楽天カードは5日、楽天カードの利用代金を楽天スーパーポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」を開始したと発表した。
対象となるカードは、「楽天ビジネスカード」「ヴィッセル神戸オフィシャルサポーターズカードV-style」「楽天ETCカード」を除いた楽天カードすべて。
対象となる支払いは、以下の5種類だ。
- カードショッピングの利用代金(分割・ボーナス・リボ払い手数料も含む)
- 包括信用購入あつせんの手数料
- カード年会費
- カード切替手数料
- その他当社所定の費用等
また、1回の手続きでは50ポイントから1ポイント単位で利用できる。
・1回のお手続きでご利用できるポイント数
ダイヤモンド会員 :50~500,000ポイント
ダイヤモンド会員以外:50~30,000ポイント・1カ月にご利用いただけるポイント上限
ダイヤモンド会員 :500,000ポイントまで
ダイヤモンド会員以外:100,000ポイントまで※1カ月の利用上限は他の楽天グループでのご利用分も含めます。
引用:https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/press_release/20180905/
ポイント支払いした分、もらえるポイントが減るといったことはない。
なお、クレジットカードの中には支払いで得たポイントを自動で支払額に充当するものがある。
本機能はそうしたオートキャッシュバックではなく、任意で手続きすることでポイント充当される仕組みだ。
したがって、勝手にポイントが支払額に使われてしまうことはないので安心してほしい。
ポイントを支払いに当てることができるようになったメリット
本機能の追加により、ポイントを実質キャッシュバックのような形で利用できるようになった。
つまり、カードが使えるすべての場所でポイント支払いができるようになったと言い換えても良いだろう。
カードを使い続ける限りは、ポイントの使い道がなくなることは無い。
ポイントで支払いを行う方法・手続きの流れ
ポイントで支払う手順としてはたった4つだ。
- 「楽天e-navi」にログイン
- 「お支払い(ご利用明細)」欄から「ポイントで支払い」を選ぶ
- 今月の支払い予定額・利用可能ポイント数が表示されるので、使いたいポイントを入力
- 手続きを申し込み、支払いが完了
このように、利用したいポイント数のみを入力すれば、即座に利用できる。
充当できるのは当月分のみだが、非常に利用しやすいといえる。
なお、支払いに関してはいくつか注意点があるので、以下の点を知っておいてほしい。
ポイントで支払いを行う際の注意点
ポイントで利用代金を支払う際は、以下の点に注意したい。
- 手続き完了後、キャンセルやポイント数の変更は不可能
- 充当できるのは通常ポイントのみ
- 1ヶ月の利用回数は5回まで
- 申し込み期間は毎月12日~最長20日22時(一部金融機関のみ15日22時まで)
- キャッシングの融資金および利息分には利用できない
- ダイヤモンド会員以外は月額30,000ポイントまで
- カード利用のキャンセルが発生した場合は、ポイントによる差し戻しが行われない
特に、申し込みは毎月12日~最長20日と期間が定められている点は注意。
また、確定後のキャンセル・利用ポイント数の変更は不可能であることにも気をつけたい。
そのほか、期間限定ポイントや他社から交換したポイント等も利用できない。
なお、支払い期間は20日22時の金融機関と、15日22時までの金融機関で分かれている。
下記のページの下部に対象となる金融期間が掲載されているので、確認してほしい。
使っている銀行が15日22時までだった場合、猶予は4日弱しかない。
https://www.rakuten-card.co.jp/point-pay/
ポイントによる支払いができるようになったことで、楽天スーパーポイントの価値はさらに増した。
もともと高い還元率を誇る楽天カードだけに、本機能の追加は楽天カードの評価をさらに高めるだろう。
最終更新日:2018/10/18