JCBがインド決済公社と提携。インドでのクレジットカード利用がしやすくなる!

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株式会社ジェーシービー・インターナショナルは2017年5月8日、インド決済公社NationalPayments Corporation of India(NPCI)と提携し、今後2~3年以内にインド国内のJCB加盟店・ATMで、JCBカードの取り扱いを可能にすることを発表した。この取り組みで、来年4月からは国内の100万以上の加盟店・約20万台のATMで、JCBクレジットカードの利用が可能となる。

JCBは、今年4月にインド国内に現地法人を設立した。2018年中には、JCBブランドのクレジットカード「JCB-RuPayカード」を発行予定。

現金支払いからキャッシュレス化へと変化しているインド。高額紙幣も廃止へ

NPCIが運営する国内専用の電子決済サービス「RuPay(ルペイ)」は、ここ数年、インド国内で急速に普及。2012年より発行が開始されたインド独自のデビットカードである「RuPayカード」の発行枚数は、2013年から2016年で約15倍となっている。また、大手電子マネー決済サービス「paytm(ペイティーエム」の利用者は、約1.7億人にのぼる。

以前は現金支払いが主流であったインドだが、昨年11月、電子決済の普及・脱税防止などを理由に、高額紙幣である500ルピー札・1000ルピー札を廃止した。また、国営の保険料やガソリンスタンドなどの支払いをクレジットカードやデビッドカードで行うことにより、従来の料金よりも割引にするというサービスなども開始している。

JCBカード利用可能で、日本人観光客も便利に!

インド国内ではキャッシュレス化が進んでいるものの、電子決済サービスの入金がインドの銀行口座からしかできなかったり、クレジットカードもインド国内発行のものしか使用できないなど現地住民を対象としたもので、インドへの旅行者が電子決済サービスを利用するハードルは高かった。

クレジットカードが利用できる場所もあるものの、高級ホテルやショップなど一部の店舗に限られていたため、旅行者は現地でインドルピーに両替する手間がかかっていた。

日本政府観光局(JNTO)の調査によると、日本からインドへの年間訪問者は、2011年の5万9,354人から、2015年には10万3,084人と、大幅に増加している。

今回の取り組みで、インドに旅行へ行く日本人観光客も、加盟店であればJCBカードで支払いが可能となるため、飲食店やショップなど、旅先での支払いがスムーズになる。JCBカードの利用店舗拡大は、現地住民だけでなく、今後インドへの旅行を考えている、インドへ行く予定がある日本のクレカユーザーにとって、嬉しい流れと言えるだろう。

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