主要都市でよく見かける百貨店の一つであるマルイ。そのマルイが発行しているクレジットカードがエポスカードだ。
カード会員限定のキャンペーンや割引などのサービス面が充実しており、人気のあるカードではあるが、そのサービスの一つにETCカードを無料で発行することができるというものがある。
ETCカードは高速道路の料金所をスムーズに通過することが可能になる、ドライバー必携のアイテムと言っても過言ではないだろう。
今回は、そんなエポスETCカードについて、その発行の方法や注意点などに関して解説していく。
目次
ETCカードの発行方法
まずはエポスETCカードの発行方法について解説していく。その発行方法は、大きく分けてエポスカードを持っている場合と持っていない場合に分けられるため、それぞれの状況に併せて確認して欲しい。
エポスカードを既に持っている場合
エポスカードを既に持っている人の場合、ETCカードの発行は「エポスNet」「エポスカードセンター」「書類郵送」の3つの方法がある。
エポスNetとはエポスカード会員限定のネットサイトとなっており、ポイントの交換や利用照会などができる便利なサイトだ。
このサイトにログインし、トップ画面にあるメニューバーの中から「サービス・機能に申し込む」を選択し、そこから「ETCカード」を選択し、必要事項を入力して申込をすれば良い。
入力に不備がなければ、およそ2週間から3週間程度で自宅にETCカードが郵送されてくるので、それをETCカードの車載器にセットすればすぐに利用が可能だ。
エポスカードセンターは、マルイの店内に設置されているため、最寄りのマルイへ足を運ぶことになる。
そのエポスカードセンターに自身が持っているエポスカードを持って行き、ETCカードを発行したい旨を伝えれば、その場で申込が可能になる。
最後の書類郵送に関しては、まずはエポスカードカスタマーセンターに連絡をして、ETCカード発行のための資料を請求するところからスタートする。
エポスカードカスタマーセンターは、東京と大阪の二拠点があるため、自宅が近いところのカスタマーセンターを利用しよう。
カスタマーセンターの電話番号は以下の通り。
東京:03-3383-0101
大阪:06-6630-0101
オペレーターに繋がったら、ETCカードを発行したい旨を伝えれば、後日郵送で自宅に申込書類が送られてくる。これに必要事項を記入し、返送すれば申込は完了だ。
エポスカードをまだ持っていない場合
エポスカードを持っていない場合、ETCカードのみを単体で作ることはできないため、エポスカードの申込も同時に行う必要がある。
エポスカードは、Webと先ほど紹介したエポスカードセンターのどちらかで申込ができる。
Webを使った場合、審査や郵送に多少時間が掛かってしまうため、急ぎで発行したい場合などはエポスカードセンターを利用するのがおすすめだ。
エポスカードセンターであれば、審査に引っかかるようなことがなければ当日その場でエポスカードを発行してもらうことができる。その際に、ETCカードも発行したい旨を伝えると良いだろう。
エポスETCカードの締め日について
ETCカードを利用する際に気を付けなければいけないのが締め日である。現金がその場で引かれるものではないため、うっかり使い過ぎて残高不足、というような事態は避けなければならない。
エポスETCカードは、エポスカードの締め日に従って引き落としが行われるため、エポスカードの締め日をしっかりと把握しておこう。
エポスカードには2種類の締め日があり、一つが毎月27日に締め日があり、前月の28日からその月の27日までの利用金額を翌月27日に支払うという方法だ。
もう一つが毎月4日を締め日とし、前月の4日からその月の4日までの利用金額を翌月4日に支払うという方法。
他のカードの引き落としタイミングや支払いに併せて、管理しやすい方を選択するようにしよう。
エポスETCカードの明細反映の注意点
ETCカードを利用した場合、各道路事業者から利用データがエポスカードへと送られ、それを随時利用明細に反映される。
この際、利用データの送信が各道路事業者によって若干異なり、先ほど紹介した締め日前に利用した分の利用データが、締め日を跨いで反映されることもある。
その場合は、利用月の翌々月の支払いになる場合もあるため覚えておいてほしい。
エポスETCカードを紛失してしまった場合
できれば避けたい話ではあるが、カードを持っているとどうしても紛失や盗難のリスクは付いてくる。
もしもエポスカードが紛失・盗難にあってしまった場合、まずはエポスカード紛失受付センターまで連絡するようにしよう。エポスカード紛失受付センターの電話番号は以下の通り。
エポスカード紛失受付センター 03-5340-3333
24時間受付をしているので、無くしたと気が付いた段階ですぐに電話をするようにしたい。
そうすることで、カード無効の手続きをすぐに進めてくれる。その後は、盗難の可能性もあるため、最寄の警察署に出向き、被害届を提出しよう。
ETCカードを再発行する場合は、最初に発行した時と同じく、エポスNetから手続きをすることで可能となる。その際、新しいカードが送られてくるまで1週間程度のタイムラグがあるため注意しておこう。
急ぎの場合、エポスカードセンターに直接出向いた上で手続きを行えば、その場で発行してもらうことも可能だ。
カードの盗難保険があるので焦らずに
エポスETCカードには盗難保険がついており、万が一紛失や盗難にあい、そのカードが不正使用されてしまった場合でも、届け出を提出すればその日から61日前にさかのぼり、不正利用分の損害を全額補償してもらえる。
だからと言って油断して良いわけではないが、こうした最後の砦もしっかりと用意されているため、焦らずに落ち着いて行動することが大切と言えるだろう。
エポスETCカードの更新について
エポスETCカードには有効期限が定められており、それを過ぎてからの利用はできないようになっている。
それなりに利用をしている人であれば、有効期限が切れる前に新しいカードが自宅へ送られてくるので、それを忘れずに受け取るようにしていれば問題ない。
しかし、長期で利用がない場合は、カードが送られてこない場合もある。
その際は、カード名義の本人が、カード裏面にある電話番号へ直接電話をし、更新希望の旨を伝えなければいけないので注意が必要だ。
ちなみに、エポスカードを利用していると、ゴールドカードへのインビテーションが届くなどして、カードを切り替えるタイミングに出くわすことがある。
しかし、エポスカード自体をゴールドカードへ切り替えても、ETCカードの設定を変更する必要はなく、そのままETCカードの有効期限まで利用することができるので安心だ。
エポスETCカードを使い便利で快適な生活を
ETCカードは、一度使えばその便利さにやみつきになってしまうほど、車生活を快適にしてくれるアイテムだ。
エポスカードであればこのETCカードを無料で発行できるため、車を利用する可能性が少しでもあるのであれば、発行しておいて損はないだろう。
手続きもWebや店頭、書類という複数の種類から選ぶことができ、手間も大きくは掛からない。
最短で当日受取ができるのもエポスETCカードならではの利点と言える。
そして万が一の時の補償もしっかりと揃っているため、安心して使えるのもうれしいポイント。エポスETCカードを華麗に使いこなし、便利で快適な生活を実現してほしい。
エポスカード
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