au PAYが2026年8月3日から9月30日まで、韓国のコード決済加盟店30万店舗以上での支払いにPontaポイントを最大20%還元するキャンペーンを実施する。ただし還元の上限は1,000Pontaポイントで、現地決済に必要な事前準備もある。夏の韓国旅行を予定している人に向けて、実質的な得の目安と使う前の準備を整理する。
韓国の30万店舗でau PAYが最大20%還元
KDDIとauフィナンシャルサービスは、2026年8月3日から9月30日まで、韓国でau PAYのコード支払いを利用した合計金額の最大20%をPontaポイントで還元するキャンペーンを実施する。対象は、韓国の大手コード決済事業者「paybooc(ペイブック)」の加盟店で、コンビニエンスストアや飲食店、免税店など30万店舗以上をカバーする。
日本で普段使っているau PAYアプリのコード支払いを、そのまま韓国旅行先で使えるのがこのキャンペーンの前提になる。外貨両替をせずに買い物ができ、支払いのたびに現金を用意する手間が減る点が海外利用の利点だ。
還元の上限は1000Pontaポイント 得する目安は約5000円まで
見出しの「最大20%」は、そのまま受け取ると誤解しやすい。還元されるPontaポイントには上限1,000ポイントが設定されているためだ。
還元率20%で上限1,000ポイントに達するのは、利用額でおよそ5,000円分に相当する。つまり、5,000円程度までの利用であれば20%の恩恵をフルに受けられるが、それを超えて使った分は還元の対象外となり、利用額全体でならした実質還元率は20%を下回っていく。プレスリリースでも、付与上限の適用によって還元率が20%に満たない場合があると明記されている。
このため、キャンペーンの旨味を最大限に受け取りたいなら、少額の支払いをau PAYに寄せるのが現実的だ。高額の買い物すべてをau PAYで払っても、上乗せされるPontaポイントは1,000ポイントで頭打ちになる。
海外決済手数料3.85%が利用額に含まれる
もう一つ押さえておきたいのが、海外決済手数料だ。韓国での利用金額には、海外決済手数料3.85%が含まれる。国内でau PAYを使うときには発生しないコストであり、還元率だけを見て得だと判断する前に、この手数料分を差し引いて考えておきたい。
還元されたPontaポイントは、キャンペーン期間終了後の2026年11月末頃までに進呈される予定となっている。
使う前に日本国内でeKYCと規約同意が必要
韓国で実際に支払う前に、日本国内で済ませておくべき準備がある。渡航後に慌てないよう、出発前に確認しておきたい。
- 日本国内で、au PAYアプリの本人確認(eKYC)を完了しておく
- 「au PAY 海外コード支払い規約」に同意する
本人確認と規約同意が済んで初めて、韓国内の対象店舗でコード支払いが使えるようになる。本人確認は完了までに時間がかかる場合もあるため、出発直前ではなく余裕をもって手続きしておくのが無難だ。
キャンペーン後も通常0.5%相当のPontaが貯まる
このキャンペーンは9月30日で終了するが、au PAYのコード支払いの海外利用自体はその後も続く。海外での利用でも、日本国内と同じく200円の利用ごとに1Pontaポイントが還元される。還元率にすると0.5%相当で、キャンペーン期間を過ぎても現地で少しずつポイントが貯まる形だ。
海外利用時は、日本円と現地通貨の両方で残高が表示され、リアルタイムの為替レートも確認できる。いくら使ったのかを日本円ベースで把握しやすいのは、旅行中の予算管理という面では扱いやすい。
キャンペーンの概要
| 実施期間 | 2026年8月3日〜9月30日 |
| 対象 | 韓国のpaybooc加盟店(30万店舗以上)でのau PAYコード支払い |
| 特典 | 期間中の韓国での合計利用金額の最大20%をPontaポイント還元 |
| 還元上限 | 1,000Pontaポイント |
| 付与時期 | 2026年11月末頃まで |
| 事前準備 | 日本国内でのeKYC(本人確認)と海外コード支払い規約への同意 |
| 注意点 | 利用金額に海外決済手数料3.85%が含まれる |
韓国旅行を予定する人には試す価値がある
まとまった額を還元してもらえるわけではないものの、8月から9月にかけて韓国旅行を予定している人にとっては、事前準備さえ済ませておけば現金の両替を減らしながらPontaポイントを上乗せできる。コンビニでの飲み物やちょっとした飲食など、少額の支払いをau PAYに寄せていくのが、上限1,000ポイントを取り切る堅実な使い方だ。
一方で、高額の買い物で大きく得しようという期待には応えない設計であり、海外決済手数料も加わる。あくまで旅行中の少額決済に添える特典として、無理のない範囲で活用するのがよいだろう。
キャンペーンの詳細は、au PAYの特設ページで確認できる。














