マネックス証券とアプラスの提携クレジットカードが2021年5月19日より登場する。
その名もマネックスカード。投資信託にも活用でき、カードショッピングでポイントも貯まる優れモノだ。
本記事では、マネックスカードの詳細について解説する。
ポイントプログラム
マネックスカードには、ポイントプログラムの「マネックスポイント」が用意されている。
カード利用100円(税込)につき1ポイント貯まる仕組みだ。
投資信託の保有や株式の売買が必要なく、従来よりもポイントが貯めやすくなった。
マネックスポイントの使い道は以下の通り。
- 株式手数料に充当
- dポイントと交換
- Tポイントと交換
- ANAマイルと交換
- Amazonギフト券と交換 など
幅広い使い道が用意されているので、マネックスポイントを持て余すことはないはずだ。
即時出金サービス
マネックス証券には、口座へ資金がすぐに振り込まれる「即時出金サービス」を提供している。
通常は1回につき330円(税込)の手数料が必要だが、マネックスカードであれば月5枚まで無料。
資金移動に関するコストを大幅に削減できる。
他の証券会社と比較
2021年冬以降、マネックスカードで投資信託の積立ができるようになる。
具体的なサービス内容は不明だが、ポイントプログラムが適用される可能性が高い。
また、マネックス証券以外にも、以下のようにクレジットカードの利用でポイントが貯まる証券サービスが存在する。
- 楽天証券と楽天カード
- SBI証券と三井住友カード
それぞれ詳細を簡単に解説する。
楽天証券と楽天カード
楽天証券の場合、楽天カードで決済すると0.5%~1.0%のポイントを獲得可能。還元率は、ファンドの代行手数料および楽天カードの種類によって異なる。
還元上限は毎月50,000円までなので、最大で500ポイント付与されるといった内容だ。
もちろん貯まるポイントは楽天ポイントなので、使い道を心配する必要はない。毎月の積立に活用することもできる。
SBI証券と三井住友カード
SBI証券の場合、上限金額は毎月50,000円で、三井住友カードの利用によるポイント還元率は0.5%。
楽天証券と楽天カードによるポイント還元率の方が0.5%分上回る形だ。
しかし、SBI証券にはVポイントサービスが存在する。
国内株式現物取引の月間手数料の3.0%が還元されたり、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されたり、ポイント自体は貯まりやすい仕組みだ。
マネックス証券とマネックスカードのサービス次第
マネックス証券・楽天証券・SBI証券の内、どれが最もお得になるのか気になる人も多いはず。
しかし、マネックス証券とマネックスカードのサービス内容が判明していないので、現状は結論が出せない。
楽天証券とSBI証券という話であれば、シンプルさを求めるなら楽天証券、ポイントをたくさん貯めたいならSBI証券がいいだろう。
基本情報
マネックスカードの基本情報は以下の通り。
- 年会費:初年度無料・通常550円(税込)だが、年1回のカード利用で翌年度無料
- ポイント還元率:1.0%(100=1ポイント)
- 国際ブランド:JCB
年会費に関しては実質無料。マネックスカードを発行するためには、マネックス証券の口座が必要なので覚えておこう。
最終更新日:2023/06/16