東京オリンピックの観戦チケットを購入する際は、VISAカードでの決済購入がお得だ。
観戦チケットに申し込んで当選した場合、代金の支払いは現金かVISAカードのいずれかで行う。
VISAカードの場合は手数料無料のほかポイントも貯まり、30万円以上の高額決済も可能だ。
VISAは東京オリンピックのワールドワイドオリンピックパートナーということもあり、クレジットカードを使用して支払う場合、VISAカード以外の国際ブランドでは決済ができない。
観戦の際にスタジアム内で買い物をする場合も、カード払いで使えるのはVISAカードのみ。
VISAしか利用できなというのはやや不便を感じるが、東京オリンピックでクレジットカードを使用したい場合には、VISAカードを発行しておく必要がある。
VISAブランドであればクレジットカードのほか、デビッドカードやプリペイドカードも利用可能だ。
VISAカードで観戦チケットの決済ができない場合、有効期限の切れた古いカードを使用していたり、限度額を超えていたり、支払いが遅延していたりする可能性がある。
購入手続きができる期間は限られているため、事前に確認しておくことをおすすめする。
なお、購入した観戦チケットの転売は公式のリセールサイトでのみ可能で、不正転売は禁止されている。
高額転売を狙ったチケットの購入・販売法律で禁止されているため、注意したい。
東京オリンピックの年会費無料のオフィシャルカード「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」で観戦チケットを購入するとポイントが2倍になるほか、特典を受けられる。
オフィシャルカード以外でも楽天カードや三井住友カードなど、人気のVISAカードをこの機会に発行する選択肢もある。
本記事では、観戦チケットの申し込み方法、VISAカードでチケットを購入するメリットや注意点、オフィシャルカード「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」の特徴などについて解説する。
目次
東京オリンピックの観戦チケット
抽選日程、購入手続き期間
チケットの抽選日程は、2019年5月9日(木)10:00~から、5月28日(火)23:59まで。
公式チケット販売サイトからTOKYO 2020 ID登録・電話番号認証を行ったのち、観戦を希望する競技やチケットの種類、座席、枚数を選択して抽選申し込みを行う。
購入手続き期間は、6月20日(木)から7月2日(火)の23時59分まで。
公式チケット販売サイト内のマイチケットから抽選結果を確認し、当選の場合は氏名や配送先、支払い方法などを登録する。
当選したチケットは2020年5月以降に受け取ることができ、スマートフォン等の端末を使用したモバイルチケット、自宅でプリントアウトを行うPrint@Home、配送の紙チケットの3種類から選択が可能。
申し込みや購入手続きができる期間は意外と短いため、注意したい。
また、当選してチケット代金の支払いを行ってからチケットが届くまでには時間がかかることも知っておこう。
購入決済方法
観戦チケットの決済方法は、VISA決済またはコンビニエンスストアでの現金決済の2種類がある。
VISAの場合はクレジットカードのほか、デビッドカード、プリペイドカードによる決済も可能。
現金決済の場合は、以下の店舗で支払いができる。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- セイコーマート
VISAで支払うメリット
決済手数料が無料
VISAカードで支払う場合、決済手数料は一切かからない。
一方で現金支払いの場合には、1件につき432円の手数料がかかる。
VISAのクレジットカードを持っている場合は、カード払いを選んだ方が断然お得になる。
ポイントが貯まる
VISAカードで支払いをすると、通常の買い物や支払いなどをした時と同様、ポイントが貯まる。
同じ金額を支払うのであれば、ポイントが貯まるVISAカードの方がメリットは大きい。
高額決済も可能
現金決済の場合、30万円以上の支払いはできない。
東京オリンピックの一人あたりのチケットの最大当選枚数は30枚で、チケット代金の価格帯は2000円台~30万円程度と幅広い。
複数の競技のチケットや、大人数分のチケットを購入する場合などは、合計金額が高額になることもある。
VISA決済であれば30万円以上の支払いも可能になるため、そのようなケースにも対応可能だ。
ただしカード発行会社によって上限額は異なるため、決済金額が高額になる場合は、事前に限度額を確認しておく必要がある。
場合によって限度額はカード会社に問い合わせて手続きを行うことで一時的、継続的に引き上げができる。
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チケットの転売はできる?
結論から言うと、東京オリンピックの観戦チケットの転売はできる。
ただし、転売ができるのは東京オリンピック公式のリセールサイトに限られる。
定価でのみ出品が可能で、出品者は手数料を支払う。
「チケットを購入したが行けなくなってしまった」という場合でも安心だ。
リセールサイトは、2020年の春に開設予定となっている。
チケットサイト、フリマアプリ、オークションなどへの不正転売は禁止となっており、発覚した場合はチケット不正転売禁止法に基づき、罰則を受ける可能性もある。
「不正転売目的の観戦チケット購入はできない」ことを知っておこう。
スタジアムでもVISAカードのみ
スタジアムなどの競技会場で、VISAカードを使用することは可能だ。
会場内では、公式グッズや飲食物などの販売がある。
ただし、ここでも支払い方法は現金かVISAカードのいずれかとなる。
会場内でクレジットカードを使用する場合も、VISAカード以外は使用できないため気をつけよう。
東京オリンピックオフィシャルカード
TOKYO 2020 OFFICIAL CARD
VISAのクレジットカードの発行に悩んでいる人には、TOKYO 2020 OFFICIAL CARDは、三井住友カード会社が発行する年会費無料の東京オリンピック・パラリンピック競技大会オフィシャルカードがおすすめだ。
最大の特徴は、本カードで東京オリンピックの観戦チケットを購入すると、ポイントや還元額が2倍になること。
またでオリジナルの券面をはじめプレゼントや抽選へ参加できるなど、そのほかの特典も多い。
唯一のオフィシャルカードのため、オリンピック終了後も記念になる。
ただしクレジットカードの通常のポイント還元は0.5%と特別還元率が高いわけではないため、その点には注意しよう。
東京オリンピック観戦をお得に楽しみたい人は、ぜひ持っておきたい。
種類
クレジットカードとプリペイドカードの2種類があり、両方を持つことも可能。
プリペイドカード発行の場合は審査不要。
条件
クレジットカードは満18歳以上、プリペイドカードは満12歳以上が申し込み可能。
公式サイトを通じたTOKYO 2020 IDの登録が必要となる。
券面デザイン
(↑スタンダード)
(↑マスコットA)
(↑マスコットB)
シンプルなスタンダード、オリジナルマスコットがデザインされたマスコットA、マスコットBの3種類から選択可能。
選択後のデザイン変更は不可。
ポイントプログラム
- クレジットカード…還元率0.5%。200円で1ポイント(1円相当)、Vポイントが付与される。
- プリペイドカード…還元率0.25%。利用金額の0.25%をチャージ残高へ翌月に還元
※2020年6月1日より、ワールドプレゼントからVポイントへリニューアルした。
特典
主に以下の特典が受けられるほか、今後もイベント参加やノベルティグッズのプレゼントなど、随時追加予定となっている。
- オフィシャルカードで観戦チケットを購入すると、クレジットカードの場合はVポイントが、プリペイドカードの場合はチャージ残高への還元額がそれぞれ2倍になる
- 「東京2020マスコット オリジナルステッカー」プレゼント
- キャンペーンへのエントリーで「東京2020オリンピック 観戦チケット」が当たる
おすすめの年会費無料のVISAカード
三井住友カード
オンライン入会で初年度年会費無料のカード。
加盟店やポイントアップモールなどで買い物をすると+0.5~9.5%のポイントアップとなることがある。
※2022年7月現在
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がある。
ポイントプログラム、保険・補償サービスなど基本的な機能がバランス良く備わっているため、メインカードとして持つのもおすすめだ。
楽天カード
さらに、楽天市場ならばポイントは3倍、その他楽天グループのサービスでもポイントアップの機会がある。
ポイントは1ポイント=1円として使えるほか、街中の加盟店でも利用でき、利用できる場所が広がっている。
ポイント還元率以外にも、海外旅行保険の付帯や、トラベル関連の優待サービスなども充実している。
楽天市場を使用する機会が多い人は、ぜひ持っておきたい。
急ぎならバンドルカードもあり
バンドルカードは、スマートフォン上で発行される仮想のクレジットカード。即日で発行可能なので、申し期限直前にまだカードがない!!という方でも間に合う。
残高の上限額が10万円となっており、高額なチケット購入には向いていないかもしれないが、アプリインストールから5分程度で実質的にVISAブランドのクレジットカードが利用になる。
バンドルカードに問い合わせて、オリンピックのチケットが購入できることは確認している。
バンドルカード インストールはこちらから

お得に東京オリンピックを楽しもう
東京オリンピックの観戦チケットをクレジットカードで購入したり、競技会場内の買い物をクレジットカードでしたいと考えていたりする場合には、VISAカードが必要となる。
まだVISAカードを持っていない人はもちろん、すでに持っている人でも、オフィシャルカードに申し込むメリットは大きい。
「せっかくの機会だから複数の競技を見に行きたい」「良い席で観戦したい」と考えている場合、チケット代金が高額になることもあるだろう。
クレジットカードならばポイントもつき手数料もかからないため断然お得だ。
会場内では行列や混雑が予想されるため、現金の場合は支払いが手間になったり、時間がかかってしまったりする可能性がある。
また、お土産などを購入する際に現金が足りなくなってしまうこともあるかもしれない。
クレジットカードならばそのような心配もなく、スムーズに支払いが可能だ。
また、学生や専業主婦、定年退職後のシニアなどクレジットカードを持つことが難しい人でも、VISAのデビッドカードやプリペイドカードならば使用しやすい。
オフィシャルカードの「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」は年会費無料なだけでなく、クレジットカードとプリペイドカードの2種類から選ぶことができ、ポイント還元や特典などのサービスも受けられる。
今回の東京オリンピックではオフィシャルカードをはじめとしたVISAカードを活用し、キャッシュレス決済でスムーズかつお得に観戦を楽しむことをおすすめする。