【悲報】7payのせいでnanaco、セブンカードの還元率改悪?併用前提での還元率に

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2019年4月4日、セブン&アイ・ホールディングスはポイントサービスの変更を発表した。

今回のリニューアルにより、同年7月からnanaco、セブンカード(セブンカード・プラス)ともにポイント還元率が減少することとなる。

還元率の変化

【リニューアル前のポイント還元率】

  • nanaco:100円(税抜き)ごとに1nanacoポイント
  • セブンカード:200円(税抜き)ごとに3ポイント

※イトーヨーカドー・ヨークマートの場合、セブンカードは100円(税抜き)で1ショップポイント+0.5クレジットポイント

【リニューアル後のポイント還元率】

  • nanaco:200円(税抜き)ごとに1nanacoポイント
  • セブンカード:200円(税抜き)ごとに2ポイント

※イトーヨーカドー・ヨークマートの場合、セブンカードは200円(税抜き)で1ショップポイント+1クレジットポイント

リニューアル前後の各ポイント還元率を比較すると、セブンカードでは30%減になっている。

nanaccoの場合は50%も減少しており、同じ金額でも従来の半分しかポイントが貯まらないので、まさに改悪といえるリニューアルだ。

還元率が改悪された理由

今回nanacoとセブンカードのポイント還元率を減らされた理由には、7payのリリースが大きく関わっている。

【7pay】

  • 概要:全国のセブンイレブンなどで利用できるスマホ決済アプリ
  • リリース時期:2019年7月予定
  • ポイント還元率:200円(税抜き)の利用で1nanacoポイント

7payとは全国のセブンイレブンや外部加盟店向けの、QRコードを利用したスマホ決済アプリ。

基本ポイント還元率は0.5%(200円の利用で1nanacoポイント)で、リリース時期は2019年7月を予定している。

セブンイレブン発のスマホ決済アプリである7payだが、注目してほしいのはnanacoカードとの併用が可能な点だ。

リニューアル前のnanacoカードと7payをセットで利用すると、1.0% + 0.5%=1.5%のポイント還元率になってしまう。

ただでさえ赤字という噂があるnanacoポイントだが、7payを導入するとさらに還元率が上昇してしまう。

nanacoポイントの還元率を調整するためにも、今回のポイント還元率リニューアルに踏み切ったと予想できる。

7payとの併用が前提に

ポイント還元率が半減したnanacoだが、7payと併用することで従来通りの1.0%は維持できる。

【ポイント還元率】

  • nanaco→0.5%
  • 7pay→0.5%

しかしそのためには7payを利用しなければならず、普段スマホ決済アプリを使わない人にとってはマイナスでしかない。

またセブンカードのポイント還元率も減少するので、既存ユーザーにとってはメリットが見つからないリニューアルとなった。

キャンペーンに期待か?

スマホ決済アプリの大きな魅力の一つに「キャンペーンによるポイント還元」が挙げられる。

実際にPayPayの2回にわたる100億円キャンペーンや、LINE Payの20%還元など、人気スマホ決済アプリは大型キャンペーンでユーザー数を増やしてきた。

7payもスマホ決済アプリなので、新規ユーザーを獲得するためにキャンペーンが開催される可能性が高い。

他のスマホ決済アプリのキャンペーン動向を分析すると、大体20%前後の還元率になることも予想される。

2019年7月時点では全国のセブンイレブンのみで利用できる7payだが、2020年の春以降はセブンイレブン以外でも利用できる店舗を増やしていくスケジュール展開になっている。

改悪ともいえるポイント還元率のリニューアルだが、大型キャンペーンに期待してもう少し様子を見るのが賢明だ。

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執筆・編集:ニュース編集部

大人のクレジットカードのニュースコラムを担当。ニュースをただ伝えるだけではなく、そのニュースに隠された背景や意図を読み取り、解説しています。

国内・海外問わず、クレジットカード選びに重要な最新情報を発信しています。