三井住友カードは2026年3月23日、新潟県内の路線バスにクレジットカード等のタッチ決済で乗車できる「クレカ乗車」サービスを計277台に拡大すると発表した。
今回新たに対応するのは頸城自動車(新潟県上越市)の全路線で2026年3月30日から、妙高市が運営する市営バス(妙高高原地域)で2026年4月1日(予定)からだ。今年度すでに導入している越後交通・南越後観光バス・新潟交通佐渡と合わせて、県内の「stera transit」導入バスは計277台となる。
クレカ乗車とは
クレジット・デビット・プリペイドカード、またはスマートフォンのタッチ決済を降車時に専用端末にかざすだけで乗車できるサービスだ。Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯に対応しており、現金や交通系ICカードの準備が不要になる。
全国でクレカ乗車が急拡大
三井住友カードが提供する「stera transit」は現在全国45都道府県・232事業者に広がり、バス約7,000台・駅約2,200駅をカバーしている。2026年2月の月間利用件数は598万件と、2年間で約11倍に伸長した。
2026年3月25日には関東11私鉄(54路線729駅)での相互利用も始まるなど、都市部でも普及が加速している。さらに2027年春からは定期券相当サービスや乗車でVポイントが貯まる機能も追加予定で、利便性はいっそう高まる見通しだ。
地方交通のキャッシュレス化が後押し
新潟県では2024年の「佐渡島の金山」世界文化遺産登録によりインバウンド観光客が増加しており、冬季のスノーリゾート需要も旺盛だ。クレカ乗車の普及で、海外からの旅行者も含めてカード1枚で県内を快適に移動できる環境が整いつつある。
タッチ決済の乗車履歴はQUADRACの「Q-move」サイト(q-move.info)で確認できる。stera transitの詳細は三井住友カードの公式サイトを参照してほしい。











