2/20(水)より、大阪、東京で展開するスタンディングバー「スイッチバー」全店にQRコード決済サービス「LINE Pay」と「PayPay」が導入された。
これにより、以前から導入していた「pring」と合わせ、計3種類のQRコード決済が可能となる。
株式会社トリックデザインが運営するスイッチバーは、「いつも通りの日常にスイッチを。」をコンセプトに、非日常的なエンターテイメントを提供するバー。
2015年のオープン以降人気を集め、現在大阪に5店舗、東京に2店舗を展開している。
▼現在スイッチバーで利用可能なQRコード決済サービス一覧
- 「LINE Pay」
- 「PayPay」
- 「pring」
このうち「PayPay」は、登録したクレジットカードによる支払いが可能。
「LINE Pay」は、「LINE STORE」や「LINE Taxi」などの関連サービスでのみ、クレジットカード払いを利用できる。
スマホひとつで飲み会へ
バーでQRコード決済を利用できることの利点は大きく分けて3つある。
ひとつは身軽になれることだ。
そもそもバーに大きな荷物を持って行く人は少ないだろうが、スイッチバーのように出会いやゲームを楽しむ店の場合はなおさら身軽で行く方が便利だ。
スマホで支払い可能となれば財布を持っていく必要さえなくなる。
たとえばコインロッカーにカバンや財布を預け、スマホひとつで店舗へ遊びに行くこともできる。
もうひとつは、お釣りのやりとりが無くなり支払いがスムーズになることだ。
スマホ決済アプリを使えば、アプリで表示したバーコードを店舗のタブレット端末で読み取るだけで支払い完了となる。
特に週末の混み合うスイッチバーでは、スムーズに支払いができるメリットを強く感じられるだろう。
そして最後に、QRコード決済を利用する方が現金支払いよりもお得になることだ。
たとえば「LINE Pay」には利用実績に応じて特典が付与される「マイカラー制度」と呼ばれるインセンティブプログラムがあり、利用登録するだけでポイント付与率0.5%の「ホワイトバッジ」となる。
また「PayPay」にも、支払い金額の0.5%相当のPayPayボーナスが還元される仕組みがある。
「PayPay」は現在20%還元の「第2弾100億円あげちゃうキャンペーン」を開催中のため、実質20%引きでお酒を楽しむことができることになる。
さらに、最大5回に1回の確率で全額(1,000円相当まで)が無料になる「やたら当たるくじ」も開催中だ。
どれを使う?3つの決済サービスの特徴
3種類のスマホ決済アプリが利用できるとなれば、どれを使えばいいのか迷ってしまう人もいるかもしれない。
ここでは、各サービスの特徴を確認しておこう。
<最も身近な「LINE Pay」>
「LINE」ユーザーであれば誰でも利用できるサービスで、規約に同意するだけで登録が完了し、即利用を開始できる。登録後は銀行口座などから事前にチャージすることで、スマホ支払いが可能だ。
インセンティブプログラム「マイカラー制度」では、最大2%の還元率が付与される。
また、「利用金額の20%還元」や「コンビニで使える割引クーポン」など、さまざまなキャンペーンが定期的に行なわれている。
<インパクト大のキャンペーンを実施する「PayPay」>
2018年10月開始のまだ新しいサービスでありながら、2018年12月に実施した「100億円あげちゃうキャンペーン」によって一気に知名度がアップした「PayPay」。
支払い方法は、銀行口座からのチャージ、またはYahoo!マネーかクレジットカードの利用を選択できる。
前述のように、現在「100億円付与キャンペーン」の第2弾も実施されており、スイッチバーもキャンペーン対象店舗だ。
PayPay決済利用毎に最大20%が還元される。また新規登録で全員に500円相当がプレゼントされる。
<シンプルなデザインの「pring」>
「お金コミュニケーションアプリ」をコンセプトに、お店での支払い以外にも友人同士でお金を送り合うなど簡単にお金のやりとりができるサービス。
シンプルなデザインによる使いやすさや、すべてのサービスを手数料ゼロで利用できることが魅力だ。
銀行口座と紐づけることでチャージを行ない、スマホからの支払いが可能となる。
「新規登録で500円プレゼント」や「友達紹介で500円プレゼント」などのキャンペーンが、定期的に実施されている。
自分に合う決済サービスを見つけよう
日頃から利用している身近な会社のサービスを使うもよし、キャンペーンをこまめにチェックしてその都度一番お得なアプリを使うのもよし。
いずれにせよ、現金よりもお得でお釣りのやりとりも発生しないQRコード決済は、利用しない理由がないといってもいいほど便利なサービスだ。
ぜひ実際に使ってみて、自分に合うサービスを見つけてほしい。
これらのスマホによるQRコード決済は特にバーとの相性が非常に良い。
スイッチバーに限らず今後も導入する店舗は増えていきそうだ。
最終更新日:2019/12/11