三井住友銀行と三井住友カードは2026年5月26日より、Oliveの最上位ランク「Olive Infinite」の提供を開始した。年会費は99,000円(税込)で、国内で初めてVisaの最上位ランク「Visa Infinite」を搭載する。
Visa最上位ランク「Visa Infinite」を国内初搭載
Olive Infiniteは、三井住友銀行の総合金融サービス「Olive」のフラッグシップとして設計されたサービスだ。国内初となるVisa Infinite搭載のもと、決済・資産運用・銀行サービスを一体的に提供する仕組みが特徴となっている。
| 年会費 | 99,000円(税込)※条件達成で無料 |
| 国際ブランド | Visa Infinite |
| クレカ積立還元率 | 最大6%(Olive資産運用サービス利用時) |
| 申込方法 | 三井住友銀行アプリ |
| 申込開始 | 2026年5月26日 |

クレカ積立ポイント付与率が最大6%に引き上げ
SBI証券でのクレカ積立ポイント付与率が、従来の最大4%から最大6%に拡大される。「Olive資産運用サービス」の利用状況に応じて基本の4%に最大2%が上乗せされる仕組みで、積立投資を続ける会員ほど還元率が上がる設計だ。積立投資を継続する会員にとって、月々の積立額に応じたポイント上乗せが手厚くなる点は実質的なコスト低減につながる。また、「Olive資産運用サービス」の利用が年会費優遇の条件にも関わっており、資産運用への取り組みがカード全体のコストパフォーマンスに直結する。

他行振込・コンビニATM手数料が月10回まで無料に
銀行口座面での特典として、以下の手数料優遇が適用される。
- 他行振込手数料:月10回まで無料
- コンビニATM手数料:月10回まで無料
- 三井住友銀行ATM:回数制限なく無料
- 定額自動入金手数料:回数制限なく無料
- 定額自動送金手数料:回数制限なく無料
- 選べる特典:3個選択可能
複数の金融機関を使い分ける場面や、出張・外出が多い生活スタイルにおいて、手数料の節減効果は積み重ねると大きくなる。なお、各特典の受取には一定の条件があるため、詳細は三井住友銀行の公式サイトで確認する必要がある。
ミシュランガイド掲載レストランへの招待特典も
会員特典として、ミシュランガイド東京2026掲載の「CYCLE by Mauro Colagreco」でのプライベートディナーへの招待が含まれる。体験型の付加価値をカード・運用・銀行のサービスとまとめて一体提供するのが、Olive Infiniteの設計的な狙いといえる。コンシェルジュサービスや空港ラウンジ利用といったVisa Infinite共通の特典も引き続き利用できる。

三井住友カード Visa Infiniteとの違い
Olive Infiniteは、既存の「三井住友カード Visa Infinite」の決済機能を核としながら、Oliveの銀行・証券サービスと統合した新しい形態だ。プレスリリースでは「三井住友カード Visa Infiniteで提供してきた最高水準のカード体験に、銀行・証券を一体化した総合金融サービスの価値を融合」と説明されており、カード機能そのものを刷新したというより、Oliveのエコシステムへ組み込んだ位置づけとなる。
| 項目 | Olive Infinite | 三井住友カード Visa Infinite |
| 年会費 | 99,000円(条件達成で無料) | 99,000円 |
| クレカ積立還元率 | 最大6% | 最大4% |
| 銀行口座特典 | 振込・ATM手数料 月10回無料など | なし |
| サービス形態 | 銀行・証券・決済の統合型 | クレジットカード単体 |
| 申込方法 | 三井住友銀行アプリのみ | カード単体で申込可能 |
最も大きな差異はクレカ積立の還元率で、Olive Infiniteでは最大6%と、三井住友カード Visa Infiniteの最大4%を上回る。また「Olive資産運用サービス」との連携による年会費優遇はOlive Infinite固有の仕組みで、資産運用を積極的に行う会員にとっては実質的なコスト差が生じる可能性がある。一方、Olive Infiniteは申込が三井住友銀行アプリ限定となるため、Oliveアカウントの開設・連携が前提条件となる点は留意が必要だ。
三井住友銀行アプリで5月26日から申込受付
申し込みは三井住友銀行アプリを通じて行う。Android版は2026年5月26日14時、iOS版は同日16時30分のアプリ配信開始後から手続きを進めることができる。既存のOliveアカウント保有者はアプリ上から直接申込が可能となっている。
年会費99,000円という水準は富裕層・準富裕層向けの設定だが、クレカ積立還元率の引き上げや手数料無料枠といった実利的な特典も含まれるため、資産運用を本格的に行う会員にとっては検討の余地がある。















