日本航空(JAL)は、JALマイルから電子マネー特典WAONへの交換レートを2026年6月1日(月)から変更する。交換上限が撤廃される一方、少量の交換では1マイルあたりの価値が現行の半分に下がる。JALマイルを活用しているユーザーは事前に変更内容を確認しておきたい。
6月1日から交換単位とレートが変わる
現在の仕組みでは10,000マイルを10,000WAONに交換でき、1マイルが1円相当のWAONに化ける計算だ。同一年度内の交換上限は20,000マイルに設定されている。
6月1日以降、交換の選択肢は3,000マイル単位と10,000マイル単位の2種類となり、それぞれのレートが異なる体系に移行する。
| 変更前の交換レート | 10,000マイル → 10,000WAON(年度内上限20,000マイル) |
| 6月1日以降(3,000マイル) | 3,000マイル → 1,500WAON(上限なし) |
| 6月1日以降(10,000マイル) | 10,000マイル → 11,000WAON(上限なし) |
少量交換では1マイルの価値が半減する
3,000マイル単位の交換では、1マイルあたりのWAON換算が0.5円相当になる。現行の1円相当から価値が半分になる計算だ。これまで少量のマイルをこまめにWAONへ変えていたユーザーには実質的な改悪となる。
一方、10,000マイルをまとめて交換した場合は1マイルあたり1.1円相当となり、現行よりもわずかに有利だ。大量のマイルを一度に動かすスタイルであれば、むしろ受け取れるWAONが増える。
6月1日を前に現行レート(1マイル=1WAON)での交換を希望する場合は、5月31日中に手続きを済ませる必要がある。
交換上限は撤廃、カード保有上限は50,000円のまま
変更後は年度内の交換上限がなくなるため、手元のマイルを一度に大量に使えるようになる。ただし、WAONカードに保有できる金額の上限は50,000円で変わらない。交換額が50,000円を超える場合は複数回に分けてカードへダウンロードする必要がある。
WAON交換以外の選択肢も視野に
電子マネー特典WAONへの交換は、イオングループの加盟店や自動販売機など幅広い場面でJALマイルを活用できる手段として利用されてきた。今回の変更で3,000マイル単位の価値が下がることで、特典航空券への利用や他の提携ポイントへの移行といった選択肢との比較が改めて重要になる。
特に保有マイルが10,000マイルを下回るユーザーは、WAON交換を選ぶ前に他の活用方法と比べてみる価値がある。














