2020年2月よりau walletの名称がau PAYに名称が統一された。さらに2020年5月下旬移行、貯まるポイントがau WALLET ポイントからPontaポイントに変更される。
auは自社の決済サービスの名称やサービスを2020年に入り、相次いで変更している。今回の記事ではau PAYの動きについて整理していく。
ブランド名称をau PAYに変更
まずはブランド名称の変更。以前はau WALLETを採用していたKDDIだが、2020年2月以降、関連サービスの名称にau PAYの名称を利用し始めている。
- au WALLET アプリ→au PAY アプリ
- au WALLET プリペイドカード→au PAY プリペイドカード
- au WALLET クレジットカード→au PAY カード
- au WALLET ゴールドカード→au PAY ゴールドカード
- au WALLET スマートローン→au PAY スマートローン
- au Wowma!→au PAY マーケット
au WALLET カードのデザイン変更
au WALLET カードのデザインも、2020年5月以降順次変更。
au PAY プリペイドカード、au PAY カード、au PAY ゴールドカードがそれぞれ以下のような券面画像に変更される。
au WLLETポイントからPontaポイントに移行
au PAYの前身であるau WALLETのポイントシステム「au WALLTポイント」だが、2020年5月以降はPontaポイントに統一される。
Pontaポイントは、コンビニ大手のローソンで利用できることに加え、じゃらん、ホットペッパービューティーなど、リクルート関連のサービスでも利用できるなど使い道が幅広い。
利便性が向上する可能性が高く、ポジティブなイメージを持てるアップデートだ。
進化するau PAY
スマホ決済は、PayPay、LINE Payなど決済機能に限らず、金融や生活関連サービスなど幅広いサービスを提供し始めており、au PAYも生き残りにかけてサービスの拡充を急いでいる印象である。
2月〜3月にかけて10億円還元キャンペーンを開催するなど、ユーザー獲得にも力を入れてきた。
3月からはau PAYで公共料金の支払いが可能に
2020年3月31日からau PAY 残高で公共料金の請求書払いが可能になった。
対応支払い先
【電気】
関西電力、中国電力、沖縄電力
【ガス】
北海道ガス、レモンガス、大阪ガス
【水道】
東京都水道
今年に入って利用可能店舗は拡大
au PAYの利用可能店舗が拡大しており、飲食店やカラオケなどがラインナップされている。
- ケンタッキー・フライド・チキン
- J!NS
- JOYSOUND
- オートバックス
- はるやま
- 東急プラザ など
キャッシュレス決済の加盟店数は、そのまま利便性に直結するので、今後も利用可能店舗の拡大が続くことを期待したい。
au PAYが目指す「スマートマネー構想」
KDDIグループは、2019年2月から「スマートマネー構想」を目標に掲げている。
ユーザーにスマホを中心とした決済体験や金融体験を提供することを目指している。具体的には、貯める・支払う・借りるといった活動をワンストップで提供する予定だ。
au PAY・auじぶん銀行・au損保など、お金にまつわるサービスを活用することで、ライフデザインのサポートをする。
今まで携帯の1キャリアに過ぎなかったauだが、スマホの登場や関連サービスの発展により、人生の将来設計に大きな影響を及ぼすまでに成長した。
今後もau PAYを通してさまざまな変化が訪れると期待できる。