帰省や旅行、仕事などで飛行機に乗る機会がある人は、飛行機の搭乗でもそれ以外のシーンでも、マイルを貯めてお得に飛行機に乗りたいと考えている人が多いだろう。
今回は数あるクレジットカードの中でも、マイラーにおすすめのクレジットカードを紹介する。
目次
JALマイル系
JALカード
クレジットカードの利用に応じて直接JALマイルが貯まるカードだ。
ユーザーは片道で500マイル、往復で1000マイル引きで航空券と替えられるキャンペーンも行われているためお得だ。
年会費は初年度無料。
※2年目以降:2,160円(税込)
マイルが貯まるシーン
200円ごとの買い物で1マイルが貯まる。
還元率は0.5%と特別高いわけではないが、食品、衣類、書籍、家電など、日常生活の買い物をJALカードで行うようにすれば貯めていきやすい。
・ETCカードで貯める
ETCカードを無料で発行でき、ETCの利用料金に応じてマイルがつく。
・JALカード特約店で貯める
JALカード特約店では200円につき2マイルと、通常の2倍のマイルが貯まる。
特約店の中には、JALグループ航空券の購入や、JAL機内販売なども含まれる。
スーパー、コンビニ、家電量販店等もあるため、普段の生活でも積極的に使うようにしたい。
主なJAL特約店は以下だ。
- イオン
- ファミリーマート
- ノジマ
- ロイヤルホスト
- ハックドラッグ
- 松坂屋
- 大丸
ボーナスマイル
JALカードを持っていると、基本マイル以外にもボーナスマイルが貯まる。
普通カードの場合、入会時1000マイル、毎年初回搭乗ボーナス1000マイルがもらえる。
JALカードの場合、区間基本マイルの10%が貯まる。
JALカードショッピングマイル・プレミアム
年会費3,240円(税込)でショッピングマイルの還元率が100円で1マイルとなるサービス。
カード会員本人が加入すれば家族カードにも適用されるため、夫婦や家族間で家族カードを持って利用すれば、より早くお得にマイルを貯めることができる。
JMBローソンPontaVISA
Pontaポイントをマイルに交換できるだけでなく、ローソン系のショップで買い物をするとJALマイルが貯まるカード。
ローソンとPontaポイントの加盟店でコツコツポイントを貯められるため、陸マイラー向けのカードだ。
年会費無料のため、費用をかけたくない人にもおすすめだ。
マイルが貯まるシーン
・ローソン系ショップで貯める
ローソン系のショップでカードを利用して買い物をすると、Pontaポイントが100円につき2ポイント貯まるため、還元率2%となる。
(※通常の加盟店では100円につき1ポイント)
対象となる店舗は、以下の通り。
- ローソン
- ナチュラルローソン
- ローソンストア100
- ローソンマート
また、昭和シェル石油、AOKI、KFC(ケンタッキー)、大戸屋、ゲオなどを利用すると最大で100円につき2ポイント貯まるため、幅広いシーンでポイントを貯めることができる。
・Pontaポイント+JALマイルで貯める
ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100でのクレジットカード支払いで、Pontaポイントと別にJALマイルが直接貯まるサービスも実施されている。
200円ごとに1マイルが貯まるうえに、100円ごとに2Pontaポイントが貯まる。
Pontaポイントは2ポイントで1マイルと交換できるため、200円の買い物で合計2マイルが貯まる計算になる。
JAL Club-Aカード
ボーナスマイルが充実したミドルクラスカード。
通常のショッピングなどで貯まるマイルは通常のJALカードと同様だが、入会時、JAL便利用時などのボーナスマイルはJALカードよりも優遇されているため、JALをよく利用する人におすすめだ。
年会費は10,000円(税抜)。
マイルが貯まるシーン
通常は、200円につき1マイルが貯まる。
特約店で買い物をすると200円につき2マイル貯まり、還元率1.0%となる。
ボーナスマイル
入会ボーナス5000マイル付与のほか、毎年初回搭乗ボーナスとして2,000マイル付与される。
さらに、区間ボーナスマイルが区間の25%付与される。
通常のフライトマイルもつくため、年が明けて初めてJALグループ便を利用する場合には以下3種類のマイルがもらえる。
- 通常のフライトマイル
- 初回登場ボーナスマイル
- 区間ボーナスマイル
年に1~2回海外へ行く機会があるのであれば、年会費を支払っても十分に元は取れるといえる。
ANAマイル系
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
JCBが発行する、ANAと東京メトロの提携カード。
クレジットカードの利用に応じたOkiDokiポイント、東京メトロのメトロポイント、ANAマイルの3つのポイントが貯まるお得なカードである。
通勤、通学などで東京メトロの都営地下鉄を利用する人におすすめだ。
年会費は初年度無料。
※2年目以降:2,000円(税抜)
マイルが貯まるシーン
・電車に乗って貯める
東京メトロの定期券購入、オートチャージなどでポイントが貯まる。
通常の乗車でも、1乗車につき平日は5メトロポイント、土日祝は15メトロポイントが付与される。(定期券の区間は除外)
100メトロポイントを90マイルに移行出来る。
・ショッピングで貯める
クレジットカードの支払い1,000円につき、1ポイントのJCBのOkiDokiポイントが貯まる。
1OkiDokiポイントは、5マイル or 10マイルに移行出来る。
年間5,000円の有料のポイント移行コースだと10マイルで移行可能。無料のポイント移行コースだと5マイルと交換になる。
ボーマスマイル
ANAの搭乗ごとに区間基本マイレージ+10%のボーナスマイルが貯まる。
翌年度以降、カードを継続すると1,000マイルがプレゼントされる。
1マイル=2円相当と言われているため、ボーナスマイルだけで年会費の元は充分取れる。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
全日空とアメリカン・エキスプレスが発行するカード。
年会費は7,000円(税抜)かかるものの、ANAマイルを貯めたい人をはじめ、充実したトラベルサービスを受けたい人におすすめだ。
マイルが貯まるシーン
・ショッピングで貯める
通常のクレジットカード利用の場合、100円の利用につき1ポイントが付与される。
貯まったポイントはマイルに移行しなければ航空券などの交換はできない。
ポイントはポイント移行コース(年間6,000円+税)登録期間中であれば無期限で貯まる。登録していない場合は3年間有効。
・ANAカードマイルプラス提携店で貯める
ANAカードマイルプラス提携店のカード利用で、通常のポイントに加え、100円の利用につきて1マイルが自動積算される。
提携店には、主に以下がある。(一例)
- セブンイレブン
- 高島屋
- 阪急
- 大丸
- 松坂屋
・ANAグループで貯める
ANAグループでの支払いでは、1.5倍のポイントがつく。
ボーナスマイル
入会時、継続ごとに1,000マイルが付与される。
また、スターアライアンスメンバーを含む世界中の通常のマイル+10%のボーナスマイルが付与される。
ANAグループ便の利用では通常のフライトマイルに加えて、搭乗ごとに区間基本マイレージの+10%のボーナスマイルがもらえる。
ANA JCB 一般カード
全日空とJCBカードの提携カード。
ANAマイレージクラブ、クレジット機能、楽天Edyの2つの機能が1枚になっており、バランスよくマイルを貯めていきやすい。
クイックペイ、ETCなども追加付帯ができるため、日常生活に便利なカードだ。
年会費は2,160円(税込)。
マイルが貯まるシーン
・ショッピングで貯める
クレジットカードの支払い1,000円につき1ポイントのOkiDokiポイントが貯まる。
1 OkiDokiポイントは、5マイル or 10マイルに移行できる。
年間5,000円の有料のポイント移行コースだと、10マイルで移行可能。無料のポイント移行コースだと、5マイルと交換になる。
なお、ボーナスポイントの以降も可能で、その場合には1ポイント=3マイルとなる。
・楽天Edyで貯める
楽天Edyで支払いをすると、200円につき1マイルが貯まる。
ボーナスマイル
入会ボーナス1,000マイル、毎年のカード継続ごとに1,000マイルがプレゼントされる。
ANA・提携航空会社便に登場するごとに区間基本マイレージ+10%のマイルが貯まる。
自分に合った方法でマイルを貯める!
今回紹介したようなクレジットカードならば、お得に、効率的にマイルを貯めることができる。
- 旅行や仕事などで定期的に飛行機に乗り、マイルを貯める
- 飛行機に乗るのは年1回程度で、普段の買い物などでマイルを貯める
上記のように、マイルを貯めるペースや方法は人それぞれだ。
ライフスタイルに合った方法で、上手にクレジットカードを活用してマイルを貯めていきたい。