配、レストランなど会食の手配もアメックスプラチナならば簡単にできる。
センチュリオン・ラウンジが日本でも使える
アメックス直営の空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」が、2025年に羽田空港(第3ターミナル)へ日本で初めてオープンした。
航空券の種類や航空会社を問わず、カードを見せるだけで利用できるのが魅力。羽田を含め世界各地のセンチュリオン・ラウンジを利用できる。
なお2026年7月8日からは、羽田など対象空港で無料で入れる同伴者の人数が1名に変更される予定だ。
このほかプライオリティ・パスなども含めた「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」として、世界140ヶ国 1,550ヶ所以上のラウンジが利用できる。
ホテルの上級会員資格が無料でもらえる
提携ホテルのメンバーシップに登録すると、各ホテルの上級会員ステータスが無料で付与される。部屋のアップグレードや朝食サービスなど、さまざまな優待が受けやすくなる。
対象は以下のとおり。
・ヒルトン・オナーズ ゴールドステータス
・Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員資格
・Seibu Prince Global Rewards プラチナメンバー
・Radisson Rewards Premiumステータス
2 for 1ダイニング by 招待日和
国内と、ハワイ・シンガポール・台湾の約250のレストランで所定のコースを2名以上で予約すると、1名分の料理代が無料になる。本来は入会条件が厳しく年会費もかかるサービスを、アメックスプラチナなら無料で利用できる。
フリー・ステイ・ギフト
毎年カードを更新することで、1年に1度、国内の対象ホテルで一泊できる無料ペア宿泊券がプレゼントされる。
北海道から沖縄まで、7つのホテルグループ・50を超える対象ホテルから選べる(2025年度の場合)。さらに2連泊以上の予約でホテルクレジット(5,000円分)が付くホテルも多数用意されている。
トラベルクレジットがもらえる
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでの予約に使えるクレジットが、入会時に30,000円分、カード更新ごとに20,000円分プレゼントされる。
保険、補償がすごい
スマートフォン・プロテクション
持っているスマートフォンが破損(画面割れを含む)・火災・水濡れ・盗難の被害にあった場合に、修理代金を最大15万円まで補償してくれる。
購入後3年以内のスマートフォンが対象で、1年間の保険期間中、通算で15万円を限度に請求できる。直近3ヶ月続けてカードで通信料を支払っているスマートフォン1台が対象となる(1回の事故につき5千円の自己負担あり)。
ショッピング・プロテクション
国内外を問わず、カードで購入したほとんどの商品について、破損・盗難などの損害を購入日から90日間補償してくれる。会員1名あたり年間最高500万円まで補償される(1事故につき1万円の自己負担あり)。
リターン・プロテクション
カードで購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合でも、購入から90日以内なら1商品につき最高3万円相当額まで、1会員口座あたり年間最高15万円相当額まで購入金額を払い戻してくれる。
航空便遅延費用
飛行機をよく使う方に安心な補償が航空便遅延補償。海外旅行の際、遅延や欠航などで臨時に出費した食事代、乗り継ぎ便に乗れなかった際の宿泊費や食事代などが補償される。手荷物の到着遅延・紛失で買った衣類や生活必需品の費用も補償の対象だ。
還元率、ポイント
利用代金100円につき最大3ポイントが貯まる。本来は1ポイントだが、メンバーシップ・リワード・プラス(プラチナカードは無料)への登録と、対象プログラムへの登録を組み合わせることでポイントが上乗せされる仕組み。忘れずに登録するようにしたい。
貯まった1ポイントは、交換先や利用先によって価値が変わってくる。ポイントの交換の仕組みは若干複雑なので、どれがお得な交換方法かよく吟味して選んでほしい。
一番基本的な使い方は利用代金に充当する方法だろう。この場合、最大で1ポイント1円で利用できる。
ANAマイルに交換する場合は、1,000ポイント = 1,000マイルに交換することができる。
1マイルの価値は2円以上あると考えられるため、交換レートは非常に高い。ただしANAマイルの交換はメンバーシップ・リワード・ANAコース(有料)への登録が必要となるため、ある程度のポイントを交換できる方でないとお得さはない。
セゾンプラチナアメックスとの違い
アメックス・プラチナと似たカードとしては、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(通称セゾンプラチナアメックス)があるが、これは別物であると考えた方がいい。
アメックスプラチナ:アメックスのプラチナカード
セゾンプラチナアメックス:セゾンカードのプラチナカード(国際ブランドがアメックス)
セゾンプラチナアメックスは、セゾンカードのプラチナカードで国際ブランドがアメックスであるという位の認識でよいだろう。セゾンプラチナアメックスはアメックスプラチナに比べると年会費がかなり低額ではあるが、期待しているサービスが受けられないので注意が必要
セゾンプラチナアメックスが悪いというわけではない。自分にあった年会費とサービスを選ぶことが重要である。とはいえ、アメックスプラチナを申し込んだつもりだったのに、セゾンプラチナアメックスだったということにならないように注意してほしい。
審査、年収の条件
審査は厳しいとは思われるが、年収だけの条件を見ると年収400万円代から審査通過の報告を見ることができる。年収500万円、600万円以上ある方であれば、申込みに通過する可能性は十分にある。
クレジットカードの審査は年収だけを見ているのではなく、カードに遅延の事故情報がないかどうか、資産はいくらか、職業はなにか?など様々な情報をもとにスコアリングして判定されている。
事故情報などマイナスの経歴がないのであれば、とりあえず申し込んでみてもよいだろう。
カード概要
| 年会費 | 165,000円(税込) |
|---|---|
| 還元率 | 0.33%〜1.0% |
| ブランド | |
| 電子マネー | – |
| 電子決済 | Apple Pay、Google Pay |
| ETC | 年会費無料、発行手数料935円(税込) |
| 家族カード | 無料 |
| 国内保険 | 最高1億円(利用付帯) |
| 海外保険 | 最高1億円(自動付帯 + 利用付帯) |
| ポイント種類 | メンバーシップ・リワード |
申し込み方法について
まだアメックスを持っていない人は、以下のリンクから申し込みできる。
アメックスゴールドを持っている方であれば、カード裏面に記載されているゴールドカードデスクに電話することで、切り替えの申し込みができる。
その他のアメックスプラチナの疑問
経費に使えるか
この記事で紹介しているアメックス・プラチナは個人向けカードであるため、法人で経費を支払いたい場合には、法人向けのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードがおすすめ。
個人向けカードで支払い自体はできるが、個人の支払いと法人の支払いが混ざってしまい好ましくない。















