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セゾン系ユーザー注目!永久不滅ポイント運用サービスで投資を疑似体験、ポイントを増やす方法を確認しよう

投資

「永久不滅ポイント運用サービス」は、永久不滅ポイントを運用して投資を疑似体験できるサービスだ。

このサービスの特徴は、保有ポイントを原資として、運用次第ではポイントを増やせる可能性があること。また、実際の株価などの数値と連動しているため、投資を疑似体験でき、投資の勉強にもなる。

本記事では、このサービスの仕組みから、メリットとデメリット、利用時の注意点や口コミなどを解説する。

ポイント運用サービスの利用条件

永久不滅ポイント運用サービスを利用できるのは、以下いずれかの会員だ。

  • 永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード会員
  • 永久不滅ポイントが貯まるUCカード会員
  • ミレニアム/クラブオンセゾンカード会員
  • セゾンポイントモール会員

クレジットカードを持っていなくても、セゾンポイントモール会員であれば、メールアドレスなどの会員情報を登録するだけで無料で会員になれる。

永久不滅ポイント運用サービスを利用するには、上記各会員向けのWebサービスに登録・ログインして、運用サービスの申込および希望コースの選択・買付を行う。

「株式コース」を利用する場合は、STOCK POINT株式会社への登録が必要だ。永久不滅ポイント運用サービスから簡単に登録できる。

なお、100ポイント単位で運用口座にチャージを行うので、永久不滅ポイントが100ポイント貯まっている必要がある。

運用開始後は、運用口座において1ポイント単位で運用が可能だ。

コースを選んで運用開始

永久不滅ポイント運用サービスには「投資信託コース」「株式コース」があり、いずれかを選択することになる。

「投資信託コース」は手数料無料、「株式コース」は永久不滅ポイントをストックポイントに交換する必要があり、所定の交換レートがある。

投資信託コース

投資信託コースには、さらに以下のような複数のコースに分かれている。自分の投資スタイルに合わせて選ぼう。

アクティブコース株式比率の高い分散投資。年間15.0%程度変動する可能性あり
バランスコース債権比率の高い分散投資。年間3.0%程度変動する可能性あり
資産形成の達人コース長期的視点で、世界の株式に分散投資
グローバルバランスコース世界の株式と値動きの緩やかな債権に投資
日本株(TOPIX)コース日本の株式に投資、東証株価指数に連動した投資成果を目指す
アメリカ株コース米国の株式に投資、S&P500(円ベース)に連動した投資効果を目指す

株式コース

STOCK POINT株式会社への登録が必要なコース。

永久不滅ポイント1ポイント=ストックポイント4ポイントに交換、実際の企業の株価に応じて増減する。

交換可能なストックポイント(SP)は、カルビーSP/日清食品SP/ホンダSP(2021年6月時点)。

ポイントが1株の価値になった場合には、実際の株式と交換が可能だ(別途Stock Pointアプリのインストールが必要)。

運用状況を確認する

永久ポイント運用サービスサイトにログインすると、「取引履歴」から運用状況が確認できる。

取引履歴では、運用結果・増減・運用成績グラフ・利益率・運用中のポイント数・ポイントの申込履歴など、運用に必要な情報が確認できる。

つみたて機能

ポイント運用口座の「つみたて」からコースとポイント数を設定すると、自分で買付を行わなくても、毎月25日に自動で買付が行われる。

毎月コツコツと投資信託積立をしたい人には、この機能を活用しよう。

投資で増やしたポイントの使い方

永久ポイント運用サービスで増やしたポイントを利用するためには、ポイントを運用口座から戻す必要がある。

運用口座内のポイントは、1ポイント単位で戻すことができる。

運用口座から戻した永久不滅ポイントは、「ポイントdeお買物サービス」によりカードの請求分に充当したり、アイテムと交換したりして、通常通り利用可能だ。

永久不滅ポイントはその名の通り有効期限がないため、自分の好きなタイミングでポイントを利用できるのが利点である。

メリット・デメリット

ポイント運用サービスの仕組みや使い方が分かったところで、メリットとデメリットを比較してみたい。

メリット

ポイントを増やすことができる

クレジットカードのポイントをお得に貯める方法はいくつかあるが、通常、獲得したポイントをさらに増やすことはできない。

しかし、永久不滅運用サービスでは、ポイントを獲得後に増やせる可能性があるのだ。

リスクを抑えて投資の勉強

永久不滅運用サービスは、実際のファンドの運用状況や株価指数と連動しているため、投資の疑似体験ができる。

一方で、運用するのはお金ではなく、クレジットカードの利用によって貯まったポイントなので、リスクが低い。運用状況によってポイントが減ることはあっても、実際のお金が減ることはないからだ。

投資について、「よく分からなくて怖い」「お金が減るのは嫌だ」という人でも利用しやすいのではないだろうか。

少額からスタートできる

投資信託や株式などを購入する場合、通常は数万円~数十万円程度のお金が必要になる。

しかし運用ポイントサービスでは、100ポイント=約500円分から運用が可能だ。

気軽に試すことができる上に、保有ポイントの一部だけを運用に回すということもできる。

忙しい人でも運用しやすい

投資信託コースの場合、運用状況のチェックは月に1回~数ヶ月に1回程度でも十分だ。

株式コースの場合でも、社会情勢の変化や、株式を持つ企業に余程のこと(倒産、大幅な業績悪化、不祥事など)がない限り、株価が急激に下落することは考えにくい。

そのため、忙しくて運用のための時間が取れないという人でも、利用しやすいサービスといえるだろう。

デメリット

ポイントが減る可能性がある

永久不滅ポイント運用サービスでは、ポイントが増える可能性もあるが、逆に減る可能性もある。

最悪の場合、元本割れをしてしまう可能性もゼロではない。

あくまでポイントなのでリスクは低いが、投資である以上、損をする可能性も考えておかなければならない。

「投資すれば必ず得ができる」わけではないことは覚えておきたい。

増えるまでに時間がかかる

株式投資も投資信託も、基本的には「長期投資」が基本だ。

株式投資の場合は1日で大幅にポイントが増減することもあるが、投資信託の場合はしばらく数値に変化がないことも多い。

十分な利益を得るまでにポイントを増やすには、短くても数ヶ月、長い場合は数年のスパンでの運用を考えた方が良いだろう。

運用開始後、数時間や数日、数週間で十分にポイントを増やせわけではない点に注意したい。

サービス利用における注意点

永久不滅ポイント運用サービスを利用する場合、次の点に注意することで、リスクを抑えポイントを増やす可能性を広げられる。

小さくスタート

はじめから大量のポイントを運用してしまうと、うまくいかなかった時のダメージが大きくなる。

保有ポイントの全てを運用に回すことは避け、まずは最小の100ポイントからスタートすると良いだろう。

コース選びに注意

利用するコースによっても、ポイントを失うリスクは異なる。

簡単にいえば、ポイントが大きく増える可能性があるコースは、その分ポイントが減るリスクがある。

慣れないうちは、安定型・バランス重視のコースを選ぶことで、リスクを抑えられる。

結果に一喜一憂しない

ファンドの運用状況や株価は、社会情勢や企業の情報などによって、日毎に変化するものだ。

数値は日々変わっていくものと考え、あまり気にしすぎないようにしたい。

分散投資を行う

同じ額の投資でも、複数に分けた方がリスクを減らせる。

例えば、500ポイントを元手にする場合、500ポイントを全て使って1回で株やファンドを購入するより、100ポイントずつ5回に分けて購入した方が良い。

ユーザーの口コミ、評判

レビュー
永久不滅ポイント運用サービスを利用しているユーザーのブログなどを参照すると、以下のような口コミや評判がある。

  • スタートしてからしばらくはマイナスだったが、約3ヶ月で75ポイント、計7ヶ月で約273ポイント増えた。金額にすると1200円程度だが嬉しい
  • アクティブコースとバランスコースの半年程度の運用で、200ポイントから202ポイントに増えた。引き続き続けていきたい
  • アクティブコースとバランスコースに投資。29800ポイントからのスタートで、1年3ヶ月で335ポイント(約1675円)増えた
  • 100ポイントからスタートして、数日で1ポイント増えた

このように、「運用ポイントサービスを利用した結果、運用前よりもポイントが増えた」という声は多い。

しかし、「運用中には数十~数百ポイント下がったこともあった」など、増減を繰り返しながらポイントが増えていったパターンが一般的なようだ。

他のポイント投資との違い

永久不滅ポイント運用サービス以外にも、クレジットカードのポイントを利用して投資を行うことができるサービスは存在する。

それらの特徴と、永久不滅ポイント運用サービスとの違いを以下にまとめた。

それぞれサービスごとのメリットがあるが、「ポイントを元手にポイントを増やせる」というサービスは、今のところ永久不滅ポイント運用サービスのみだ。

楽天カード

楽天カード

楽天ポイントで楽天証券の投資信託を購入できる。楽天証券口座を開設し、楽天ポイントコースを設定すると楽天ポイントの利用が可能。

買付金額の「ポイント利用」に手持ちのポイントを入力することで注文可能だ。すべてポイントを使うことも、金額の一部にポイントを充当することも可能。

ポイントを運用するのではなく、ポイントを現金代わりにして実際の投資信託を購入できるという点が特徴だ。

また、楽天証券はSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となっており、条件を満たす形で楽天証券でポイントを使って投資信託を購入すると、楽天市場での獲得ポイントが最大+1倍となる。

楽天カード公式サイトはこちら

インヴァストカード

インヴァストカード

クレジットカードのポイントで、国内外のETF(上場投資信託)に自動的に投資するサービスを利用できる。

ポイントが毎月自動でキャッシュバックされ、自動売買投資が行われる。1ポイントから利用可能で、毎月の自動積立も可能。

売買手数料は無料だが、保有しているETFに0.9%の金利がかかる。また、売買利益が年間で20万円以上の場合には確定申告を行う必要がある。

投資により増えたポイントを現金化できるという点と、国内外のETFのみの投資という点が特徴だ。

インヴァストカード公式サイトはこちら

こんな人におすすめ

投資
永久不滅ポイント運用サービスは、以下のような人におすすめだ。

  • 永久不滅ポイントを使う予定がない
  • ポイントが増えたら嬉しいが、多少減っても構わない
  • 投資体験をしてみたい投資初心者

永久不滅ポイントが貯まっているが特に使い道がないという場合、ポイント運用サービスを利用し、長期的にポイントを増やしていくのもありだろう。

また、100ポイントからスタートできるため、「ちょっと試してみたい」「投資のシュミレーションをしてみたい」という場合にもおすすめだ。

実際のファンドや株価と連動しているため、将来的に本格的な投資をしてみたい人にとってよい練習にもなる。

ただし、保有ポイントが減ってしまう可能性はあるため、少なからずリスクはある。

「大事に貯めたポイントを少しもムダにしたくない」という人は、やめておいた方が良いだろう。

ただし、仮にポイントが減ったとしても、あくまでも保有ポイント内でのことなので、手持ちのお金がなくなることはない。

ここが、通常の投資と永久不滅ポイント運用サービスの大きな違いだ。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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