クレジットカードを使う際、気を付けなければならないのが、利用明細など現状のカード利用状況だ。
自分が現在どれくらいカードを利用して買い物をしているのか、来月の引き落とし額はいくらか、どれぐらいのポイントが貯まっているのか。
そういったカードにまつわる情報をしっかり理解しておくことが、快適なカード生活をしていくための秘訣になる。
そこで今回は、JCB CARD Wのカード情報を見るための方法を解説していこう。
利用明細は「MyJCB」が便利
JCB CARD WをはじめとするJCBカードの利用明細を確認する方法は、ネットと郵送の2種類がある。
昔からカードを持っている人であれば、郵送のイメージが強いとも思うが、郵送はどうしても送られてくる時期が限定されているため、フレキシブルさに欠ける印象は否めない。
スマホなどが爆発的に普及している現在であれば、ネットを利用した確認の方がよりスピーディーでスマートな対応をしていけるだろう。
以下で、JCB CARD Wの利用明細をネットで確認する方法について紹介する。
ネットで確認する方法
JCB CARD Wの利用明細をネットで確認する場合、まずはJCBカード会員専用WEBサービスである「MyJCB」への登録が必要となる。
その上で、MyJCB経由で諸々のデータを確認していけるようになるのであるが、MyJCBの登録の際は、まず「MyJCB新規登録」からIDを発行してもらわなければならない。
その際に必要な情報は以下の通りだ。
- カード番号
- 有効期限
- 本人情報(氏名、生年月日、自宅郵便番号、登録電話番号、口座番号の下4ケタ)
- 任意のパスワード(8~20ケタの半角英数字・記号)
- 秘密の合言葉
- Eメールアドレス
以上の情報を登録すると発行されるIDと、上で設定した任意のパスワードを用いることで、MyJCBにログインができるようになる。
無事ログインに成功したら、ログイン後の画面にある「ご利用明細を確認する」を選ぼう。
すると、お支払い金額明細(未確定分)とボーナス1回払いご利用明細(未確定分)、お支払い金額明細(確定分)の3つが表示される。
未確定分の利用明細では、現在集計中のカード利用明細を2ヶ月先まで確認することができる。
今どれぐらい利用をしているのか、これから先どれくらい使えるのかを確認するために利用すると良いだろう。
確定分に関しては、その名の通り、これまで支払った額や今後支払わなければならない額に関してが載っているため、その引き落としに耐えられるだけの残高をしっかりと口座に入れておくようにしたい。
また確定分のデータに関しては、過去15ヶ月分まで閲覧することができるようになっており、それらを印刷したりデータとしてダウンロードをすることも可能。
家計の収支を計算する時などに使うと良いだろう。
ちなみに確定分の利用明細では、以下の内容を確認することができるようになっている。
- 引き落とし口座の情報
- 引き落とし金額
- 利用明細
- Oki Dokiポイント
口座を複数持っている場合など、片方には十分な残高が残っていたのに、引き落とされる方の口座にお金を入れるのを忘れていて、支払い遅延などが発生してしまうケースも少なくない。
そうなると、遅延金の支払いが必要になったり、クレジットヒストリーに傷をつけてしまうことにもなるので、十分に気を付けたい。
またOki Dokiポイントとは、JCB独自のポイントサービスの名称であるが、こちらもしっかりとポイント管理をして、交換などをするようにしておくと、かなりお得になっていくため、忘れずチェックするクセを付けたいところだ。
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 1.0%〜 W×Wでポイント4倍キャンペーン中! 2019年3月31日まで |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
国際ブランド |
携帯からチェックする方法
スマホや携帯電話からJCB CARD Wの利用明細を確認したい場合は、「MyJCBスマートフォンアプリ」を使うのが便利だ。
これはAppStoreなどから無料でダウンロードができ、MyJCBに登録した際のIDやパスワードを入力することによって利用ができるようになる。
そうすれば、
- 直近のカード利用情報
- お支払い金額明細(未確定分)
- お支払い金額明細(確定分)
- 支払日
- ポイント残高
をアプリを起動するだけで見ることができるようになり、利用確認のスピードと手間を大幅に改善することができるだろう。
加えて、金額明細の部分を選択すれば、
- 利用者
- 利用先
- 利用金額
- 支払金額
- 支払区分(1回やリボなど)
- 今回回数(分割払いの場合)
が見られるため、カード利用の中身も把握しやすい。
どこにどれぐらい使ったかをしっかり理解しておくことは、クレジットカードとうまく付き合っていくためには必要な行為だ。
アプリと聞くと、セキュリティの面で不安を感じる人もいるかもしれないが、通常のパスワード登録に加えて、指紋認証やアプリ専用パスワードを設定することもできるため、安全性は極めて高い。
一方で、オートログイン機能を用いれば、ログインの際の面倒な入力を省略することもできるため、利便性も犠牲にしないで済む。
注意!MyJCBを利用できないカードも
MyJCBの利便性について解説してきたが、JCBのブランドが入っているカードであればどれでもMyJCBが利用できるわけではない、ということに注意をして欲しい。
例えばイオンカードやセゾンカードなど、決済ブランドとしてJCBが入ってはいるものの、カードそのものは別企業が発行元となっているものもあり、それらはMyJCBではなく、また独自の会員サイトを使うことになる。
MyJCBを利用できるのは、今回紹介しているJCB CARD W のように、JCB自体が発行しているプロパーカードと呼ばれるものや、JCBとフランチャイズ契約を結んでいるグループカードのみが対象となるので注意しよう。
複数のJCBカードを一つのMyJCBで管理することができる
JCB CARD Wの利用明細の確認方法として、MyJCBのことを紹介してきたが、JCBカードを複数種持っている人も少なくないだろう。
そうなると、一つひとつのカードでMyJCBに登録して、こっちのカードはこのパスワード、あっちのカードはあのパスワードといった形で管理が煩雑になってしまうのではないかと言う不安を持つ人も多いと思うが、そこは安心して欲しい。
MyJCBには「おまとめログイン設定」という機能があり、これをすると、ひとつのカードのIDでログイン後、カードごとのログイン不要で他のカードのIDへ切り替えてMyJCBを利用できるようになる。
非常に便利な機能なので、その使い方はぜひマスターしておきたいところだ。
MyJCBを活用しよう
JCB CARD Wの利用明細を確認する方法として、MyJCBを中心に紹介してきた。
冒頭でも解説した通り、郵送での利用明細の確認でも不便さを感じることはないと思うが、一度MyJCBでのネット確認を利用すれば、その利便性の高さに驚くはずだ。
クレジットカードと上手に付き合っていくためには、カードの利用状況に関して、どれだけ意識を向けることができるかが重要と言える。
毎月一回郵送されてきた際に意識を向けるだけでは、過去の事は振り返れても、今の事や今後の事にまで意識を向けにくい場合もあるため、MyJCBを使っていつでも確認できる状態にしておくのも良いだろう。
特にアプリを使えば、片手で、かつワンタッチで作業を進めることができるようになる。
ふと気になった時にストレスなくその動作ができるのは非常にありがたいことなのです、ぜひ活用してみて欲しい。
MyJCBの機能をフル活用して、クレジットカードとの上手な付き合い方を実践しよう。
年会費 | 無料 |
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還元率 | 1.0%〜 W×Wでポイント4倍キャンペーン中! 2019年3月31日まで |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | QUICPay、Apple Pay |
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