JCBビジネスプラスカードは株式会社ジェーシービーが発行するプロパーカード。
利用金額に応じて、交通費・出張旅費のご利用分が、毎月最大3%(上限15,000円/月)キャッシュバックされるタイプのクレジットカードである。
出張費や交通費に関して、大きなポイント還元が期待できるため、これらの支出が多い方には大きな還元率を得ることが出来る。
- 年会費が安い
- 使い方によっては還元率が3%になる
- ETCも無料で発行
- 利用金額が少ない場合や、交通費・出張費が少ない場合はメリットが少ない
- 国内保険付帯なし
キャッシュバックの仕組み
まずキャッシュバックを受けるためには最低5万円の利用が前提になる。キャッシュバックには以下のステップで決まる。
ステップ1:利用金額に応じてキャッシュバック率が決まる。
キャッシュバック率は利用金額に応じて、以下のテーブルで決定する。
月間利用金額 | キャッシュバック率 |
5万円未満 | 0.0% |
5万円以上20万円未満 | 0.5% |
20万円以上40万円未満 | 1.0% |
40万円以上60万円未満 | 1.5% |
60万円以上80万円未満 | 2.0% |
80万円以上100万円未満 | 2.5% |
100万円以上 | 3.0% |
ステップ2:
利用金額の内、JR、高速道路、ガソリンスタンド、タクシー、航空券、レンタカー、宿泊、旅行代理店での利用金額の合計金額にステップ1で決定したキャッシュバック率を掛けて、キャッシュバック金額が決定する。
具体的なキャッシュバック例
例)前月の利用金額合計が70万円の場合、当月の利用が40万円、内15万円が交通費の場合
まず、前月の利用金額合計が70万円なので、上記のテーブルの通りキャシュバック率は2.0%に決定する。
当月の利用金額は40万円だが、キャッシュバックはそのうちの交通費35万円のみに掛かる。
35万円*2.0%=7,000円
この例の場合は、40万円の利用に対して7000円のキャッシュバックなので、還元率は1.75%になる。
使い方によってはこのように大きな還元率を得ることが出来るが、前月の利用金額が少ない場合や、当月の交通費、出張費が少ない場合には還元率が1.0%を割り込むこともある。
毎月の利用金額がある程度大きく、コンスタントに交通費、出張費が発生するような使い方で大きな還元率を得ることが出来るカードであると言える。
サービス
JCB法人会員向けに、業務の効率化、経費削減に役立つ各種サービスが提供されている。
法人向け航空券オンライン予約サービス(ANA)
JCB.ANA@desk
法人向け航空券オンライン予約サービス(JAL)
JCB de JAL ONLINE
東海道新幹線チケット手配サービス
JR東海プラスEXサービス
宿泊、出張予約
じゃらんコーポレートサービス
ETCカード
1枚のJCB法人カードに対して複数枚のETCスルーカードN(ETC専用ICカード)をお申し込み可能。年会費は無料。
JCB一般法人クレジットカードとの違い
JCB一般法人クレジットカードサービスとの大きな違いは、ポイント還元の仕組み以外にも保険など違いがある。
一般法人カードの方は国内・海外旅行傷害保険が3000万円まで付帯している。
一般クレジットカードは利用の用途にかぎらず、その月の利用額に対して0.5%の還元率が得られる。さらに、利用額に応じて、翌年0.75%の還元率が得られる。
カード詳細情報
年会費 | 1,250円(税別) |
追加カード | 1,250円(税別) |
追加カード限度 | 指定なし |
還元率 | 0%~3.0% |
ブランド | ![]() |
電子マネー | なし |
ETC | 年会費、発行手数料無料 |
ETC申し込み可能枚数 | 複数枚の場合は審査により決定 |
家族カード | なし |
国内保険 | なし |
海外保険 | なし |
ショッピングガード保険 | 海外:100万円 |
ショッピングガード保険(補償期間) | 購入から90日 |
ポイント種類 | キャッシュバック |
その他 | – |
(発行会社:株式会社ジェーシービー)
入会条件
法人または個人事業主。※カード使用者は18歳以上の方が対象となります。
審査スピード
JCBに必要書類が届いてから1週間程。
さらにグレードアップするなら
JCB法人ゴールドカードならば、旅行保険も最高1億円、国内・海外航空機遅延保険も付帯する。さらにゴールドカード専用のサービスも充実しているので、さらなる機能を求めるならばゴールドカードを申し込むのもあり。