応援型クレジットカードとして注目度を上げているNudge(ナッジ)。
ユーザー側はもちろん、事業者側にも提携するメリットが存在する。
本記事では、Nudgeの基本情報から魅力まで解説するので参考にしてほしい。
今までにない応援型のクレジットカードNudge(ナッジ)
Nudge(ナッジ)は応援型クレジットカード。
好きなチームやアーティストなど、入会する「クラブ」を選択し、普段通りカードを使えば決済手数料の一部が事業者に還元される。
参加している主なチーム・団体は以下の通りだ。
- ブラウブリッツ秋田
- MILIYAH Loveheart Club
- Zgirls
- アースフレンズ東京Z
- 八巻セイラ(白金台女子ゴルフ部)
- 加藤みなみ(白金台女子ゴルフ部)
- 岩手ビッグブルズ など
また、Nudgeは利用額に応じてユーザー側にもクラブ特典を用意。
例えば岩手ブッグブルズの場合、「選手による名前読み上げ動画」「質問回答動画」などが会員限定で楽しめる。
クレジットカードを使うことで、クラブ、ユーザー双方にメリットを享受することができる仕組みとなっている。
基本無料で上限は10万円のクレジットカード
Nudge(ナッジ)は入会金・年会費無料で使うことができクレジットカードで、利用上限金額は10万円。
プリペイドカードのように事前入金が必要なく、申し込みもスマホアプリで完結する。
Visaのプラスチックカードを発行も無料でき、3種類の中から好きなデザインが選べる。(一部、有償カードあり)
また、カードはVisaのタッチ決済にも対応。すべてのカードにIC機能が備わっており、安心して世界中のVisa加盟店で利用するが可能となっている。
AIを活用した審査を設けているので、学生やアルバイトはもちろん、フリーランスでも発行できる点が魅力的だ。
少額決済用のクレジットカードとして20~30代の若者をターゲットにしている。
返済方法
クレジットカードの返済方法は口座引落が一般的だが、Nudgeではセブン銀行ATMを採用している。
カード利用日の翌日からでも返済でき、具体的な流れは以下の通りだ。
- 専用アプリから「返済」を選択
- 「ご請求額」に進み、「セブン銀行ATM」を選択
- セブン銀行ATMの画面で「スマートフォンでの取引」をタップ
- 表示されたQRコードを読み取る
- 表示された企業番号をATM画面に入力
- ATMに現金を挿入
- 返済金額を入力
セブン銀行ATMでは1,000円単位での返済になる。
例えばNudgeの利用金額が5,650円の場合、6,000円の入金が必要ということ。
余分に入金した分は次回返済分と相殺される仕組み。
また、セブン銀行ATMでの返済手数料は無料に設定されている。
利息に注意
Nudgeではカード利用日の翌々月1日から利息が発生し、計算方法は「未返済分×0.05%」。
例えば決済日が1月31日、確定日が2月1日であれば、利息発生日は4月1日から。
未返済分が1万円で4月2日に返済した場合、10,000円×0.05%×2日=10円が利息となる。
今ままでのクレジットカードとの違い
Nudge(ナッジ)が今までのクレジットカードと違う点は、大きく分けて3つ存在する。
- 20〜30代向けの少額決済クレジットカード
- 間接的に「クラブ」を応援できる
- カード利用日の翌日から返済可能
上限金額が10万円に設定されているNudgeは使いすぎてしまうリスクが少ない。
返済自体もカード利用日の翌日からできるので、状況に合わせた柔軟な使い方を実現できる。
また、好きなアーティストやチームを「クラブ」と呼び、普段のカード利用が間接的な応援につながる点もポイント。
AIを活用した審査により、クレジットカードを発行できなかった層にもアプローチしている。
事業者側が発行するメリットとは?
Nudge(ナッジ)を事業者が発行するメリットは以下の通り。
- 決済手数料の一部が入る
- 初期コストがかからない
- ファンに負担をかけずに交流ができる
Nudgeでは決済手数料が「クラブ」とレベニューシェアされる。
初期費用・運営費用もかからないので、事業者側からすれば提携した際のメリットは大きい。
また、ユーザー側にもカード利用額に応じた特典が用意されており、コロナ渦においてもファンとのコミュニケーションを強化することができる新たなツールとして活用できるだろう。