楽天カード株式会社と楽天ペイメント株式会社は2026年7月2日、「楽天ペイ」アプリから楽天カードのキャッシングを利用して「楽天ペイ残高」にチャージする機能の本格提供を開始したと発表した。

「楽天キャッシュ【プレミアム型】」にキャッシングからチャージできるようになった
「楽天ペイ残高」は「楽天キャッシュ【基本型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】」「楽天キャッシュ【プレミアム型】(給与)」の総称で、これまで楽天カードからチャージできたのは「楽天キャッシュ【基本型】」のみだった。出金や送金が可能な「楽天キャッシュ【プレミアム型】」は、全国の対象金融機関口座などからのチャージには対応していたが、楽天カードからのチャージには対応していなかった。
今回の機能追加により、楽天カードのキャッシングを利用して「楽天キャッシュ【プレミアム型】」にもチャージできるようになり、チャージ元の選択肢が広がったことになる。なお「楽天キャッシュ【プレミアム型】」の保有には本人確認が必要だ。
チャージは「楽天e-NAVI」のキャッシングページで行う
チャージの流れはシンプルだ。楽天カード会員が「楽天ペイ」アプリの「楽天ペイ残高」チャージ画面を開くと、「楽天カード キャッシング」と記載されたアイコンが表示される。このアイコンをタップすると「楽天e-NAVI」のキャッシングページに遷移し、そこでチャージ手続きを行う仕組みだ。
金額は1,000円から1,000円単位で選択できる。ただし選べる金額は、楽天カードのキャッシング利用可能額と「楽天キャッシュ」のチャージ上限額の両方の範囲内に収まる必要がある。もともと楽天カードのキャッシング自体は1万円からの利用となっているが、本機能を使う場合は1,000円単位の少額からチャージできる点が特徴だ。
チャージ後は送金や口座への出金にも使える
キャッシングでチャージした「楽天キャッシュ【プレミアム型】」は、通常の「楽天ペイ残高」と同様に活用できる。「楽天ペイ」アプリの送付機能を使えば、家族や友人へ手数料無料で送ることができるほか、本人名義の金融機関口座への出金も可能だ。
「楽天キャッシュ【基本型】」にはなかった送金・出金の機能を、キャッシングという普段のカード利用の延長で使える残高に持たせられる点が、今回の機能のポイントといえる。
キャッシングは借入れ、利用は計画的に検討したい
留意しておきたいのは、キャッシングが楽天カードを使って現金を借入れる機能だという点だ。本機能でチャージする原資はあくまで借入金であり、通常のショッピング利用とは性質が異なる。送金や出金がしやすくなったからといって安易に多用するのではなく、借入れである点を踏まえたうえで、必要な範囲にとどめて計画的に利用を検討したい。
提供開始を記念したキャンペーンも予定
楽天カードと楽天ペイメントは、本機能の提供開始を記念して今後キャンペーンを開催する予定だとしている。具体的な内容や実施時期は現時点で明らかにされていない。
口座を使わずチャージ元を増やしたい人に選択肢となる
「楽天キャッシュ【プレミアム型】」をこれまで金融機関口座からしかチャージできず利用をためらっていた人にとって、楽天カードからもチャージできるようになったことは選択肢の広がりになる。特に、家族や友人への送金や口座への出金といった用途で「楽天ペイ残高」を使いたい人には便利な機能だ。
一方で、チャージ元が借入れであることに変わりはないため、通常のショッピング利用やチャージ以上に利用状況を意識しておく必要がある。















