楽天ペイを使えるお店が急増中!LINE Payとお得さを比較

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2018年4月以降、スマホ決済サービス「楽天ペイ」の加盟店が急増している。

「楽天ペイ」は、従来の「おサイフケータイ(FeliCa)」を利用した非接触決済ではなく、QRコード/バーコードをによる決済アプリだ。

また、アプリから簡単な操作で手動による支払いを行う「セルフ」という支払い方法も可能。

2018年1月にインテージが実施したQRコード決済利用実態調査によると、楽天ペイは利用者数・総合満足度・ポイント還元率においていずれも1位。

今、もっとも普及が有力視されているQRコード決済アプリのひとつといえる。

そんな楽天ペイの最近の普及事例では、以下の4社で利用可能になったと報じられている。

8月10日ピザーラ
8月16日近鉄タクシーグループ4社
8月17日ユナイテッドアローズグループ
(アパレル業界では初)
8月20日「koe」「earth music&ecology」

特筆すべきは、アパレル業界やタクシー業界、引っ越し業界など業界を選ばずに対応範囲を広げている点だ。

これまでの対応状況としては、小売店や飲食店が中心だったが、ここ最近の動向を見る限りさまざまな業界に普及させていく方針のようだ。

なお、楽天ペイが現在使えるお店の総数は公式発表されていないものの、数万店舗を超えると予想される。

楽天ペイの特徴

楽天ペイは予めクレジットカードを登録することで、カードを持たずにスマホ決済が可能だ。

登録可能なクレジットカードブランドは、VISA、MasterCard、(楽天カードののみJCBブランドも可)となっている。

また、現時点ではデビットカードの場合、VISAブランドのデビットカードのみ登録可能だ。

さらに、先日楽天とJCBが提携にしたことにより、2109年春にかけて対応クレジットカードブランドにJCB、American Express、Diners Club、Discoverも追加されることが発表されている。

上記のブランド対応すれば、QRコード決済アプリにおいては最多のブランド対応数となっている。

決済方法としては、Web上の支払いに使う「オンライン決済」と、コードを読み取って決済する「実店舗決済」の2つ。

実店舗決済はiDやSuicaのように専用リーダーにかざすのではなく、「QRコード」か「バーコード」をアプリで読み取る形で決済する方式だ。

楽天ペイは利用者にとって以下のようなメリットもある。

  • カードのポイント還元 + 楽天ペイの還元で2重取りが可能
  • クレジットカードを店員に渡さないためセキュリティが強固
  • サインや暗証番号を入力する手間が省ける
  • 楽天スーパーポイントを購入代金に充当できる
  • ネット払いでも利用可能、クレジットカード情報を入力せず簡単に決済

まさに「高還元」「高セキュリティ」「高利便性」の3つが揃ったサービスといえる。

『楽天ペイ』使い方4ステップ

楽天ペイは、アプリをインストールしてクレジットカードを登録すればすぐに利用が可能だ。

ただし、楽天会員に登録をする必要があるので注意が必要だ。

アプリはAndroid、iOSで展開されており、ダウンロードは以下のリンクから行える。

Android
iOS

利用できる端末は、iPhone(iOS 8.0以上)、またはAndroid(4.3以上)。

ダウンロードから、実際に店舗で支払うまでの流れとしては、以下のとおりとなる。

  1. アプリをダウンロードし、楽天IDでログイン
  2. 支払い元となるクレジットカードを登録
  3. 楽天ペイ加盟店で、「楽天ペイで」と伝える
  4. 店の案内に従って「コード表示」「コード読み取り」「セルフ」のいずれかを選び、支払う

楽天ペイはチャージ不要なポストペイ(後払い)型のため、利用額をあらかじめチャージする必要がない。

なお、楽天ID側ですでにクレジットカードを登録している場合は、利用するカードを選んでセキュリティコードを入力するだけで完了する。

支払いにあたっては楽天ポイント・楽天キャッシュも利用できるが、利用するには予め登録しておく必要がある。

公式サイトを参考に、利用設定を済ませておこう。

さて、利用までのハードルの低さ、利便性や還元率などが高水準でまとまった楽天ペイだが、「他の決済サービスと比べてどうなのか?」という点は気になるだろう。

ライバルPayサービスであるLINE Payとの比較

目下、楽天ペイ最大のライバルとなるのが、コード決済時のポイント還元率3%上乗せなどのキャンペーンを打ち出すLINE Payだ。

両者のサービスは一体どちらが優れているのか、比較しながら考えていきたい。

まず、QR/コード決済サービスを評価するにあたり、重要なのは以下の4つだ。

  • 還元率
  • 利用できるシーン
  • 支払い&チャージ方法

還元率で比較

まず還元率だが、楽天ペイは決済時0.5% + クレジットカードの還元率で二重取りが可能。

たとえば、支払いクレジットカードに楽天カードを登録している場合、0.5% + 1%で合計1.5%の還元率となる計算だ。

一方LINE Payは、「マイカラープログラム」というポイント還元手法を採っている。

支払金額や送金人数によってランク分けされる制度で、ランクが高ければより高い還元率での決済が可能となるものだ。

ランクごとの還元率は、以下の通りとなる。

  • グリーン:2%
  • ブルー:1%
  • レッド:0.8%
  • ホワイト:0.5%

楽天ペイ + 楽天カードの還元率1.5%を超えるには、グリーンの還元率2.0%を狙いたいところ。

しかし、バッジカラーのランクを上げるには、それぞれ以下の条件を満たす必要がある。

《グリーン》決済金額 : 10万円/月+送金:月間5人以上のユーザーへ送金
《ブルー》決済金額 : 5万円~9万9,999円/月+送金:月間3人以上のユーザーへ送金
《レッド》決済金額 : 1万円~4万9,999円/月+送金:月間1人以上のユーザーへ送金
《ホワイト》決済金額 : 0円~9,999円/月
引用:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2316

率直な感想としては、グリーンの条件を満たすのはなかなか難しいと言える。

年会費無料の楽天カードを新しく申し込み、楽天ペイで1.5%の還元率を得る方がハードルは低いだろう。

ここまでであれば、還元率は楽天ペイの圧勝で終わるのだが、現在LINE Payはキャンペーンにより還元率が上がっている。

期間限定(2018年8月1日~2019年7月31日の1年間)
ポイント付与決済金額100万円の上限内で、QR/バーコード支払いを利用した場合には、「マイカラー」で決まったポイント付与率に3%を上乗せ
引用:http://pay-blog.line.me/archives/10731607.html

たとえば最低ランクのホワイトカラーでも還元率は3.5%、グリーンであれば還元率は驚異の5%に達する。

来年までの期間限定とはいえ、ここまで還元率に差があると現状ではLINE Payが優勢だといえるだろう。

利用できるシーンで比較

楽天ペイとLINE Payを比較すると、オンライン決済面では楽天ペイの方が利用できるシーンが多い。

一方、リアル店舗では「利用シーンに応じて変わる」のが現状だ。

店舗数自体は楽天ペイの方が多いが、LINE Payも大手チェーン店を積極的に取り込みつつある。

ユーザーによってよく立ち寄る店は違うので、利用シーンの優劣は付けがたい。

以下の利用可能店舗の一覧を見て判断すると良いだろう。

楽天ペイ:使えるお店

LINE Pay 加盟店

還元率は(期間限定であるものの)LINE Payが上回り、利用シーンでは総合的に楽天ペイのほうが優れている。

決済・チャージ手段で比較

最後にチャージ手段だ。

チャージ手段に関しては、楽天ペイはチャージ不要なポストペイ(後払い)型で、LINE Payは銀行口座やコンビニなどでのチャージ型だ。

両者の違いを表でまとめると、以下の通りとなる。

楽天ペイLINE Pay
・クレジットカード(Visa、MasterCard、楽天カード)
・楽天ポイント
・楽天キャッシュ
・銀行口座
・セブン銀行ATM
・コンビニ(ファミリーマート)
・LINE Pay カードレジ
・QR/バーコードを表示してレジチャージ
・LINEポイント交換

決済方法に関しては、ユーザーによって好みが分かれるところだろう。

クレジットカードを使い慣れており、純粋に利便性を求めるのであれば、楽天ペイを使うべきだ。

一方、クレジットカードの使いすぎが怖い、毎月きちんと管理したいというユーザーはデビットカードのように利用できるLINE Payの方が向いているだろう。

したがって、支払い方法に関しては楽天ペイ、LINE Payどちらもユーザーによって評価が分かれることになる。

つまり、LINE Payと楽天ペイの比較の結果は、ユーザーによって使い勝手・評価が分かれるアプリだと言える。

最後に、楽天ペイがどんなユーザーにおすすめなのかを書いていこう。

クレジットカードの利便性・還元率をさらに高める楽天ペイ

楽天ペイの良い部分は、クレジットカードを店員に渡さずに済むこと、暗証番号やサインの入力の手間がなくなること、そして還元率が上がることだ。

クレジットカードで直接決済するよりも、楽天ペイを介して決済した方が圧倒的に使いやすくなる。

したがって、安定した高還元率、加盟店によるポイントアップなど、クレジットカードの利便性・還元率をさらに高めたいユーザーにおすすめといえる。

一方、クレジットカードを普段あまり使わなかったりユーザーにとってはLINE Payのほうが良いだろう。

これからますます普及していくことが期待されるQRコード決済サービス。

LINE Payも楽天ペイ、どちらかが一人勝ちする可能性は低いので、自分にあったサービスを選択してほしい。

※修正履歴※
8/24
・楽天ペイの対応クレジットカードブランドについて、JCB、American Express、Diners Club、Discoverが対応するのは、正確には「2019年に春にかけて順次展開」でしたので表記を修正しました。

・楽天ペイ、LINE Payの決済・チャージ手段において、対応一覧表に誤りがありましたので修正しました。

・LINE Payの決済手数料について、表記に誤りがありましたので修正しました。

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執筆・編集:ニュース編集部

大人のクレジットカードのニュースコラムを担当。ニュースをただ伝えるだけではなく、そのニュースに隠された背景や意図を読み取り、解説しています。

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