ドコモSMTBネット銀行が2026年10月15日、ミライノカード(Mastercard)とミライノカード Travelers Goldの提携終了を告知した。2027年4月15日(木)からはライフカード株式会社が発行するカードへ切り替わる予定で、銀行と一体で使ってきた会員にとっては、ポイントや銀行側の優遇がどう変わるかが焦点になる。
ミライノカード2券種が2027年4月15日からライフカード発行に
今回の対象は、ミライノカード(Mastercard)とミライノカード Travelers Goldの2券種だ。ドコモSMTBネット銀行との提携を終了し、2027年4月15日(木)よりライフカード株式会社が発行するカードへ切り替える予定とされている。
ミライノカード(Mastercard)は、住信SBIネット銀行(当時)とライフカードの提携により2018年に発行が始まったカードで、もともとライフカードが発行業務に関わってきた。今回の切り替えは、その提携関係を解消し、ライフカード単独のカードとして引き継ぐ形と読み取れる。
切り替えに伴い、ポイントサービスなど一部の商品内容が変更になる。具体的な変更内容や新しいカードについては、ライフカード株式会社から改めて案内される予定だ。会員側で何らかの手続きが必要になるかどうかは、今回のお知らせでは明記されていない。
ビジネスカード2券種は対象外
法人・個人事業主向けのミライノカード Businessライトとミライノカード Businessは、今回の切り替えの対象外とされている。同じ「ミライノカード」の名前を持つカードでも、扱いが分かれる点には注意が必要だ。
| カード名 | 今回の切り替え |
| ミライノカード(Mastercard) | 対象(2027年4月15日からライフカード発行へ切替予定) |
| ミライノカード Travelers Gold | 対象(2027年4月15日からライフカード発行へ切替予定) |
| ミライノカード Businessライト | 対象外 |
| ミライノカード Business | 対象外 |
なお、JCBブランドのミライノカードは2023年11月30日に入会受付を終了し、2025年1月16日にJCBへ事業承継済みで、今回の発表とは別の話になる。
新規受付終了と券面変更を経ての提携終了
今回の発表には前段がある。同行は2026年7月3日、ミライノカード(Mastercard)とミライノカード Travelers Goldの新規受付を2026年8月3日(月)で終了すると告知していた(ミライノカード Businessは対象外)。
あわせて既存会員には、2026年9月以降に有効期限を迎える分や再発行分から、新しいデザインのカードを送付するとしていた。この時点では機能や利用条件に変更はないと説明されており、問い合わせ先もライフカード社とされていた。新規受付の終了、券面の変更、そして今回の提携終了と、段階を踏んでライフカードへ移管する流れだったと考えられる。
Travelers Gold条件のスマプロランク判定は2027年3月で終了
既存会員への影響として最もはっきりしているのが、銀行側の優遇プログラム「スマプロランク」の扱いだ。ミライノカード Travelers Goldの保有を条件とするスマプロランクの判定は、2027年3月判定分(2027年5月適用ランク)をもって終了する。
スマプロランクは、ランクに応じてATM手数料や他行宛振込手数料の無料回数などが決まる同行の仕組みだ。Travelers Goldを持つことでランクを満たしていた人は、2027年6月適用分以降、別の条件でランクを維持しなければ、ランクが下がり無料回数が減る可能性がある。カード以外の判定条件で現在のランクを満たせているかを早めに確認しておくとよいだろう。
ポイントや銀行連携のメリットが変わる可能性
ポイントサービスについては「一部の商品内容が変更となる」とされているだけで、還元率や付与ルールがどう変わるのかは現時点で示されていない。詳細はライフカード株式会社から改めて案内される予定のため、案内が届いたら、これまでのポイント条件との違いを確認したい。
また、ミライノカードはドコモSMTBネット銀行の口座と組み合わせて使う前提のカードだった。発行会社がライフカードに移り、スマプロランクの判定条件からも外れることで、銀行とカードを一緒に使うことで得られていた連携メリットが薄れる可能性があると考えられる。銀行の優遇目当てでカードを持っていた人ほど、切り替え後もカードを持ち続ける意味があるかを見直すきっかけになりそうだ。
2027年4月までに既存会員が確認しておきたいこと
切り替えまでは半年ほどあり、現時点で慌てて動く必要はない。ただ、以下の点は押さえておきたい。
- 手持ちのカードが切り替え対象(ミライノカード(Mastercard)、ミライノカード Travelers Gold)か、対象外のビジネスカードか
- Travelers Goldの保有でスマプロランクを満たしている場合、2027年6月適用分以降もランクを維持できる別の条件があるか
- ライフカードから届く案内で、ポイントサービスの変更内容と、会員側の手続きの有無
- 公共料金やサブスクリプションなど、ミライノカードを支払い先に登録しているサービス
特にTravelers Gold会員で、銀行の手数料優遇を重視している人は、カードの継続と銀行のランク維持を分けて考える必要が出てくる。ライフカードからの案内内容を見たうえで、カードを使い続けるか、ほかのカードに切り替えるかを判断するのが現実的だろう。問い合わせは、ドコモSMTBネット銀行のミライノカード(Mastercard)お問い合わせページから確認できる。














