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スマホが決済端末に、JCBらが「Tap on Mobile」提供開始

JCB・三菱UFJニコス・UCカードの3社が出資する株式会社ジェイエムエス(JMS)は、株式会社日本カードネットワーク(CARDNET)が提供する加盟店向け決済アプリケーション「Tap on Mobile」の取り扱いを開始した。市販のAndroidスマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールするだけで、決済端末として使えるようになる。

Tap on Mobile 利用イメージ

専用端末なしでスマホが決済端末になる仕組み

「Tap on Mobile」は、決済専用の端末を別途導入しなくても、市販のスマートフォンやタブレットに専用アプリを入れるだけで、クレジットカードや電子マネーの非接触決済、QRコード・バーコード決済を受け付けられるようにするサービスだ。専用端末が不要なため、加盟店側は導入コストを抑えられるほか、持ち歩きができ省スペースで運用できる利点がある。

クレジットカードから交通系電子マネー、主要コード決済まで対応

対応する決済手段は幅広い。クレジットカードはJCB、American Express、Diners Club、Discover、VISA、Mastercardのタッチ決済に対応し、電子マネーはQUICPay、交通系電子マネー、iD、楽天Edy、nanaco、WAONが利用できる。コード決済ではPayPay、d払い、楽天ペイ、AEON Pay、WeChat Pay、Alipay+などにも対応する。普段使っている主要な決済手段の大半をカバーしていることになる。

キッチンカーなど小規模店への広がりに期待

省スペースで持ち運びもできる特性から、大規模な店舗だけでなく、キッチンカーのような小規模店舗でも導入しやすい点が特徴とされている。これまで決済端末の導入コストがネックでキャッシュレス対応を見送っていた店舗にとっては、選択肢が広がる形だ。読者にとっても、これまで現金のみだった小規模店やイベント出店でのキャッシュレス決済が使える機会が増えることが期待できる。

新規申込でスマホ無料プレゼントなどの特典も

JMSは新規申し込みおよび利用促進のキャンペーンも実施している。専用Webフォームから申し込むと「Tap on Mobile」用のAndroidスマートフォンが先着順で無料贈呈されるほか、2026年9月30日までに申込・加盟店契約を完了し、同年12月31日までに決済取引を1回以上成立させるとJCBギフトカード3,000円分が贈られる(JMSを初めて利用する加盟店限定)。これらはあくまで加盟店向けの特典であり、消費者が直接申し込めるものではない点には注意したい。

対応店舗の増加で使える場面が広がる可能性

「Tap on Mobile」自体は加盟店向けのサービスだが、導入のハードルが下がることで、これまでキャッシュレス決済に対応していなかった店舗が対応する可能性が高まる。普段使っているカードや電子マネー、コード決済がそのまま使える店が増えていくかどうかは、今後の加盟店の導入状況次第といえる。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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