Yahoo!ショッピングにおけるヤフーカードでの決済などで獲得できる期間固定Tポイントが、2019年8月から「PayPay」へと変更される。
具体的には「PayPayボーナスライト」となり、PayPay残高として利用可能になる。
※PayPayボーナスライト…特典やキャンペーンなどで付与される利用期間(60日間)が限定された残高。送金やわりかん機能は使えない。
変更概要
- 変更点:期間固定Tポイントが「PayPayボーナスライト」に移行
- 変更対象サービス:Yahoo!ショッピング、LOHACO利用ポイント、自動リボの新規登録&ご利用特典(常時開催)、リボ払い(後リボ)変更特典(毎月開催)
- 変更時期:2019年8月1日
上記のように、Yahoo!の関連サービスやLOHACOなどで貯まる期間固定Tポイントが、2019年8月以降は「PayPayボーナスライト」に変更。
ただし8月以前に保有している期間固定Tポイントは変更されず、継続的に利用できるようにもなっている。
オンライン決済での付与率アップ
期間固定Tポイントの変更に伴い、オンライン決済時のPayPayボーナス付与率も、当初予定されていた0.5%から1.0%に引き上げられることになった。
- 特典内容:オンライン決済額の1.0%を「PayPayボーナス」として獲得
- 付与日:決済日の翌月20日前後
- 付与上限:5,000円/回、30,000円/月
- 対象サービス:Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、LOHACO
例えばYahoo!ショッピングで1万円の商品をPayPayで購入した場合、10,000円×1.0%=100円分のPayPayボーナスが手に入る。
PayPayボーナスライトはどこで使える?
今までの期間固定Tポイントは使い道が限定されており、LOHACOなど一部の提携先でしか利用できなかった。
「PayPayボーナスライト」に変更されることで「PayPay残高」として利用できるようになり、利用範囲のバリエーションが拡大されることになる。
個人間送金など一部機能には未対応だが、PayPayボーナスライトは「PayPay」が利用できるコンビニや飲食店など全店舗の支払いに利用することができる。
PayPay残高での支払い優先順位
「PayPayボーナスライト」「PayPayボーナス」以外にも「PayPay残高」は存在し、それぞれの支払い優先順位は下記のようになっている。
- PayPayボーナスライト
- PayPayボーナス
- PayPayマネーライト
- PayPayマネー
まずはキャンペーン等で手に入るPayPayボーナス関連が使用され、次に口座チャージなどで手に入るPayPayマネー関連が消費される仕組み。
ただPayPayボーナスライトのみ有効期限が60日設定されているので、使い忘れには注意しよう。
有効期限の短い「期間固定ポイント」で活性化を狙う
「PayPayボーナスライト」以外にもスマホ決済アプリには期間固定ポイントが存在し、代表的なのが楽天ペイの期間限定ポイント。
ではなぜポイントに有効期限を設定するのかというと、「ユーザーに少しでもスマホ決済アプリを使ってもらいたい」という運営側の意図が大きい、
ただ「PayPayボーナスライト」「楽天ペイの期間限定ポイント」の両方は、有効期限以外に大きなデメリットが見当たらない。
それぞれPayPay加盟店、楽天ペイ加盟店の支払いに利用できるので、期間固定ポイントによるユーザーの消費活動が活性化することが予想できる。
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