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カードが使えない?クレジットカードが止まる理由と対処方法

カードが止まる

クレジットカード決済を行おうとした際に、カードが使えないという場面を経験したことがある方もいるだろう。

前日までいつものように使用出来ており、心当たりがないのにカードが使えなくなっていれば、驚いて焦ってしまう。

しかし、カードが使えなくなる理由を知っている事で、焦らずに対処が出来るはずだ。

本記事では、クレジットカードが利用停止になる理由と、対処方法を紹介する。

利用限度額を超えた

カードが利用できない理由として最も可能性が高いのが、限度額を超えた場合だ。

それぞれのカードには、カード会社が定めた利用限度額が設定されており、限度額の中でショッピング枠やキャッシング枠が利用可能となる。

しかし、限度額を超えてしまうと、即座にカードは使えない状態となり、一部または全ての支払いを行うまでカードを利用出来ない。

リボ払いや分割払いなどを利用している場合には、合計利用金額を改めて確認する必要があるだろう。

支払い延滞による利用停止

クレジットカードの利用残高は、指定の引き落とし日に口座から引き落とされているはずだ。

しかし、引き落とし口座の残高が不足している場合は引き落としができず延滞となり、利用停止の措置が取られる可能性がある

延滞時は指定の振り込み先へ請求金額を送金することで、カードの利用停止が解除されるケースが多い。

ただし、延滞を繰り返している場合は、利用停止ではなく強制退会となる場合もある。

支払い後も利用停止状態が解除されない場合には、カード会社へ確認が必要だ。

有効期限切れ

有効期限が切れているカードは利用出来ない

カードに記載されているものの、常に有効期限を意識している方は少ないだろう。

また、有効期限の1週間ほど前になると、新しいカードが送付されてくる場合がほとんどののため、古いカードを使い続けることも多くはないはずだ。

しかし、必ず新しいカードが手に入る訳ではない。

カードは本人が直接受け取らなければならないため、留守の場合には受け取ることが出来ない

つまり、引っ越し後に住所変更を行っておらず届かないというケースなどもある。

また、カード会社では更新時には再度審査を行っている。

新しいカードが届かない場合に最も可能性が高いのは、審査に落ちてしまい更新されないことだ。

有効期限を確認し、期限が切れている場合には新しいカードが届いているかどうかを確認しよう。

届いていない場合は、カード会社に連絡を入れることをおすすめする。

規約違反行為が疑われる場合

通常はカードとともに、カードの利用に際する注意事項「約款」が送付される。

しかし、非常に細かい文字で書かれているため、隅々まで目を通す方は少ないだろう。

記載されている内容に違反する行為が認められた場合、もしくは疑われた場合であっても、カード会社の判断で利用を停止することができる。

違反行為であると判断されるケースで多いのは、ショッピング枠を現金に換金する目的で利用する「クレジットカードの現金化」である。

商品券や新幹線の回数券などの「換金率の高い商品」を複数購入した場合には、現金化を疑われカードが使えなくなる事がある。

カード会社への連絡、説明を行うことで利用停止が解除されるケースが多い。

もしくは一括返済を求められ、返済後に解除となる事もある。

個人のカード利用状況や、カード会社ごとに対応が異なるケースでもある。

不正使用検知システムの作動

検知システムとは、コンピューターでモニタリングを行うシステムである。

カード自体に問題が発生していないか、不正利用が疑われる利用がないかを監視しているのだ。

システムはカード利用傾向を記憶しているため、主に国内での利用がメインのカードを海外で利用した場合には、「不正利用の疑い」としてカードを利用停止にする場合がある

海外で利用する予定がある場合は、事前にカード会社に連絡を入れておくと安心できる。

また、1ヶ所で何度もカード決済を行った場合も一時利用停止となる場合がある

この場合、基本的には本人確認が完了すると直後にカード決済が可能だ。

本人確認の方法は、カード会社から連絡が入る、もしくは自分から連絡を入れる方法が一般的である。

磁気ストライプやICチップのトラブル

利用限度額などに問題はなく、磁気ストライプに何らかの異常が起こり利用不可となる場合もある。

磁気ストライプとはカード裏面の黒や茶色の帯で、読み取りを行う部分だ。

また、ICチップの異常による利用不可というケースも考えられる。

ICチップには暗証番号が暗号化されて記録されており、支払いを行うシステムだ。

よって、ICチップが読み取れない場合でも、サインで支払いを済ませることはできることを覚えておこう。

暗証番号ではなくサインでの決済を申し入れた場合、磁気ストライプの読み取りを行うこととなる。

読み取りが出来た場合、ICチップの異常であると判断して良いだろう。

まずはカード会社へ連絡

カードが使えなくなった際、利用停止となる心当たりがない場合は焦るものである。

今回紹介した停止の理由と照らし合わせ、当てはまる内容があれば対処方法も参考にしてもらいたい。

どうしても理由が分からない場合には、カード会社へ連絡を入れる事をおすすめする。

直接カード会社へ問い合わせを行う方法が、最もスムーズに解決する方法でもあるのだ。

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執筆・編集

オトクレ編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

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