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Square Readerが電子マネーiD、QUICPay+などに対応へ、導入する方法は?

2020年8月4日(火)、決済端末「Square Reader」が主要な電子マネーに対応を開始したことが発表された。

Square Readerは従来、タッチ決済を含むクレジットカード決済に対応していたが、今回主要電子マネーにも対応することで、加盟店・消費者双方の利便性が高まり、加盟店は幅広いユーザーの集客効果も期待できる。

本記事では、Square Readerが現在対応している決済方法に始まり、どのような場面で使えるのか、メリット・デメリット、導入方法なども含めて解説する。

Square Readerとは?

Square Reader(スクエアリーダー)は、Square株式会社が提供している決済端末だ。

コンパクトな作りながら、これひとつでICカード、タッチ決済に対応、同梱の磁気専用リーダーを使えば磁気テープ付きクレジットカードにも対応できる。

またSquare ReaderはNFC Type A/BとFelicaに対応しており、今回、交通系電子マネーを始めとする主要電子マネーにも対応範囲が広がった。

アカウント作成後、審査を通過したら、利用する決済手段を有効化して手持ちのスマホやタブレットなどの端末と接続するだけで、簡単に利用開始できる。

従来のSquareとの違い

Square株式会社が日本でサービスの提供を開始したのが2013年5月24日。クレジットカード決済への対応からサービスをスタートした。

現在の形のSquare Readerという端末が発売されたのは2019年3月26日のこと。同時にPOSレジ「Square Stand(スクエアスタンド)」も発売された。

Square Readerは発売当初からNFC Type A/BとFelicaに対応しており、将来的に電子マネーへの対応が予定されていたが、この時点ではクレジットカード対応のみだった。

それが今回、2020年8月4日より主要な電子マネーにも対応を開始した。具体的な対応サービスについては後述する。

メリット

コンパクトな端末ひとつでクレジットカード・主要電子マネーに対応できる

Square Readerは手のひらサイズのコンパクトな決済端末でありながら、これひとつでクレジットカードのICカード・タッチ決済および主要電子マネーに対応できる。

レジ回りにいくつも端末を設置しなくて良いので、小型の店舗やイベントの限られたスペースでも邪魔にならない。

決済手数料が明確、初期費用・月額固定費が発生しない

Square Readerは、事業規模にかかわらず、決済サービスごとに一律で手数料が設定されている。

端末本体代の他には初期費用・月額固定がかからないため、導入しやすい。手数料の詳細は後述するので参考にしてほしい。

すぐに導入できて、入金は最短翌営業日

Square Readerの導入は非常に簡単で、アカウント作成は数分で完了し、早ければ申し込み当日にカード決済を受け付けられる。

決済サービスによって受付にかかる日数が異なるが、すべての決済サービスの受け付けを考えても、一般的に一カ月程度かかることも珍しくないところを最短6日で導入が可能だ。

電子マネー決済で受け付けた売上に関しては、最短翌日に振り込みがされる。

デメリット・注意点

スマホ決済には対応していない

PayPayやLINE Payなど、QRコードを利用したスマホ決済は、キャッシュレス決済のなかでも利用者を急速に増やしている。

しかし現時点(2020年8月4日時点)ではSquare Readerは対応していないため、各種サービスと個別に契約するか、スマホ決済にまとめて対応できる別のサービスを導入する必要がある。

スマホorタブレット端末と専用アプリが必要

これはデメリットというよりは注意点だが、Square Reader利用には、専用アプリとそれをインストールするスマホまたはタブレット端末が必要だ。

Square Readerの利用シーン

Square Readerは導入が簡単で事業規模に関わらず決済手数料が明確なので、個人経営の店舗や個人事業主でも導入しやすい。

また、解約料もかからないので、常設店舗だけでなく、移動店舗や展示即売会、イベントなどスポットでの利用も可能だ。

Square Readerで対応する決済方法

Square Readerが対応しているキャッシュレス決済の詳細を紹介する。

クレジットカード

Square Readerが対応しているクレジットカードは下記国際ブランドのカードだ。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • アメックス
  • ダイナースクラブ
  • ディスカバーカード

主要国際ブランドをカバーしているので、日本国内で使えないクレジットカードはまずないだろう。

電子マネー

Square Readerは従来クレジットカードのみに対応だったが、今回新たに下記の電子マネーに対応を開始した。

  • Suica
  • PASMO
  • Kitaca
  • TOICA
  • manaca
  • ICOCA
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん
  • iD
  • QUICPay+

交通系電子マネーが中心だが、iDやQUICPay+にも対応している。ちなみにSuicaを登録したApple PayやGoogle Payにも対応可能だ。

スマホ決済

2020年8月4日時点の情報では、Square Readerはスマホ決済に対応していない。

PayPayやLINE Payなど、QRコードを用いたスマホ決済は加盟店・利用者双方に急増しているが、Square Readerでは例外なく対応していないので注意しよう。

Square Readerを導入するには?

既存の会員はどうすればよいか?

すでにSquare Readerでクレジットカード決済を行っている場合、管理画面「Squareデータ」で電子マネーの有効化を行うことで電子マネーにも対応できるようになる。

有効化に要する日数は電子マネーブランドにより異なるが、最短2日。電子マネーに対応することによる追加料金はかからない。

なお、今回電子マネーに対応するのは、2019年3月26日以降にSquare Shop、または正規取扱店舗で販売した7cm四方の決済端末「Square Reader」だ。

手数料や決済手数料

Square Reader利用にかかる料金はSquare Reader本体代(7,980円)と決済手数料のみ。初期費用、月額固定費、解約費はかからない。

決済手数料は下記の通り。事業規模に関わらず一律の決済手数料となっている。

決済サービス決済手数料
クレジットカードVISA3.25%
マスターカード
アメックス
ダイナースクラブ
ディスカバー
交通系電子マネーSuica
PASMO
Kitaca
toica
manaca
ICOCA
SUGOCA
nimoca
はやかけん
電子マネーiD3.75%
QUIC Pay+
クレジットカードJCB3.95%

クレジットカードのなかで、JCBのみ決済手数料が異なるので注意しよう。

申込方法

Square Readerの申込方法は非常にシンプル。

  1. 無料アカウントを作成
  2. 審査通過後、カード決済の有効化
  3. 審査通過後、電子マネー決済の有効化
  4. アプリダウンロード、決済端末の設定

上記のような手順になっており、カード決済・電子マネー決済を有効化する際に審査が入る。

カード決済については、審査さえ通貨すれば最短申込当日から、電子決済については、有効化手続きから最短2日で対応可能となる。

サイズ、重さ、価格

Square Readerは非常に小型なのが特徴。高さ10mm・幅66mm・奥行き66mmというコンパクトなサイズで、重さは56gと軽い。

小さな店舗やイベントなどで限られた販売スペースでも邪魔にならない決済端末といえるだろう。

本体価格は7,980円だ。決済手数料の他に本体の購入も必要だ。

最終更新日:2020/08/06

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執筆・編集

オトクレニュース編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

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