みずほ銀行が国内初のスマホデビット決済サービスを発表!キャッシュレス決済が一気に加速する!

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みずほ銀行は13日、JCB、大日本印刷と協業し、来春からスマホデビット決済サービス「スマートデビット」を開始すると発表した。

これにより、みずほ銀行口座を持っていれば、スマホをかざすだけでデビット決済ができるようになる。

対応機種はFeliCa(おサイフケータイ)に対応したAndroid 4.4以上の端末。現在のところiOSには非対応だ。

全国に65万台あるQUICPay+加盟店で利用可能。なお、利用は実店舗に限定される。

従来のデビットカードと同じく、決済代金はみずほ銀行口座から直接引き落とされ、アプリでは残高や、利用明細が簡単に確認できるという。

また、本サービスの開始にあわせて、従来の「みずほ銀行アプリ」は機能統合され、「みずほWalletアプリ(仮称)」として生まれ変わる。

スマートデビットの申し込みは、「みずほWalletアプリ(仮称)」から行えるようになる予定。

「みずほダイレクト」のアカウントがあれば、アプリを通じて即時登録・即時利用できる。仮想カードの券面は9種類から選択可能だ。

スマホを介したデビットカードの発行は国内初。これを皮切りに、スマホ決済の多様化が進んでいくことが予想される。

現金払いよりもメリットの多いデビット決済

スマートデビットは、これまでスマホ決済を利用していなかった層におすすめしたいサービスだ。具体的には、以下の3つのメリットがあげられる。

  • 口座残高の範囲内でしか利用できないため、使いすぎの心配が無い
  • 通帳を見なくても、アプリで簡単に残高と明細を確認できる
  • 日常的な買い物であれば、ATMから現金を下ろす手間がなくなる

他のスマホ決済サービスである「Apple Pay」「楽天Pay」などは、クレジットカード決済や、あらかじめチャージする方式がメイン。

前者は使いすぎの心配、後者はチャージの手間がネックとなり、現金決済を選ぶ層には届いていない印象がある。

また、従来のデビット決済に関しても、カード発行にかかる時間、申し込みの手間を面倒に感じ、利用しなかったというユーザーは少なくないだろう。

今回のスマホデビット決済は、クレカ決済の「使いすぎ」デビットカードの「申し込み、管理の手間」のふたつを解決した決済手法だと言える。

なんとなく現金払いを続けている、という層にキャッシュレス化を促す戦略としては非常に優れていると言えるのではないだろうか。

ポイントが貯まるクレカ決済か、管理しやすいデビット決済か

なお、「スマートデビット」利用でのポイント還元やキャッシュバックは、今のところ発表されていない。

「Apple Pay」などクレジットカード型のスマホ決済では、カードに応じてポイントが還元されるので、お得感でいえば当然クレカ決済のほうが上だ。

また、カード型の「みずほJCBデビットカード」は、毎月の利用額の0.2%が現金でキャッシュバックされる。

デビット決済を利用しつつ、利用額を還元したいのであればカード型が選択肢に入るだろう。

とはいえ、「スマートデビット」は、還元率を求める層より、お金の管理・支払いを楽にしたい層に向いたサービスだ。

スマホ一台で財布を持たなくて良いというのは、精神面にも優しい。

なお、JCBは、今回みずほ銀行に提供した「JCBモバイルデビットカードサービス」を、今後他の金融機関向けにも提供していくとしている。

みずほ銀行以外の口座を持つユーザーも、スマホでデビット決済ができるようになる日も遠くないだろう。

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