6月に世界的な決済ブランドであるVisaと提携を結んだことを発表したスマホ決済アプリ「LINE Pay」が、本日よりVisa LINE Payカードの先行案内の申し込みを開始。
カラーは「RED LIMITED EDITION」と「BLUE LIMITED EDITION」の2色で、券面には東京2020オリンピックのエンブレムが入ったスタイリッシュなデザインとなっており、数量限定の先着順となっている。
注目の点は3%という高い還元率と国内外のVisa加盟店で支払いが可能となったという点。
初年度の還元率3%で世界のVisa加盟店で利用可能
注目度が高いLINE Payのクレジットカード。気になるそのカード内容を紹介しよう。
年会費
初年度は0円。
2年目以降も1回以上の利用で無料になるが、年間1回以上の利用がない場合は1,250年(税抜)が発生する。
還元率
3%還元(LINE Payボーナスで還元)。
3%還元はLINE Payアカウントに紐付けてカードサービス提供開始から1年間の提供で、2年目以降の還元率は未発表。
貯まったLINE PayボーナスはLINE Pay加盟店での支払いに利用できる。
LINE Payアカウントに紐付けることで、海外での利用も3%還元が受けられ、さらに還元上限もない。
クレジットカードの平均的な還元率は0.5%〜1.0%程度であるため、3%の還元というのは圧倒的な還元率と言っても過言ではない。
LINE Payのチャージが不要に
LINE Payアカウントに紐付けることで事前のチャージが不要。
つまり、LINE Pay加盟店でのコード払いもよりスムーズに行うことが出来る。
また非接触式のVisaタッチ決済搭載で、より安心・安全・スピーディな決済が可能になる。
申し込み開始は10月下旬、発行は2020年1月から
今回発表されたのは、Visa LINE Payカードの先行案内で実際に申し込みが出来るのは10月下旬からとなる。
カード発行までの流れは次の通り。
- 2019年8月:先行案内
- 2019年10月下旬:申し込み案内
- 2020年1月:カード発送
カード申し込みの流れ
カードの申し込みするにはLINE上より「カード申込案内を受け取る」をタップし、LINE Payの「LINE公式アカウント」を追加する必要がある。
まだ登録していなければ、ホーム>公式アカウント からLINE Payを検索しよう。
10月下旬以降にLINE Payの「LINE公式アカウント」によりカード申し込みの案内が送られてくる。
カード発行は、審査などの手続きが完了後2020年1月を目途としている。
類を見ない還元率の高さだが、ボーナスの利用先が限定的
保険などその他のサービスはまだ発表されていないが、初年度の還元率が3%というのは他のクレジットカードと比べても破格な高さ。
既存のLINE Payユーザーだけでなく、新規ユーザーの加入が多く見込まれるだろう。
ただ注意したい点は、LINE Payボーナスの使い道がコンビニや家電量販店など限定的となっているということだ。
LINE Payボーナスはマイレージや他のポイントに交換できないため、クレジットカードでマイルを貯めている人にVisa LINE Payカードはさほど魅力はないかもしれない。
しかし来年東京2020オリンピックでは利用できるクレジットカードがVisaカードと限定されているため、作っておいて損はないカードで間違いないだろう。