タクシー料金、クレジットカード決済時の注意点!領収書、海外での利用方法は?電子マネーやアプリなど新サービスも登場

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細かい金額を出すのが面倒というとき、千円札や小銭がないときなど、タクシーでクレジットカード決済ができると便利だ。基本的に、タクシー料金はクレジットカードで支払いができる。

しかし、タクシー料金をクレジットカードで支払うことに抵抗を持つ人もいる。「運転手に断られた・渋られたことがある」「時間がかかりそう」などの理由からだ。そんなとき、どのタクシーでクレジットカード決済ができるのかを知っていれば安心して乗車することができる。

本記事では、タクシー料金をクレジットカードで支払う方法、クレジットカードが使えないタクシーの見分け方、領収書が必要なときの対応など、タクシー料金のクレジットカード決済に関する基本と注意点をまとめた。

また、チップが気になる海外のタクシーでクレジットカードを利用する方法や、電子マネーやアプリなどのクレジットカードに関連した新しいサービスなども紹介していく。

タクシー料金をクレジットカードで支払う方法

タクシー料金をクレジットカードで支払う方法は、普通の買い物のときと同様だ。支払いをする際に「クレジットカードで支払う」ことを伝え、タクシーに設置されている端末で決済を行う。暗証番号入力ではなく署名をする場合が多い。

タクシー料金をクレジットカードで支払えない3つのパターン

基本的に、ほとんどのタクシーでクレジットカード決済ができると考えて問題ないが、中には対応してもらえないタクシーがある。注意すべきなのが、以下の3つのパターンだ。

国際ブランドのロゴ表示がない

クレジットカード決済ができるタクシーには、窓やドアなどタクシーの車体の分かりやすい位置に、国際ブランドのロゴが貼られている。逆にこれがないタクシーでは、クレジットカードを利用できない。

都市部ではほぼないが、地方ではまだクレジットカード決済を導入していない会社や、車体によって対応ができない場合もある。

タクシー運転手がクレジットカードでの支払いを拒否する

前述の国際ブランドの表示があるにも関わらず、「機械の調子が悪い」「取り出すのに時間がかかる」などカード決済を断られたことのある人もいるかもしれない。

こういった場合、実際には「カード決済の手数料が運転手持ち」という理由が隠れている可能性がある。今はあまりないはずだが、一部の会社にはこの制度が残っていることがある。その場合、運転手の手取りから手数料が引かれるため、クレジットカード決済ができる状況でも、現金での支払いを求められることがあるのだ。

トラブルを避けるためには、乗車前にクレジットカードでの支払いができるか運転手に確認しておくと良いだろう。電話でタクシーを呼んだ場合も、乗車前の確認は行った方が良い。

クレジットカード決済用の端末が使えない

山奥などの電波状況の悪い地域では、オンラインでのやり取りを必要とする端末が本当に使用できないということがある。また、高齢の運転手や研修不足などの理由で端末を扱えないという場合もあり得る。こういった場合を防ぐためにも、やはり乗車前にクレジットカードでの支払いができるか確認しておくと良いだろう。

タクシー料金をクレジットカードで支払った場合、領収書はどうなる?

通常、タクシー料金のクレジットカード決済でも領収書は発行してもらえるが、発行が義務というわけではなく、タクシー会社によって対応が異なる。

本来領収書は、現金で支払ったことを証明するために発行されるもので、クレジットカードで料金を支払った場合、厳密にはお金を支払うのはクレジットカード会社となり、クレジットカード利用者から代金を受け取っているわけではない。

そのため、カード決済で領収書がもらう場合、但し書き欄などに「クレジット利用」と書かれている。タクシー会社によっては領収書がもらえないこともあり、その場合、一般的に、作成者の氏名・宛名、日付、内容、金額、支払い先が記載された「利用伝票」を代用とする。

海外のタクシーでクレジットカードを使用する場合

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日本国内だけでなく、海外のタクシーでクレジットカードを使用したいという場合もあるだろう。

クレジットカードが利用できるタクシーの見分け方は、日本国内と同様だ。海外ではまとまった現金を持ち歩かないことが多いので、クレジットカード決済に対応できるタクシーは多い。とはいえ余計なトラブルに巻き込まれないためには、乗車前にクレジットカード決済ができるかを確認しておいた方が良いだろう。

また、国や地域によっては、タクシー料金に加えてチップが必要な場合もある。その場合、クレジットカードでどう支払えば良いのだろうか。アメリカの都市部などでは、専用の端末でチップの額を入力できるタクシーが増えているようだ。また、そういった端末がない場合は、伝票にチップの額を記入する、またはチップのみ現金で払うといった対応になる。

なお、タクシーのチップの相場は、地域ごとに確認をした方が良いが、およそタクシー料金の10~20%になるようだ。

電子マネーやアプリなどタクシー料金の新しい決済方法

電子マネー対応のタクシーも増えている

最近ではクレジットカードだけでなく、電子マネーが使用できるタクシーも増えている。

クレジットカードにも電子マネー一体型のカードがあり、チャージなどでポイントが貯まることから、電子マネーで支払いたいという場合もあるだろう。電子マネー対応のタクシーには、クレジットカードと同様に車体にロゴが貼られている。不安な場合は、念のため、クレジットカードと同様に乗車前に電子マネー利用ができるかを確認しておいた方が安心だろう。

タクシー業界の大手4社と呼ばれる大和自動車交通、日本交通、帝都自動車交通国際自動車(kmグループ)の電子マネーへの対応を確認してみよう。

大和自動車交通ではSuicaが利用可能だ。2013年からの交通系ICカード全国相互利用サービス開始からはPASMO、Kitaca、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、も同様に使え、地方都市でも安心して電子マネーでの支払いができるようになった。他にiD、QUICPayも使える。これは日本交通でも同様だ。

交通系電子マネー

帝都自動車交通と国際自動車(kmグループ)では交通系IC以外はiDのみ対応している。

支払い方法は、「電子マネーで支払う」ことを伝えれば、運転手が決済端末を出してくれるので、そこにカードをかざせば完了だ。ちなみに、電子マネー対応のタクシーで、乗車時に決済端末が見当たらないことがあるが、現金での支払い時に使用する受け皿の下にしまわれていることも多い。

配車から支払いまで一括でできるアプリの登場

最近では、事前にダウンロードと登録を済ませておけば、現在地の情報からすぐに配車手配ができるタクシーアプリも登場している。「タクシーアプリ」でネット検索するといくつものアプリがヒットするので、対応地域や、支払い方法などから、利用しやすいアプリを選ぶと良いだろう。

たとえば、世界的に有名な「Uber」は、日本では都内の一部地域でしか使えないが、海外旅行時に役立つことが多い。事前にクレジットカードを登録しておくので、支払いまでアプリで一括してできるのも便利だ。

uber

日本国内、47都道府県すべてで対応できるアプリでは、「全国タクシー」というアプリもある。支払いは車内で行うが、現金、クレジットカードの他に、Apple Pay、ドコモケータイ払い、auかんたん決済、Yahoo!ウォレットと、支払い方法の選択肢が多い点が便利だ。

全国タクシー

まとめ

日々の支出をクレジットカードや電子マネーなど現金以外の方法でまとめる人も多い中、タクシー業界もそのニーズに対応し、クレジットカードを始めとする、電子マネー、アプリなどさまざまな支払い方法に対応し始めている。

こういった決済方法を利用することで、ポイントなども貯まるため、利用者はより便利かつお得にタクシーに乗車することができるようになるだろう。

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