- 2020年10月6日、本記事で解説しているPASMOのApple Pay対応が開始しました。
- 最新情報はこちら「Apple PayにPASMOを登録してみた。登録可能なクレジットカードの種類、対応端末、登録方法」
2020年8月6日(木)、電子マネーのPASMOがApple Payに対応することが発表された。
詳細な情報は発表されていないが、すでにリリースされているAndoroid版のモバイルPASMOと同じ機能だと予想できる。
本記事では、Apple Pay対応のPASMOがAndroid版モバイルPASMOと同等の機能だという前提で、そのメリットを解説するので参考にしてほしい。
Android版のモバイルPASMOは3月18日にリリース済
2020年3月18日(水)、Android版の「モバイルPASMO」がリリースされた。
Google Playストアから専用アプリをインストールすることで、カードタイプのPASMOと同等の機能がスマホで利用できる。
さらに今回、2020年中にApple PayにもPASMOが対応すると発表された。そこで、Android版のモバイルPASMOの機能をもとに、そのメリットをおさらいしておこう。
モバイル対応のメリット
ここでは、Apple Pay対応のPASMOにAndroid版のモバイルPASMOと同じ機能がある仮定して、そのメリットを解説する。追加情報次第では内容変更になる点、注意していただきたい。
カード自体が不要になる
モバイルPASMO最大のメリットは、なんといってもICカードが不要になる点。
ICカードを持ち歩かなくても、スマホひとつで電車やバスに乗車できるようになる。PASMO加盟店での買い物も同様だ。
またApple Payに対応するということは、ウォレット内に電子マネーとしてPASMOを追加できるということ。ICカードを簡単に管理できるようになる。
場所を選ばずにすぐにチャージできる
モバイルPASMOは、クレジットカードを登録することでアプリ上でチャージが可能だ。その場ですぐにチャージできるので非常に便利。
また、モバイルPASMO対応の券売機やバス窓口、バスIC運賃機、コンビニエンスストアなどの対象店舗では、ICカードと同様に現金でのチャージも可能だ。
さらに、以下のクレジットカードではオートチャージサービスが利用できる。オートチャージでは、PASMO改札機通過時に設定残高を下回っていると、指定の金額が自動的にチャージされる。
- 小田急ポイントクレジットカード
- 京王パスポートカード
- 京急プレミアポイントカード
- 京成カード
- 相鉄カード
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
- TOKYU CARD
- Tokyo Metro To Me CARD
- 東武カード
- 横浜交通hama-eco card
クレジットカードチャージがいつでもできる可能性
モバイルPASMOに登録できるクレジットカードは次の通り。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
※本人認証サービス(3Dセキュア認証)非対応のカード、海外発行カードなど一部のクレジットカードは登録不可
オートチャージでは登録できるカードが限られているが、通常のチャージであれば国内発行のほとんどのカードが登録可能だ。
チャージだけでなく、モバイルPASMOでの定期券の購入も可能になっており、利便性が非常に高い。
再発行手数料がかからない
モバイルPASMOはスマホにアプリをインストールして利用するため、ICカードの盗難・紛失のリスクを減らせる。
万が一スマホを紛失・故障してしまった場合でも、簡単な手続きで再発行できる。会員登録をしていれば再発行の手数料はかからない。
複数の定期券の発行がモバイルで可能になる
モバイルPASMOでは定期券の発行も可能だ。しかも、鉄道だけではなくバスの定期券も発行できる。
発行できる定期券は鉄道とバスとでそれぞれ1種類ずつ。モバイルPASMOに定期券をまとめることで、通勤・通学がよりスムーズになるはずだ。
電子マネーとして買い物に使える
モバイルPASMOは電子マネーなので、加盟店での買い物に利用できる。
コンビニや飲食店、自動販売機やコインロッカー、タクシーなど、日常のさまざまな場所で利用可能。駐車場や駐輪場も対応している場合がある。
最終更新日:2020/11/13