Yahoo! JAPANがバーコードを使った実店舗でのスマホ決済機能を提供を開始!クレジットカードを事前に登録しておくことでスマホ決済が可能!Apple Payとの違いは?

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Yahoo! JAPANは5日、「Yahoo! JAPANアプリ」内の「Yahoo!ウォレット」の新機能として、バーコードを利用した実店舗でのスマホ決済サービス「コード支払い」の提供を開始したと発表した。

決済手段は、アプリにあらかじめ登録したクレジットカードか、コンビニ等でチャージできる電子マネー「Yahoo!マネー」の2種類。

コード支払いは、Yahoo! JAPANアプリでの支払いに対応した加盟店(下記参照)で、「ヤフーで払います」と伝えれば利用できる。

アプリでバーコードを表示できるので、それをレジで読み取ってもらうことで決済は完了だ。

加えて、決済時には支払額200円につきTポイントが1ポイント(還元率0.5%)が貯まるようになっている。

このポイントは、クレジットカードで貯められるポイントと合わせて2重取りが可能だ。

さらに今秋には、コードをレジ側に読み取ってもらうだけでなく、レジ側が提示するQRコードをアプリ上で読み取って決済するサービス「読み取り支払い」の提供も予定されている。

この読み取り技術は、Yahoo! JAPANの保有する特許技術によるもの。

一つのQRコードですべての商品・サービスを購入でき、任意の金額を入力して決済できる仕組みを採用している。

加盟店側は、QRコードを店頭に提示するだけで導入が可能となるため、導入ハードルが低いのも特徴だ。

「Yahoo!ウォレット」でクレカ払いと口座払いが併用できて便利

冒頭で説明したとおり、「コード支払い」は口座数4,000万を超える決済サービス「Yahoo!ウォレット」の新機能として提供される。

支払い手段として、クレジットカード払い、Yahoo!マネー払い、預金払いなどが利用可能だが、今回追加される「コード支払い」は、クレジットカード払いとYahoo!マネーのみに対応。

ただ、Yahoo!マネーはコンビニや銀行口座、またはヤフオク!の売上金からチャージが可能な電子マネーだ。

6月現在で、60以上の金融機関に対応しているため、「コード支払い」をデビット決済としても活用することができる。

これまで、Yahoo!マネーはヤフオク、Yahoo!ショッピング、LOHACOでしか使うことができなかったが、これでようやく実店舗での利用が可能となった。

Yahoo!ウォレットの「コード支払い」加盟店一覧

クレジットカードを使ったポイントの二重取りと、還元率0.5%でデビット決済、両方の使い方ができるYahoo!マネーの「コード支払い」。

使いやすいコード決済といえるが、リリース間もない現在では利用可能な店舗があまり多くない。

具体的には以下のとおりだ。

加盟店 屋号 店舗数 導入予定時期
福岡ソフトバンクホークス タマホームスタジアム
ヤフオク!ドーム
6月5日
6月12日
上新電機 Joshin
Joshinアウトレット
J&P
DISC/PIER
スーパーキッズランド
マザーピア 等
225 6月8日
アインファーマシーズ アインズ&トルペ
アインズ
LIPS and HIPS
48 6月中旬
ストライプインターナショナル koe
earth music&ecology
17 6月中旬
8月~9月
モンテローザ 白木屋
魚民
北海道魚萬
カラオケ歌之助
魚銀
笑笑
月の宴 等
1,715 8月
新生堂薬局 ドラッグ新生堂
くすりのハッピー
48 10月
福岡地所 検討中 検討中 検討中
ウェルシアホールディングス ウェルシア
ハック
ダックス
1,700 検討中

ジョ‐シンやウェルシアなど、Tポイント加盟店が主に対応している。

まだコンビニでは使えないものの、同じくTポイントを導入しているファミリーマートで使えるようになる可能性は高いだろう。

AppleユーザーはApple PayとYahoo!ウォレットのどちらを使うべき?

現在、モバイル決済として「Apple Pay」を利用しているユーザーは少なくないだろう。

Apple Payは、FeliCaを使った「iD」と「QUICPay」による決済を利用しているため、コード決済とは少し異なるが、比較するなら勢いのある「Apple Pay」が適任だ。

まず、Apple Payの大きな特徴として、「SuiCa」「iD」「QuickPay」に対応していることが挙げられる。

交通系電子マネーにも対応しているのは大きく、チェーン店であれば使えない店はほぼ無いと言っていい。

一方、Yahoo!のコード支払いはまだまだ加盟店が少ない。そもそも使えない店が多いので、これからTポイント加盟店を中心にどんどん拡大していくことが期待される。

他にも、Yahoo!アプリを開いてコードを見せる必要がApple Payにはないので、決済の手軽さもApple Payがすぐれていると言えるだろう。

これだけ聞くとApple Payが圧倒的に機能面で優れているように見えるが、Yahoo!アプリも優れているポイントがいくつかある。

一つ目は、「コード支払い」単体で0.5%のTポイント還元が受けられる点。還元率重視のユーザーであれば、ポイントの二重取りが可能なYahoo!ウォレットは有力な選択肢だ。

二つ目は、「Yahoo!マネー」で支払うことにより、クレジットカードを持っていない、あるいは使いたくない層でも使いやすい点。

デビットカードのように使ってもよく、0.5%の還元も受けられるため、家計の管理もしやすくなるだろう。

最後に、QRコード決済サービスは2017年から急速に拡大してきている点も見逃せない。

コード決済は、加盟店側の設備導入ハードルがFeliCa(おサイフケータイ)に比べて低いという大きな利点があるため、加盟店の増え方はFeliCaよりも早い。

まとめると、「還元率を重視する」「クレジットカードを使いたくない」ユーザーはYahoo!のコード支払いが向いており、「Suicaも併用したい」「加盟店が多い方がいい」「アプリを開くなど操作せずに決済したい」ユーザーはApple Payのほうが向いている。

現状ではApple Payが加盟店数の差で明らかに使い勝手が良いが、これからコード支払いの加盟店が増えれば、差は縮まっていくだろう。

200円割引キャンペーンが開催

なお、「コード支払い」の提供開始を記念し、Yahoo!JAPANではプロ野球「福岡ソフトバンクホークス」主催のヤフオク!ドームでの試合中にキャンペーンが開催される。

6月12日〜シーズン終了まで、ドーム内の売店で税込み500円以上の買い物をするともれなく200円割引となる。

ヤフオク!リームコンコース内の飲食売店(ワゴン販売除く)が対象のため、もし期間中にヤフオク!ドームに観戦するなら利用してみると良いだろう。

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執筆・編集:ニュース編集部

大人のクレジットカードのニュースコラムを担当。ニュースをただ伝えるだけではなく、そのニュースに隠された背景や意図を読み取り、解説しています。 国内・海外問わず、クレジットカード選びに重要な最新情報を発信しています。