セルフ式のコーヒーチェーンのなかでもモダンで落ち着きのある店内と、こだわりのおいしいコーヒーが飲めるお店として人気のタリーズコーヒー。
タリーズコーヒーでは、いくつかのキャッシュレス決済を使うことができる。基本的にクレジットカード、電子マネー、QRコード決済を使えるが、店舗により若干違いがある。
本記事では、タリーズのキャッシュレス決済対応状況を踏まえて、お得な支払方法を紹介する。
目次
タリーズで使えるキャッシュレス決済
タリーズでは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応している。それぞれの決済方法のなかで使えるサービスを以下に紹介する。
ただし、店舗により対応状況が異なるため、詳しくは公式サイトの店舗検索や店頭掲示などで確認してほしい。
クレジットカード
タリーズコーヒーでは基本的にクレジットカードを利用でき、以下の五大国際ブランドに対応している。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメックス
- ダイナーズ
タリーズ利用による特典はない
クレジットカードの大きなメリットの一つが、特約店での利用によるポイントの増加や割引サービスなどだ。
しかし残念ながら、タリーズコーヒーではそういった特約店契約をしているカードがなく、クレジットカードの基本の還元率しか適用されない。
電子マネー
タリーズでは、以下の電子マネーを利用できる。
- 楽天Edy
- iD
- QUICPay
Apple Payも利用可能だ。また、以下の交通系電子マネーに対応している。
- Suica
- PASMO
- Kitaca
- manaca
- toica
- ICOCA
- はやかけん
- nimoca
- SUGOCA
QRコード決済
タリーズでは2021年1月12日より、QRコード決済の「PayPay」と「メルペイ」が利用できるようになった。
それまではQRコード決済に対応していなかったため、今回の対応開始で利便性が高まった。
今後他のQRコード決済への対応が進むかどうか注目だ。
タリーズカードでお得に利用する
タリーズコーヒーでは、「タリーズカード」というタリーズコーヒー限定で使えるプリペイド電子マネーカードを発行している。
発行手数料は無料で、店頭ですぐに発行してもらえる。チャージは店頭で現金もしくはクレジットカードで行う。
このタリーズカードを発行することで、タリーズコーヒーをお得に利用できる。主なメリットは以下の通り。
すべてのコーヒーが10%引き
タリーズカードを使ってコーヒーを購入すると、定価から10円引きとなる。タリーズのコーヒーはSサイズであれば320円であり、ここから10円が引かれるということは、およそ3%の割引が受けられる計算である。
通常、クレジットカードのポイント還元率は1.0%あれば高還元率といわれるが、1.0%還元というと100円の買い物をして1円の割引をされているのと同様だ。
そう考えると、商品にもよるが、10円の割引はそれなりにお得な割引であるということがわかるはずだ。
タンブラーの持ち込みでさらに30円引き
タリーズでは自分でタンブラーを持ち込み、そこにコーヒーを入れてもらうように注文すると、上記に加えてさらに30円引きが適用される。つまり合計で40円引きとなり、さらにお得感が増す。
40円引きというと、7~8回のコーヒー注文でコーヒー一杯分の差が出てくることになる。毎日利用している人であれば、月3~4杯分のコーヒーが無料で飲めるということになる。これは無視できない割引ではないだろうか。
オートチャージ機能搭載で手間が掛からない
プリペイド式電子マネーカードのデメリットとしてよく挙げられるのが、チャージの手間だ。いざ使おういうときに残高が足りなかったという経験がある人も多いのではないだおうか。
しかし、タリーズカードにはオートチャージ機能が搭載されており、クレジットカードと連携させることで自動でチャージが行われ、残高を気にすることなくカード利用ができるようになる。
オートチャージ機能に連動できるクレジットカードは、VISAもしくはMasterCard。いずれも五大国際ブランドのなかでもっともよく利用されているブランドなので心強い。。
そしてさらに、タリーズカードへのチャージを行えばチャージした金額分、クレジットカードのポイントを貯めることもできるのだ。
オートチャージ機能の搭載方法
タリーズカードにオートチャージ機能を搭載するにはどうすれば良いのだろうか。
まずはタリーズカードを発行する必要がある。これは前述の通り、店舗ですぐに発行してもらうことができる。
そして、タリーズカードに記載させているカード番号を使って、タリーズカード会員専用ページにログインすると、オートチャージ機能の搭載設定が可能になる。
設定には対象のクレジットカードの番号などが必要となるため、タリーズカードとクレジットカードの2枚を手元に用意して設定をおこなおう。
最もお得なのはタリーズカード×クレジットカード
タリーズでの支払い方法で安定してもっともお得なのは、還元率の高いクレジットカードでタリーズカードにチャージをして、タリーズカードで支払いをする方法だ。
還元率の高いクレジットカードを選ぶというのがカギになる。
また、QRコード決済も、キャンペーンなどで期間限定で還元率がアップすることがあるのでキャンペーン情報を見逃さないようにしたい。
特に、PayPayは、PayPay残高もしくはPayPayカード(ヤフーカード)払いでポイント付与の対象となり、利用状況によって還元率が最大1.5%となる。
これとキャンペーンを合わせることで、タリーズカード×クレジットカードの組み合わせよりもお得になる可能性もある。
おすすめは三井住友カード(クラシック)
タリーズカードへのチャージに特におすすめなのが、「三井住友カード(クラシック)」だ。
タリーズでは特別こポイントが貯まるというクレジットカードはない。三井住友カード(クラシック)に関しても、1000円のチャージにつき1ポイントが貯まるという仕組みで、ポイントアップや割引などの特別な特典はない。
しかし、三井住友カード(クラシック)では「Vポイント」というポイントシステムがあるのだが、このポイントを1ポイント=4円としてタリーズカードにチャージすることができるのだ。
通常、クレジットカードのポイントには最低交換額が決まっており、一定のポイントを貯めなければ希望のアイテムとの交換などができない。しかし途中でポイントの有効期限が過ぎてしまったということも珍しくないだろう
タリーズカードへのチャージは200ポイントという比較的少ないポイントからできるので、こまめにポイントを使うのに役立つ。プレゼント交換で残ったポイントはタリーズカードにチャージするというやり方なども効率的だ。
そういったポイントのフレキシブルな使い方ができるという点で、三井住友カード(クラシック)はおすすめできるのである。