Yahoo! JAPANカードがTマネーチャージに対応!しかし、ポイント還元はなし!?Tマネーは一体誰が使うのか・・・

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ヤフーは16日、Yahoo! JAPANカードがTカードに搭載されているプリペイド型電子マネー「Tマネー」のオートチャージ、クレジットチャージに対応したことを発表した。

Yahoo! JAPANカードはTカード内蔵型のクレジットカードのため、クレジット機能付きTカードなどと同等の機能性を持つことになる。

なお、サービスは15日より始まっており、Tマネーチャージによるポイント還元はない。なお、VISAブランドは対象外となるため注意が必要だ。

TマネーはファミリーマートやTSUTAYAをはじめ、全国約19,000店舗で使えるプリペイド型電子マネーだ。

2014年にリリースされており、手持ちのTカードに現金をチャージすることで利用できる。

チャージ手段は上述したクレジットチャージ、オートチャージの他、加盟店での現金チャージ、「Tマネーギフトカード」によるチャージに対応している。

今回対応したYahoo! JAPANカードの他に、Tマネーのオートチャージが設定できるカードは「左上にTマーク、右下にクレジットカードブランドが記載されているカード」だ。

ただし、下記のカードは対象外となる。

  • デビットTカードスルガバンク 
  • ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)
  • ソフトバンクカード
  • マジカルクラブTカードJCB

チャージの方法

クレジットチャージ・オートチャージは、「Tサイト」から設定できる。設定には、Yahoo! JAPAN IDによるログインが必要だ。

クレジットチャージは、Tサイト上でチャージが可能な仕組みで、一度にチャージできる額は3,000円~10,000円(1,000円単位)。

オートチャージが実行される残高ラインは、1000円単位で「1,000円〜20,000円」の範囲で自由に設定可能。

チャージされる金額は、こちらも1,000円単位で「3,000円〜10,000円」の範囲で決められる。チャージ上限は3万円だ。

以上がTマネーの仕組みとなるが、続いてこのTマネーがどのようなメリットを持っているのかをチェックしていきたい。

メリットが少ない「Tマネー」

結論から言うと、現状ではTマネーは電子マネーとしての大きな利用メリットがほとんどない。

電子マネーの利点を決めるのは「利便性」と「還元率」のふたつだが、2018年3月現在、Tマネーの主な加盟店は以下の通りだ。

  • ファミリーマート
  • ウェルシア
  • TSUTAYA
  • 蔦屋書店
  • TOMONY
  • ハックドラッグ
  • マルエドラッグ
  • B.B.ON
  • ドラッグストアmac
  • 他7店舗

Tマネー加盟店はTポイント加盟店の中でも一部だと言える。

主要なコンビニやスーパー、ネットショップをはじめ、あらゆるジャンルの店舗で使える「楽天Edy」や、JCBブランドであればどこでも使える「LINE Pay」と比べると、使える範囲の狭さが目立つ。

チャージ手段も加盟店での現金チャージか、「クレジット機能付きTカード」3種類によるチャージ手段しかない。

利便性を高めるためには、わざわざYahoo! JapanカードやファミマTカードを発行しなくてはならず、間口が広いとは言いがたい。

チャージも3,000円単位からしかなく、一度Tマネーにチャージすると現金に戻せないのも使いづらい点だろう。

このように、利便性に関してはnanaco、楽天Edyなど主要な電子マネーの方が遙かに優れている。

さらに還元率は0.2%(500円につき1円)で、LINE Payの10分の1だ。

プリペイド型の電子マネーとしては、残念ながら楽天EdyやLINE Payなどに機能面、還元率のいずれも大きく遅れを取っている。

めぼしいキャンペーンもなく、例えばTカードの利点を活かし、TSUTAYAのビデオレンタルでTマネー払いにするとお得になる…などの特典があればまだいいが、それもない。

そもそも、還元率1%のYahoo! JAPANカードであれば、わざわざTマネーを使わずに普通にクレジット決済した方が、使える店舗も多い上に還元率が高いというオチまでつく。

チャージによる還元もないのでなおさらTマネーにチャージするメリットがない。

2014年リリースの電子マネーとはいえ、さすがに時代に取り残されている感じが否めない「Tマネー」。

この先、オートチャージによるポイント還元などでポイントの2重取り、3重取りなどができるようになれば、需要が高くなるかもしれない。

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執筆・編集:大人のクレジットカード編集部

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