10月31日に、ロイヤルマーケティングが運営するPontaとローソンが、全国のローソン店舗にてApple Pay経由でPontaポイントを貯められる・使えるようにすると発表した。
Pontaポイントは基本的に200円ごとに1ポイント貯まり、1ポイント=1円としてショッピングへの充当をすることができるポイントプログラムだ。
Pontaの会員はPontaカードをApple Payに登録し、全国のローソン店舗にてApple Payを通してQUICPayまたはiDで決済することによって、Pontaポイントを貯めることが可能となる。
Apple Payを通して支払う場合は、会計時に「Apple Payで」と言っても通じないので注意が必要だ。
QUICPayやiD、Suicaといった具体的な決済方法を伝える必要があることを覚えておいて欲しい。
また、iPhoneやApple WatchにクレジットカードやSuicaなどを登録している方は、かざしてApple Payを通して決済するだけでPontaポイントを貯めることが可能だ。
注意点として、Apple PayにPontaカードを登録しただけではPontaカードをモバイルに移行しただけであるということだ。
決済時にもPontaポイントを獲得するためには、Apple Payにクレジットカード・プリペイドカード・Suicaなどを登録することが必須ということだ。
また、基本は一括払いで、ポイントも一括払いしたものとして獲得できる。
分割払いやリボ払いには対応しておらず、「後からリボ」などでリボ払いに変更するという手段でしか一括払い以外ではポイント獲得はできないことを覚えておこう。
よって、リボ払いでポイントアップといった特典のあるクレジットカードは、Pontaポイントを貯めるという点においては少し使いづらいということになる。
Pontaポイントを貯めている方にとって、2018年9月末時点で全国に14,340店舗あるローソンとApple Pay経由でのPontaポイントゲットは朗報と言える。
ポイントを貯めるには、ポイントカードなどを提示する必要があることが多く、混んでいるコンビニ店内では時間のロスになることが多かった。
今回のサービスによってローソンは高い回転率で接客をこなせるようになるだろう。
Apple Pay経由でのポンタカードの使い方を紹介
Apple Payにポンタカードを登録することで、決済することでPontaポイントを同時に貯められる。
Pontaポイントが貯められるのは、あくまでPontaポイント加盟店のみだが、ローソン・ケンタッキーフライドチキン・ゲオと全国チェーン展開している加盟店も多い。
以下で、Pontaカードを登録したApple Payの使い方と、Apple PayにPontaカードを登録する手順を紹介する。
【店頭での使い方】
- PontaカードをiOS 12以上の「Apple Wallet」に追加
- 全国のローソン店頭でiPhone、Apple Watchで決済
- Pontaカードが自動的に選択されてポイントが貯まる
【設定方法の詳細】
■インターネット経由
- Ponta公式サイト「Ponta Web」かアプリ「Pontaカード」から「Apple Walletに追加する」をクリックする
- Apple WalletにPontaカードが追加される
■店頭にて
- ローソン店頭で 「Apple Payで」と店員に伝えてApple Pay決済をする
- iPhone上に通知が表示される
- PontaカードをApple Walletに追加できる
Apple Payはカードを取り出す必要すらなく、QUICPay、iD、Suicaなどの決済方法を伝えてiPhoneやApple Watchをかざすだけで決済が済むスピーディなシステムである。
ポイントを貯める上でも、ポイントカードのバーコードをスキャンする必要すらないため、これまで以上に便利に使うことができる
最終更新日:2018/11/28