(※画像は旧券面になります)
今回、実際にJCB CARD Wを作ってみたため、体験談を紹介したいと思う。
その際に、筆者のミスで二重申し込みとなってしまったため、その点もあわせて取り上げている。
結果的にカードは発行できたため、申し込みを検討している人は参考にしてみてほしい。
目次
JCB CARD Wの概要
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズに、新たに加わったJCB CARD W。
JCBオリジナルシリーズに新たなカードが加わるのは8年ぶりのことだ。
当サイトでも最重要カードの1枚として紹介している。
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜 W×Wでポイント4倍キャンペーン中! 2019年3月31日まで |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
国際ブランド |
申し込み条件
JCB CARD Wの申し込み条件は以下の通りだ。
18歳以上39歳以下
※ご本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生除く)
39歳以下限定である点が特徴的だが、あとは一般的な条件といえる。
WEB申し込み限定であることからも、若年層をターゲットとしたカードであることがわかるだろう。
年齢の条件さえ満たしていれば特に厳しい条件ではないため、主婦の人でも申し込める。
申込者の属性
JCB CARD Wに申し込んだ筆者の属性を紹介しておこう。
都内で会社員をしている32歳の独身男性。
ここまでは普通だが、筆者は審査に不利となる以下2つの要素を持っていた。
- 転職してまだ1年経っていない
- クレジットカードを持ったことがない
一般的に、クレジットカードの審査で勤続年数が短いと不利な要素となる。
筆者は勤続年数が1年未満となってしまうため、勤続年数としての評価は最も低いものとなってしまった。
また、クレジットヒストリーやローン歴が一切ない人は俗にスーパーホワイトと呼ばれ、審査に不利と言われている。
筆者は30代でスーパーホワイトという属性であった。(ただし、携帯料金などの延滞は過去に一切ない)
以上2点の審査に不利な要素があっても、JCB CARD Wを持つことができた。
今回の結果から、勤続年数が短くても、クレジットヒストリーがなくても、JCB CARD Wの審査に通る可能性はあると言える。
少なくとも、それだけが理由で審査落ちするわけではないだろう。
なぜJCB CARD Wを選んだか
これまでにJCBの一般カードに興味があったものの、以下の点が気になり申し込みには至っていなかった。
- 通常還元率が0.5%と高くない
- 年会費が1,375円(税込)かかる
年会費は、WEBから申し込むことで初年度無料になり、年間利用額が50万円以上で翌年以降も無料になる。
しかし、年間の利用額が50万円に達するかわからなかったため、年会費無料のカードに心移りしていた。
JCB CARD Wは、年会費無料で通常還元率が2倍の1.0%になったため、以上2点の不満を解消するカードだ。
個人的に券面デザインは通常のJCB一般カードの方が気に入っていたが、ひとまず申し込んでみることに。
WEBから申し込む
JCB CARD WはWEB申し込み限定のカードのため、必然的にWEBから申し込むことになる。
筆者が実際に申し込んだのは7/28(土)のことだ。
入力フォームへ進み、必要事項の入力を進めている最中に事件は起こる。
どうしても外せない用事が入ったため、申し込みを途中で中断し、入力画面のまま離席することになってしまったのだ。
その後用事を済ませ、入力を続けて次の画面に進もうとしたところ、タイムアウトエラーが表示されてしまった。
- まだ付帯サービスの入力が残っていた
- 申し込み受付完了のメールが届かなかった
以上2点の理由から、申し込みができなかったと判断し、翌日7/29(日)に再度申し込んだ。
2度目の申し込み後、すぐにジェーシービーから入会受付完了のメールが届いたため、肩をなでおろして審査の結果を待つことに。
メールで二重申し込みを知る
入会受付完了メール後、ジェーシービーからメールが届いたのは7/30(月)のこと。
新着メールの件名は「カードオンライン入会判定結果のお知らせ」だ。
審査に通らなかったのかと不安がよぎったが、内容は筆者の想像とはまた違うものだった。
以下が、ジェーシービーから届いた実際のメールだ。
内容を簡単にまとめると、以下のようになる。
- 既にJCB CARD Wを発行している
- 同じ銘柄のカードを2枚以上持つことはできない
- 今回の申し込みはキャンセルとなった
- 現在持っているカードを引き続き利用してほしい
思い当たるのは、7/28(土)に行った1回目の申し込みが、実はちゃんと受理されていたということ。
しかし、重複して申し込みをしたことで1回目の発行手続きも進んでいない可能性がある。
メールが届いた時点で19時を回っており、問い合わせの対応時間である17時を過ぎていたため、翌日電話することにした。
翌日、ジェーシービー カード発行部に電話をすると、発送の手続きに入っているということだった。
この時点にきて、ようやく安心することができたというわけだ。
電話による確認はなかった
クレジットカードの審査において、電話確認があるというのはよく知られた話だ。
多くのカード会社で行われている電話確認は以下の2つ。
- 申込者の電話番号への本人確認
- 職場の電話番号への在籍確認
いずれも入力(記入)された情報が正しいかを確認するためのものだが、必ず確認の電話がくるというわけではない。
今回のケースでは、筆者の個人携帯にも、職場の電話にもジェーシービーからの確認はなかった。
カードの受け取り
ジェーシービーからカードが届いたのは、8/3(金)。
郵便受けにジェーシービーからの書留の不在票が入っていた。
1回目の申し込みからは6日が過ぎたことになり、発行スピードとしては一般的な部類に入る。
ただし、今回のケースでは筆者が二重申し込みしてしまったため、余計に時間がかかってしまった可能性がある。
本来であれば、よりスムーズに発行・発送されていたかもしれない。
また、メールでの連絡は早く、電話で問い合わせた際の対応もよかったため、不満は全くなかった。
再配達の依頼でもミスしてしまう
配達しに来た郵便局員が残していった不在票は2通。
1通がクレジットカードで、もう1通がQUICPayカードだろうと予想がついた。
もともと電子マネーのQUICPayは、JCB CARD WをApple Payに登録することで利用しようと考えていた。
しかし、無料で発行できることもあり、一応QUICPayカードに申し込んでいたのだ。
不在票だけでは、どちらも差出人がジェーシービーであること以外わからない。
仕方がないので、最初に手にとった不在票から再配達の依頼をすることにした。
QUICPayカードだけが手元に
不在票が届いた日は夜から予定があったため、ガイダンスの音声案内に従って「17〜19時」で再配達を希望。
しかし、2通目の再配達手配では、先ほどは受理された「17〜19時」の時間帯が受付を終了したと告げられてしまった。
時計を確認すると16時02分、まさに「17〜19時」の回の受付期限を過ぎてしまったばかりだったのだ。
仕方がないため、再配達されてくるのがJCB CARD Wと願いつつ配達員を待ったが、願いは届かず。
残念ながら、手元に届いたのはQUICPayカードだった。
結局QUICPayカードを受け取った後、もう1通の書留の再配達を依頼。
以上のような不運も重なり、JCB CARD Wを入手するのは翌日になってしまった。
実際に手にしてみた感想
全体的にラメ加工がなされ、角度を変えると細かく輝き方が変化する。
光の加減だけでなく、券面の左上に向かって実際にグラデーションがかかっている。
「思っていたよりも高級感がある」というのが、筆者の率直な感想だ。
シンプルで落ち着いた印象のカードのため、シーンを選ばずどこでも使いやすいだろう。
申し込みから受け取りまでの時系列まとめ
申し込みから受け取りまでの時間の経過がわかりづらくなってしまったため、時系列順にまとめた。
7/28(土) 1回目の申し込み
7/29(日) 2回目の申し込み ※後にキャンセルされる
7/30(月) 重複申し込みを告げるメールが届く
7/31(火) ジェーシービーに電話で問い合わせる
8/3(金) カードが届く ※不在票に記載の日付
8/4(土) QUICPayカードを受け取る
8/5(日) JCB CARD Wを受け取る
1回目の申し込みから数えると、JCB CARD Wを実際に受け取るまでに8日かかっている。
しかし、不在票が届くまでの日数は6日となるため、申し込みから6日で手元に届いたことになる。
途中で重複申し込みのキャンセルなどが入ったことを考えると、より早く届いた可能性もある。
申し込みに何の問題もなければ、最短4〜5日ほどで受け取れるはずだ。
会員専用WEBサービス「MyJCB」
MyJCBとは、ジェーシービーが提供する、利用残高やポイント数などを一括で確認できる便利なサービスだ。
スマートフォンにアプリをインストールしておけば、どこでもすぐに利用状況を確認できる。
MyJCBは以下のように、インターフェイスがスマートで非常に見やすい。
操作も直感的で、スマートフォンの操作に慣れている人なら、何の苦労もなく使いこなせるはずだ。
JCB CARD Wはこんな人におすすめ
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズの安定感に、年会費無料と通常還元率1.0%という強みが加わったJCB CARD W。
また、JCBオリジナルシリーズ パートナーの店舗で利用するとポイントが2〜10倍にもなる。
カードのスペックは非常に優秀で、海外旅行傷害保険やショッピングガード保険などの付帯サービスも充実している。
今回筆者は申し込まなかったが、ETCカードや家族カードも無料で発行できる点もうれしいポイントだ。
年会費無料のカードに、安心感とハイスペックの両方を求める39歳以下の人には、自信を持っておすすめできる。
どのカードを選べばいいかわからないという人にも、とりあえず申し込んでおいて損はないカードと言える。
まとめ
筆者のミスで余計な手間と時間がかかってしまったが、無事にJCB CARD Wを発行できた。
また、転職して1年未満、32歳で初のクレジットカード申し込みという筆者の属性でも審査に通った点もおさえておきたい。
審査に対して過度な不安を抱いている人は、一度申し込んでみるといいかもしれない。
電話による問い合わせへの対応もよく、大手であるジェーシービーならではの安心感も味わえた。
申し込みはWEB限定で、利用明細もWEBで見ることになるため、紙に慣れている人には抵抗があるだろう。
しかし、WEB申し込みは5〜10分で済むほど簡単で、MyJCBによる利用明細も非常に見やすい。
JCB CARD Wへの申し込みを機会に、クレジットカードの管理をWEBに移してみるのもいい。
普通に申し込みをすれば何の心配もないが、筆者がしてしまったような二重申し込みにだけは気をつけてほしい。
年会費 | 無料 |
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還元率 | 1.0%〜 W×Wでポイント4倍キャンペーン中! 2019年3月31日まで |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
国際ブランド |