2019年10月1日より、JR東日本のポイントサービス「JRE POINT」が鉄道利用でも貯まることが発表された。
ポイント還元率は最大2%で、SuicaをJRE POINTに登録した状態で利用すると貯めることができる。
また単発の鉄道利用以外でもポイントはたまり、具体的な対象は下記の通り。
- 「JR東日本の在来線に乗車する」:1回ごとの利用額に応じて貯まる
- 「Suica グリーン券を購入する」:1 回ごとの購入額に応じてた貯まる
- 「モバイル Suica 定期券を購入する」:購入額に応じて貯まる
合計金額が大きくなりやすい定期券の購入でもJRE POINTは貯まるので、これを機に登録しておくことをおすすめする。
また2021年春以降は、新幹線・在来線特急に乗車できる特典チケットとの交換も予定中。
鉄道でのJRE POINT利用先が広がることが予想される。
モバイルSuica、カードタイプのSuica還元率を比較
気になる実際のポイント還元率だが、モバイルSuicaとカードタイプのSuicaでは大幅に異なる。
- モバイルSuica:2%
- カードタイプのSuica:0.5%
例えばモバイルSuicaで500円の運賃がかかった場合、500円×2%=10JRE POINTが貯まる。
しかしカードタイプのSuicaで乗車すると、500×0.5=2JRE POINT(切り捨て)しかたまらないのだ。
1回ごとの乗車の場合はそれほど大きな差には感じないが、定期券などの購入の際には注意が必要。
例)2万円の定期券を購入する場合
- モバイルSuica:20,000円×2%=400JRE POINT
- カードタイプのSuica:貯まらない
上記のように定期券を購入する場合は、カードタイプのSuicaではポイントが貯まらない。
他にも新幹線の乗車券など高額になりやすい対象は多いので、Suicaを利用する際はモバイルSuicaをおすすめする。
注意点
1回の利用額で貯まるポイントが1ポイントに満たない場合でも、最低1ポイントの還元は保証されている。
ただし貯まる1ポイントがポイント以上の場合、小数点は切り捨てられるので要注意。
- 東京駅~津田沼駅:473円の利用で9ポイント貯まる(切り捨て)
- 新宿駅~茅ケ崎駅:1,166 円の利用で23ポイント貯まる
また上記の数値はどちらもモバイルSuicaの場合。
カードタイプのSuicaだとさらにポイント還元率は減少するので覚えておこう。
JRE POINT WEBサイトに登録が必要
鉄道利用でJRE POINTを貯める場合、お手持ちのSuicaをJRE POINT WEBサイトに登録する必要がある。
- JRE POINT WEBサイトに仮会員登録
- JRE POINT WEBサイトに本登録
上記のように、メールアドレスをJRE POINT WEBサイトに仮登録した後に本登録する必要がある点は覚えておこう。
Suicaのキャンペーン情報
キャッシュレスに力を入れているSuicaでは関連したキャンペーンも行っている。
- 特典内容:JRE POINT WEBサイトに新規登録したユーザーに100ポイントプレゼント
- 期間:2019年9月3日~2019年12月31日
また今回のサービス開始を記念して、2019年3月以降にモバイルSuica会員の年会費を還元するキャンペーンも開催。
さらに2019年10月1日~2010年6月30日の間には、下記の対象の店舗でのSuica決済で2%還元されるキャンペーンも予定されているのでチェックしておこう。
- エキナカのJRE POINTマークがある店舗
- マチナカのJRE POINTマークがある店舗