PayPayは2026年9月2日、苫小牧信用金庫、西京信用金庫、高知信用金庫の3金庫を残高チャージの対応先に追加した。これにより全国254のすべての信用金庫がPayPay残高チャージに対応した。
残る3金庫が対応し、信用金庫の対応が全国で出そろった
今回対応が加わったのは、苫小牧信用金庫、西京信用金庫、高知信用金庫の3金庫である。この3金庫の追加によって、全国254のすべての信用金庫の口座からPayPay残高へチャージできるようになった。信用金庫という業態でみると、残高チャージの対応率が100%に達したことになる。
信用金庫は特定の地域に根ざした金融機関で、その地域に住む人や事業者がメインバンクとして使っているケースが多い。これまでは自分が口座を持つ信用金庫がPayPayに未対応で、残高のチャージ手段が限られていた人もいた。今回の対応で、どの信用金庫を使っていても口座を直接ひも付けてチャージできる状態が整った。
信用金庫の口座を登録すると何が変わるのか
PayPayの支払いは、あらかじめアプリにチャージしておいた残高(PayPayマネー)から引き落とす方式が基本となる。この残高の入金元として銀行口座を選べると、現金を用意する手間をかけずにアプリ上の操作だけで残高を補充できる。
使っている信用金庫の口座からそのまま入金できる
口座を登録しておくと、ATMに出向いて現金を用意しなくても、アプリの操作だけで残高をチャージできる。給与や生活費を管理している信用金庫の口座をそのまま入金元にできるため、家計の中でPayPayの支払い分を把握しやすくなる。地元の信用金庫をメインバンクにしている人ほど、資金の流れをまとめやすくなるだろう。
残高が不足したときにその場で補充できる
支払いの直前に残高が足りないと気づいた場面でも、登録済みの口座があればその場でチャージして支払いを続けられる。これまでクレジットカードや現金でのチャージ手段を別に用意していた人にとっては、普段使いの口座一つでまかなえるようになる点が実用的な変化となる。
登録には事前の本人確認が必要
信用金庫の口座を登録するには、PayPayアプリで信用金庫を選び、口座の登録手続きを進める。一度登録すれば、次回以降はアプリ上の操作だけで口座から残高へ資金を移せる。
ただし、銀行口座の登録には事前の本人確認が必須となる。本人確認が済んでいない場合は、口座の登録手続きの途中で本人確認の画面へ進む流れになる。利用開始前に本人確認を済ませておくと、実際にチャージしたいときにスムーズに登録できる。
地方で信用金庫を使う人に届く地道なアップデート
今回の対応は新しいキャンペーンや特典ではなく、チャージの入金元となる金融機関の選択肢が全国の信用金庫に広がったという地道なアップデートである。ただ、これまで自分の信用金庫が未対応でPayPayの利用をためらっていた人にとっては、日常の決済に踏み出しやすくなる変化と言える。
地元の信用金庫をメインバンクにしている人や、都市銀行・ネット銀行の口座を持たずに信用金庫だけで生活資金を管理している人は、今回の対応をきっかけに口座登録を検討してみる価値がある。まずは本人確認を済ませたうえで、アプリから口座を登録するとよいだろう。













