三井住友銀行と三井住友カードが2026年5月に提供開始した「Oliveフレキシブルペイ Visa Infinite」は、国内初となるVisa最上位ランク「Visa Infinite」を搭載したカードだ。年会費99,000円(税込)という水準ながら、Olive資産運用サービスとの組み合わせで年会費が実質無料になる仕組みや、SBI証券でのクレカ積立還元率が最大6%に達する点が大きな特徴となっている。
カード基本情報
| 年会費 | 99,000円(税込)※条件達成で無料 |
| 国際ブランド | Visa Infinite(国内初搭載) |
| クレカ積立還元率 | 最大6%(Olive資産運用サービス利用時) |
| カード素材 | メタルカード(2026年秋以降発行、発行手数料33,000円) |
| 申込方法 | 三井住友銀行アプリのみ |
| 申込条件 | 満20歳以上、安定継続収入あり(インビテーション不要) |
| ポイント | Vポイント |
| 提供開始 | 2026年5月26日 |
※年会費・還元率など変動する情報は最新の公式サイトでご確認ください。
メリット・デメリット
- 国内初のVisa Infinite搭載。Visaの最上位ランクで希少性が高い
- SBI証券のクレカ積立還元率が最大6%。投資家にとって実質的な資産形成コストを大幅に圧縮できる
- Olive資産運用サービスを活用すれば年会費99,000円が実質無料になる条件がある
- プライオリティ・パスで世界1,300以上の空港ラウンジを利用可能
- 銀行・証券・決済を三井住友銀行アプリ1つで一元管理できる
- 年会費99,000円は高水準。年会費無料の資産条件(500万円以上の預金+証券残高、または合計5,000万円以上)も高い
- 2回目以降の年会費無料には年間100万円以上のカード利用が追加で必要
- 申込が三井住友銀行アプリ限定でOliveアカウントの開設が前提となる
- メタルカードの発行には別途33,000円の手数料がかかる
こんな人におすすめ
- SBI証券でクレカ積立を毎月行っており、ポイント還元率を最大化したい人
- 三井住友銀行やSBI証券に500万円以上の資産を保有している人
- 銀行・証券・クレジットカードを1つのアプリで管理したい人
- コンシェルジュサービスや空港ラウンジを頻繁に活用する人
- Visaブランドの最上位カードを持ちたい人
Visa Infiniteとは
Visa Infiniteは、Visaが設定する国際ブランドの最上位ランクだ。一般カード・ゴールド・プラチナに続く最高位に位置し、世界的にも発行枚数が限られる希少なカードランクとなっている。Oliveフレキシブルペイ Visa Infiniteは、このVisa Infiniteを国内で初めて搭載したカードとして2026年5月26日に提供が開始された。

Visa Infiniteのカードには、世界共通の優待サービスが付帯する。コンシェルジュサービスや空港ラウンジの利用、各国のホテル・レストランでの優待など、渡航・接待シーンでの付加価値が高い。Oliveフレキシブルペイ Visa Infiniteでは、これらのVisa Infinite共通の特典に加え、Olive独自のサービスが組み合わさる。
クレカ積立6%還元の仕組み
SBI証券でのクレカ積立(三井住友カードつみたて投資)において、Oliveフレキシブルペイ Visa InfiniteはVポイントの付与率が最大6%となる。内訳は以下の通りだ。
- 基本付与率:最大4%
- Olive資産運用サービス利用による上乗せ:最大2%
- 合計:最大6%

SBI証券のクレカ積立は月々最大10万円まで対応しており、仮に毎月10万円を積み立てた場合、年間で最大72,000ポイント相当が付与される計算となる。ポイント付与率の上限条件の詳細は公式サイトで確認する必要があるが、投資と連動してポイントが積み上がる仕組みは、資産形成を本格的に行うユーザーにとって大きなメリットとなる。
年会費を無料にする条件
年会費99,000円(税込)は、一定の条件を満たすことで無料になる。ただし、条件のハードルは高めに設定されている点は把握しておきたい。
1回目の適用条件
Olive資産運用サービスへの申込後、以下のいずれかの資産条件を満たすことが必要だ。
- 三井住友銀行円普通預金残高:500万円以上 かつ SBI証券残高:500万円以上
- または三井住友銀行円普通預金残高とSBI証券残高の合計が5,000万円以上
2回目以降の適用条件
2回目以降の年会費無料には、上記の資産条件に加えてOliveフレキシブルペイを年間100万円以上利用することが必要になる。なお、SBIクレジットカード積立など一部の利用は年間利用額の集計対象外となるため、カードの利用内容には注意が必要だ。
年会費無料の条件は2段階構造となっており、初年度は資産保有のみで無料になる一方、継続的に無料を維持するには日常的なカード利用も求められる設計となっている。
フレキシブルペイの仕組み
Oliveフレキシブルペイは、1枚のカードで3つの支払いモードを使い分けられる仕組みだ。
| クレジットモード | 後払い。利用金額に応じてVポイントが貯まる |
| デビットモード | 即時引落し。三井住友銀行の口座残高から引き落とされる。Vポイントが貯まる |
| ポイント払いモード | 貯まったVポイントで支払いができる |
シーンや予算管理の方針に合わせてモードを切り替えられる点が特徴で、クレジットとデビットを1枚で管理できることから、複数枚のカードを持ち歩く必要がなくなる。
銀行口座特典
Oliveフレキシブルペイ Visa Infiniteは、三井住友銀行の口座と連携することで手数料面での優遇が手厚くなる。
| 他行振込手数料 | 月10回まで無料 |
| コンビニATM手数料 | 月10回まで無料 |
| 三井住友銀行ATM | 回数制限なく無料 |
| 定額自動入金手数料 | 回数制限なく無料 |
| 定額自動送金手数料 | 回数制限なく無料 |
| 選べる特典 | 3個選択可能 |
複数の金融機関を使い分けている場合や、出張・外出が多いライフスタイルでは、振込・ATM手数料の節減が積み重なって大きな差になる。なお、各特典の受取には一定の条件があるため、詳細は三井住友銀行の公式サイトで確認する必要がある。
プレミアムサービス・優待
24時間コンシェルジュサービス
旅行・ホテル・レストラン予約から病院の手配まで、24時間対応のコンシェルジュサービスが利用できる。出張や海外旅行の多いユーザーにとって、日常的に活用できるサービスだ。
プライオリティ・パス
世界1,300以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯する。国際線だけでなく国内線の出発前にも活用できる空港も増えており、出張・旅行の頻度が高いほど恩恵が大きくなる。
ミシュランガイド掲載レストランへの招待
ミシュランガイド東京2026に掲載された「CYCLE by Mauro Colagreco」でのプライベートディナーへの招待特典が含まれる。体験型の付加価値をカード・運用・銀行のサービスとまとめて提供するのがOlive Infiniteの設計的な狙いといえる。

申込方法・申込条件
申し込みは三井住友銀行アプリからのみ受け付けており、通常のクレジットカードのようにWebサイトや郵送での申込はできない。Oliveアカウントの開設が前提となるため、三井住友銀行に口座を持っていない場合はまず口座開設が必要になる。
| 申込条件 | 満20歳以上、安定継続収入あり |
| 申込方法 | 三井住友銀行アプリ(Oliveアカウント必須) |
| インビテーション | 不要(誰でも申込可) |
インビテーション(招待)なしで申し込めるため、条件を満たすユーザーであればいつでも申込が可能だ。ただし審査があるため、承認が保証されるわけではない点は留意が必要だ。
まとめ
Oliveフレキシブルペイ Visa Infiniteは、国内初のVisa Infinite搭載カードとして、クレジットカード・銀行・証券を統合した総合金融サービスの最上位に位置づけられる。年会費99,000円というコストは高いが、Olive資産運用サービスを利用しSBI証券に500万円以上の資産を持つユーザーであれば、年会費無料かつクレカ積立最大6%という条件が現実的な選択肢になる。
コンシェルジュサービス・プライオリティ・パス・ミシュランレストラン招待といった体験型特典を含め、資産運用を本格的に行う層に向けて設計されたカードといえる。申込・詳細は三井住友銀行アプリから確認できる。















