LINE Payの「マイカラー」が大幅アップグレード!最低ポイント還元率が0%から0.5%に引き上げ

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23日、LINE Payは同アプリ上で展開するインセンティブプログラム「マイカラー」制度を8月1日よりアップグレードすると発表した。

「マイカラー」はユーザーのLINE Pay利用額に応じてバッジを付与し、バッジの色に対応したポイント還元などを提供するプログラムだ。

8月1日より、このマイカラーの仕様は以下のように変更される。

変更点(2018年8月1日から)
・利用登録するだけでホワイトバッジ付与(ポイント付与率0.5%)。
・最低ポイント付与率を見直し、各バッジカラーのポイント付与率を変更。(グリーン 2%、ブルー 1%、レッド 0.8%、ホワイト 0.5%)
・相対的評価だったカラー判定基準を絶対評価に変更。
《グリーン》決済金額 : 10万円/月+送金:月間5人以上のユーザーへ送金
《ブルー》決済金額 : 5万円~9万9,999円/月+送金:月間3人以上のユーザーへ送金
《レッド》決済金額 : 1万円~4万9,999円/月+送金:月間1人以上のユーザーへ送金
《ホワイト》決済金額 : 0円~9,999円/月
・バッジカラーの判定基準とポイント付与対象に「LINE Pay」に連携したクレジットカードでの決済も追加。
・カラー判定期間を、前月末までの1ヶ月分の実績を集計・判定、毎月1日午前10時更新に変更。
・ポイント付与対象となる決済金額の上限を100万円/月に引き上げ
引用:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2316

このうち大きな変更点は、

  • 最低ポイント還元率が0%から0.5%に
  • バッジの評価基準を、ユーザーの利用率に応じた相対評価でなく基準値を設けた絶対評価に変更
  • ポイント付与上限も10万円/月から100万円/月に
  • の3点だ。

    加えて、コード決済にはかなり大きなインセンティブが設けられる。

    コード支払時のポイント還元率に3%上乗せ

    2018年8月1日~2019年7月31日の期間限定で、QR・コード払いを使用して決済した場合、「マイカラー」のポイント還元に3%が上乗せされる。

    カラーが一番下の「ホワイト」なら、還元率は3.5%になるという計算だ。

    QR・コード払いであればポイント還元率がかなり上昇するためチェックしておきたい。

    またLINE PayのQR・コード払いが利用できる店舗はLINE Pay公式サイトから確認できる。

    有名どころでは「ローソン」「ビッグエコー」「ゲオ」「ジョーシン」「和民」「LOFT」など。

    よく利用する店舗がLINE Pay加盟店であれば、ぜひ利用したいところだ。

    ただし、加盟店であってもリアルカード(JCB)を利用しての決済は3%が上乗せされないので注意したい。

    QR・コード決済利用で10%~20%ポイント還元!

    上記のインセンティブ追加に加えて、LINE Payでは「Payトク」として、以下のキャンペーンを実施する。

    キャンペーン実施期間は本日から7月31日までだ。

  • 対象店舗でLINE Pay支払いをすると、LINE Pay初回利用なら20%、2回目以降支払いなら10%が残高に還元
  • 対象となる支払い方法は「QR・バーコード支払い」「オンライン支払い」「請求書払い」の3つ
  • 付与回数は1人1回限り。上限は1回につき10,000円の購入まで。つまりポイント1,000円分までが上限
  • なお、LINE Pay加盟店のうち、以下の店舗はキャンペーン対象外なので注意して欲しい。

    LAWSON、ナチュラルローソン、ローソンストア100、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ドラッグストアウェルネス、ウォンツ、くすりのレディ、ココカラファイン

    10%もの大量還元が受けられるチャンスなので、早めに参加しておこう。

    ヘビーユーザーは一安心の改善か

    元々、LINE Payのポイント還元率は一律2%だったが、2018年6月に本制度が始まって以降、批判的な意見が目立った。

    少額決済を主とするライトユーザーは、実質ポイント還元が受けられなくなり、ヘビーユーザーにとってもポイントの適用上限が月10万円までとなったためだ。

    今回は、バッジの評価基準が絶対評価になったことで、あとどれくらいでランクが上がるのかが分かりやすくなった。

    上限も100万円までに引き上げられたことで、ヘビーユーザーに対する緩和施策といえるだろう。

    ただし、ネックとなるのは最高ランクである「グリーン」の条件である「5人送金」。

    人によって送金を利用する頻度はバラバラで、一度も利用したことがないという人も珍しくない。

    SNS上では「送金を使わないユーザーにも、条件として強制的に送金機能を利用させるのはどうか」という否定的な意見も見られる。

    加えて、今までLINE Payの2%還元の恩恵を受けてきたユーザーにとって「基本0.5%還元、月1万円利用でも0.8%」は見劣りすることだろう。

    高いポイント還元を維持することの難しさは、各社のポイントプログラムの変遷を見ていても感じ取れる。

    LINE Payにとっても、しばらく苦しい時代が続くことになるかもしれない。

    デビットカードとして見るなら優秀

    とはいえ、結論としてLINE Payは「デビットカードとして見るなら優秀」な立ち位置になったといえるだろう。

    LINE Payは、リアルカードを発行すれば全国のJCB加盟店で使うことができる。

    また今回最低0.5%還元になったことで、デビットカードとしては高還元率の部類になった。

    送金機能や対応銀行口座数の多さなど、他の強みもあるため、これから選択肢に加えるのもいいだろう。

    なお、同じリアルカードを発行できるモバイル決済アプリ「Kyash」は、2%の還元率を持つVisaプリペイドカードとして使える強みを持つ。

    Kyashには、ポイント還元が実質年20万円以内しか使えないという縛りはあるため、利用に合わせた選択が重要だ。

    これからは「ヘビーに使うならLINE Pay」「ライトに使うならKyash」という棲み分けがなされていくのではないだろうか。

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    執筆・編集:ニュース編集部

    大人のクレジットカードのニュースコラムを担当。ニュースをただ伝えるだけではなく、そのニュースに隠された背景や意図を読み取り、解説しています。

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